💡個人的に、ブリーチ剤の種類で 大きく「リフト力」が変わるとは思いません。
脱色剤は(使い方 次第)で 大きく変わります!
(どのブリーチ剤を使っても 髪質に合わせてやり方次第で狙った通りに明るくなります😃)
ブリーチ剤は「温度、熱、時間」の順番にリフト力が変化がするのですが、実は「⇧メーカーによる明度やダメージの差は 使い方次第で いくらでも カバー出来ます😃」
※日本の薬事法でオキシドールが6%までしかカラー剤に使えないので、薬剤の違いだけで言えば 実は微差の範囲です。
🅰️ブルーブリーチ、ホワイトブリーチ等を比較した結果 毛束でトーンの差は微差でした😃
目次(見出しへ移動)
⭕️ウエラパウダーブリーチの特徴と髪のダメージを抑える方法
ウエラのパウダーブリーチの特徴は?
現存するブリーチ剤の中でも「基本に忠実で ブリーチ力も高く 抜けも比較的早いので 使いやすいブリーチ剤の1つです😃」
他社のブリーチ剤との比較(何が違う?)
個人的に 良いと思うのは30gずつ 小分けされてる所です。
ブリーチ力(リフト力)について
個人的にパウダーブリーチでは「ブルータイプよりも ホワイトタイプの方が痛みが少ないがブルーブリーチの方がパワーが強い」と感じているのですが、
ブルー系のブリーチ剤は 「瞬発力はあるけど 持続力はあまり高くなく、ギシギシした手触りになる事が多いです😅」
💡ウエラのブリーチはブルータイプの粉ですが、他社のブルーブリーチよりはギシギシ感が少ないと感じますが、他社のホワイトブリーチ(白い粉)よりは ギシギシした感じが残るように思います。
ウエラのパウダーブリーチでのダメージの減らし方2種類
①瞬発力は良いので 明るくなるまでの速さは良いけど「持続性にかけるので、持続性の高く 比較的ダメージの少ないクリームタイプのブリーチ剤と混ぜる事で ダメージと持続力が高くなります🤔」
※クリームタイプは液だれが少ない為 比較的持続性が高いです(けれど瞬発力は弱め)
他にも ライトナーと混ぜる事で「明るくなり過ぎず、丁度 良い明度まで上げる」事もサロンワークではよく行ないます。
※クリームブリーチを使うよりも、ライトナーやクリア剤を使う方が コスパが良い為です😃
🔍️検索ワードは「ウエラプレックス剤」
現在、サロンでは各メーカーのプレックス剤を 使う事が多いですが 慣れない内は注意が必要です⚠️
🎯プレックス剤を混ぜる事でブリーチの脱色は弱くなるので「入れすぎ注意」
プレックス剤=混ぜ物系のトリートメントは 入れすぎると 脱色力が弱くなり、ブリーチのパワーを弱くします。
ファッションカラーの時も入れすぎると色が薄くなる(入りにくくなる)ので 使い方は 各プレックス剤のルールを守って使いましょう😃
手触りは良くする!けれど 本来のヘアカラー(髪を染める!事に関しては 妨げとなる事が多いので使い方に注意が必要⚠️)
過大広告で 万能なように宣伝されてる事もありますが、「健康毛を染める場合はプレックス剤は必要ありません🤔」
客単価アップには繋がりますが「ブリーチをして髪がサラサラになる事はありませんし、髪を明るくする為には必ず 髪のダメージが付きものです」
※ここを間違えて 誰にでも薦めれば良と言うい訳ではありません。
🎯プレックス剤を使うと良い人、駄目な人の選択基準
①プレックス剤を使うべきお客様の特徴
【髪が傷んで 細くなって 切れ毛なども出来やすい髪の状態】
😱これ、もう1度でもブリーチを使うと「濡れた時に ビョンビョン髪の毛伸びて 千切れるかな?」
※本当に傷みが ひどい場合や、元から細毛さんで 傷み易い場合は 迷わず プレックス剤を薦めるのが正解です。
😅ブルーブリーチ単品使用、など何も対策を行なわずに 施術した場合 後々後悔する事に繋がります😅
②プレックス剤を使わなくても良いお客様の特徴
【バージン毛で 髪が太く真っ黒の方】
はじめてのブリーチを使ったダブルカラー🌈
ブリーチを1回~2回 後に オンカラーをする際に プレックス剤を使う意味は?
※健康毛やバージン毛をブリーチ剤を使って染める場合、オンカラー後に「アフタートリートメントをするのが正解」
明るくする為に無駄な プレックス剤は必要なく、それなら最後にトリートメントした方が 手触りも良くなり効果があります。
🅰️髪質、髪の履歴により「ブリーチのパワーを調整する為に プレックス剤を混ぜる のは1つの選択でしかない」
⭕️クリームブリーチの特徴とパワーを強くする方法
🤔クリームブリーチの特徴は?
1番の特徴としては、液ダレが少ない為狙った箇所に長時間放置することが出来ます。
クリームブリーチのデメリット
基本的にクリームブリーチのデメリットとしては、パワーが弱い事が挙げられ、明るくなるまでに 比較的時間がかかります(パウダーの約1.5倍くらい)
ですが、「ウエラのクリームブリーチは他社の製品よりかは パワーが強いと感じます」
※通常 ブリーチ剤は30分放置 と箱に書かれていますが、クリームブリーチを塗布した後「しっかりとラップやホイルで密封してると60分くらい置いても効果があります😃」
💡パウダーブリーチよりも 長時間放置しした時に 薬剤の渇き方が少なく 30分~60分での明度の上がり方は クリームブリーチが有利です(液体寄り、クリーム寄りでの比較)
クリームブリーチのメリット
①長時間放置に向いている
②キューティクルを削る箇所がパウダーよりも比較的少なく ダメージを抑えられる
💡この事から、クリームブリーチのイメージはパウダーと比較して「小さい穴から入って中をじわじわと脱色する」為、時間はかかるが、最終的な明度の差はあまりない!と言えます
🅰️ようは、あれこれ混ぜたりしなくても パウダーとクリーム(ライトナー)を混ぜて 「放置時間、塗布量、熱」を活用すれば ダメージ抑えながら 明るく出来る🎵という結論です😃
※便利なので 使い分けはした方が楽ですが😅
⭕️パウダーブリーチとクリームブリーチの使い分け(根元リタッチ、既染部)選び方
ブリーチのリタッチ(根元染め)はどれを使ったら良い?
比較的 硬めのブリーチ剤を使う美容師さんが多いです。
オキシドールに関しても硬めのオキシを選択する事で「液ダレの心配を少なくする事が出来ます」
全体的にブリーチで染める時はどれを使ったら良い?
全体染めの注意点として「なるべく早く、均等な塗布量が好ましく」硬めのブリーチ剤では 髪の毛に浸透するのも遅く、ムラになりやすいので「比較的軟らかな薬剤が好ましいです」
既染毛をブリーチする時は何を使ったら良い?
既染毛(1度ブリーチ履歴がある箇所)には 弱めの薬剤で 前回の染料をとばす だけで十分です。
🎯ブリーチ剤の使い分けまとめ
- 真っ黒(バージン毛)からのブリーチには 軟らかなブリーチ剤の粘度を選択して素早く塗布します
- 根元のリタッチは 硬めのブリーチ剤を選択して 明るくなりにくい場合は ペーパーやホイルなどを被せて リフト力を上げます
- 既染毛へのブリーチアプローチは 硬めで弱め(クリームブリーチ系)を使い 「明るくなりにくい場合は 追いブリーチを行います」
※その他 状況に合わせて「ブリーチ剤の粘度(硬さ)、パワー(パウダー/クリーム/ライトナー)を調節」ラップやホイル、ペーパーを活用して 使い分けを行ないます💯
🎯パウダーブリーチとクリームブリーチの違い(参考動画)
(ラップによる密封や、混ぜたりしない場合での染まり方の違いが見れます)結論⇨「そのままだと 完全にパウダーブリーチとの明度の差が出ています」
この場合 密封したり クリームブリーチに5%でもパウダーブリーチを混ぜる事で 明度が変わります。
🔰この様に 何を使えば どのくらい明るくなるのか?
それぞれに、何%混ぜるとどうなるのか?その結果を活用してサロンワークでは 対応していきます。
🎯あとがき
今回は パウダーブリーチ、クリームブリーチ、薬剤の粘度や「熱、時間、塗布量」の重要性と 考え方を解説しました。
後は、お客様に合わせて それぞれ仕入れているブリーチ剤に置き換えて 「実験、検証、改善」を繰り返して 自分の正解を見つけてみて下さい😃