この記事で解ること
今回の記事では おばちゃん(おばさん)に見えない髪型の考察についてを紹介していきます。
具体例に 僕がおばちゃん世代のカットの際に「これさえ気を付けてれば格好良く見えるよね?」といった 新おばちゃんカットの要点を提案しています😎
⭕️おばちゃんの髪型が何故ダサいのか?
↑フリー素材 です(良くテレビにも出てるらしい😃)まぁ、未だにおばちゃんパーマとおばちゃんカットの代表と言えば↑という感じです。
おばちゃんパーマ&カットスタイルのメリットとしては↓
①手入れが簡単です
ムース付けるだけです😆
美容室でかけた当日は、このくるくるにかかったパーマをブローで綺麗に伸ばします😅
ブロー覚えたての美容師アシスタントさんや、中間生等は「ブローするなら、パーマかけんなや!」と思われる方も多いかと思います。
でも、長年美容師していると「おばちゃんパーマはそういった理屈やないねん!」という結論に達します😎
ダサい髪型の特徴
ただ、ぶっちゃけ面白いけど ダサいですよね?
大仏さんか?といった 丸いシルエット
おばちゃん代表の髪型がダサく見える理由としては、シルエットが「丸坊主と同じだからです」
日本人に多い 頭の形に関する悩みベスト3↓
「ぜっぺき頭、ハチが張っている、トップが潰れている」
この3つの 要素を持った日本人である おばちゃん世代が「真ん丸シルエットを選択」する事は
骨格の悩みを一切補正してない!ので ぶっちゃけダサくなるのは 致し方ありません😅
⭕️おばさんに見えない髪型を提案します
おばさんっぽく見えない髪型はシルエットで決まります↓
ウエイトと言うのは、後頭部の「ボコッと」飛び出てる箇所を指すのですが、
↑の画像では 低めのグラデーションがついています。
2つの画像では ウエイトが高めでも、低めでも格好良く見えるかと思います。
格好良く見える髪型のシルエットはメリハリがあります
ウエイトがどの位置にあっても メリハリを付ける事で ヘアスタイルは格好良く見えます😃
ポイントとしては↓
①ウエイトの位置からの急激な締まり
グラデーションの下にレイヤーを合わせる事で (丸みからのくぼみ)で メリハリがつきます。
美容室で女性がお客様なので 「丸みは必要です😎」
でも、丸みだけだと「丸坊主シルエットとなり、ダサくなります」
そこで、襟足やサイドのアウトラインをシュッと締める事でメリハリのあるひし形シルエットになります(1番下の長さにあたるのがアウトラインです)
②アウトラインを繊細な毛束で作る
アウトラインはヘアスタイルの中の玄関口の様なものです🤔
必ず誰もがチェックする場所。
ヘアカットにて、毛束感が 自然と作れる様に「上下、左右」からの質感調節を入れたカットを行う必要があります😎
⭕️パーマも昔のやり方ではダサいので かけ方にもメリハリをつけます
ぶっちゃけ、おばちゃんパーマ(ベリーショート)でも
おばさんパーマでも(ショートボブ~ミディアムヘア)でも、
トップから襟足に向けて 少しずつロッドを小さくしていくのは ダサくなります(パーマの際に髪に巻いてるやつ)
襟足はピタッと引っ付く様に 少しゆるめにパーマをかけて、
サイドのアウトラインも、毛先が柔らかく動く程度が 最高に格好良いんです。
いわゆる大仏さんパーマの様な 上から下まで クールクルでは駄目です😵
例え、耳を全部出すスタイルであっても 襟足を刈り上げるスタイルでも、
上がフワッとして、下がシュッとしてるとメリハリがあって 格好良くなります😃
上半分がグラデーションで 、下半分はレイヤー↓
(長さでレイヤーを入れる場合と、毛量や質感でレイヤーに見える様に削ぐ場合)があります😎
良ければ参考にして下さいね。
(↓に記事を全て掲載していますので ご覧ください😃)