⭕️ヘアカラーやブリーチのしすぎで毛先がチリチリになってしまう原因とは?


この記事で解ること

今回の記事では ブログに寄せられた質問に対しての解答を解説していきます。

質問内容

ヘアカラーのしすぎで髪がチリチリになってしまったのですが、どうして髪の毛がチリチリになったのですか?

私の髪質の問題ですか?

↑と言う内容でした。

 ヘアカラーやブリーチを繰り返した結果、毛先がチリチリになった時に残されている 選択肢は 残念ながら、あまり多くはありません😅

その中で、腑に落ちないであろう 「チリチリになった原因」は何なのか?と言う事です。

そこで、髪の毛がチリチリになる原因についてを 詳しく解説していきます。


⭕️毛先チリチリ(びびり毛)になるとどうなるの?


毛先チリチリになった事が無い方もいると思いますので 実際にチリチリになった状態を見てみましょう😅↓

毛先チリチリ イメージ


僕も 昔から何度もセルフでブリーチを繰り返しやってます(現在進行形)ので、何度か経験はあります😅

全員が ブリーチを繰り返すと チリチリになる訳ではありませんが、

(大抵ブリーチ 4回目あたりで 普通毛~細い髪の毛の方は 毛先が溶け始めて チリチリとしてきます😅)


中には ブリーチ以外でチリチリになる事も ありますが、大抵は ブリーチ絡みな事に 間違いはありません。

チリチリになったり、髪が濡れている時に 溶けた感触や、毛先が指に引っ付いてきたり、プチプチ切れたりと 正直 かなり嫌です😵

そこで、髪の毛がチリチリになる原因とは?という事で、

まずは その原因を未然に防ぐ為にも、原因についてを 詳しく解説します😃



⭕️髪の毛がチリチリになった原因は残念ながら美容師です

僕は 他所の美容師さんをネットで悪く言うつもりは 全くありません。(むしろ失敗の手直し?や、リカバリー的な事を売りに 他所の美容師を下に見て 集客してる方が苦手です😅)


どちらかと言うと (自信が無いのに)難しい髪質に対しての 施術を断り切れない、その優しさは 良いと思いますが、


 それならば もっと勉強したら良いのに😎と心の中で 思ってます。

正直な所、本当に髪の状態とメニューを考えると 「ちょっと このお客さんに これは無理やろ?」という事も たまにあります。


最近は 薬剤も本当に良くなってきてるので、大抵の場合は それでも 出来てしまうのですが  

どうしても 悪い結果しか イメージ出来ない様なら 要望を白紙に戻して、 別の提案をします😃


⭕️美容室で髪がチリチリになるメニューベスト3と未然に防ぐ方法

美容師目線で 髪がチリチリになる「美容室でのメニューベスト3」と、それを未然に防ぐ為の 薬剤の取り扱い方について 紹介します。


髪がチリチリになるメニュー

3位 パーマ(デジタルパーマ)

デジタルパーマには 薬剤によっては、パーマをかけたい箇所に 薬を着けたまま ロッドを巻いて ロッドに熱を加える というパターンでかけるものと

薬剤を流して 巻いてかけるものと 大きく2つあります。

類似してる技術では、エアウェーブは ロッドに熱が加わるというよりも 上記 デジタルパーマの工程で 薬剤を流した後で ロッドを巻き 風で乾かすタイプがあります。

このデジタルパーマで1番やってはいけない事が 必要以上に 強い薬剤を使ったり、ロッドにあたる熱の温度を高くする事です。

パーマは簡単に説明すると、 1つ目の薬剤で 髪の毛の内部のケラチンたんぱく質を 柔らかくしながら、ロッド(筒状の棒)に巻き付ける事で形がついたら、

薬剤を流した後で それを固定する2つ目の薬剤を塗布する 事で 厳密にはカタチが固定します。

ですが、1つ目の薬剤は (強い、弱い、普通)と 髪質に合わせて 選びます。


この時、既に 髪が傷んでるお客様に 強い薬剤を選択すると 髪の毛の内部のケラチンが 酷く外に 流出した結果、中に 必要なケラチンが無くなってしまいます。

このケラチンたんぱく質が 無くなった状態の 髪の毛はキューティクルも剥がれ落ちてる事が 殆んどです。


その結果、 水分が無くなる(艶が無くなる)、髪にハリやコシがなくなる、本来の髪の柔らかさも失う、手触りがざらざらする。

等、様々な 髪の毛の悩みで 挙げられる事が もれなく 沢山ついてきます😅

その状態の髪は イメージで例えるなら ミイラになったのと一緒です。

必要なたんぱく質が 無くなり、パサパサの ひからびた状態です。

その髪に パーマでロッドを巻き付けてしまうと?

バキバキに折れて 枝毛や切れ毛となって、(チリチリ毛=びびり毛)になります。

美容師目線で 何故そうなるのか?と伝えられる事は、時間短縮をしないといけない その環境が原因です😅


時間を短縮する為に 強い薬剤を使う癖がつきます(強いと早く効果が出る為)

お客様が立て込んでくると 放置時間が予定よりも 過ぎてしまう事があります。

強い薬剤を使っている場合で、髪が細いお客様に必要以上に 放置した結果↓

びびり毛が完成してしまいます。

幾つかの 条件が重なれば 誰でも びびり毛を作る事が出来ます😅


☑️美容師が扱う薬剤の取り扱い上の注意点


僕が 約20年近く美容師をして 行き着いた 薬剤選択の方法があります😃



それは、 基本的に薬剤が深部まで行き届く迄には 時間がかかる という事に元ずいて、

僕は 少なくても15分以上は そのお客様に対して 薬剤塗布後、放置しても 問題無い薬剤しか選ば無い事に 決めました。


結局、美容師が行う 薬剤を使う施術での失敗の殆んどは、短縮作業により ルールからそれた 場合に起こる事が 大半です。


髪がチリチリになるメニュー
2位 縮毛矯正

上記 内容から 全て原因と対策まで繋がります😃


縮毛矯正は パーマをかけるよりも 更に、ケラチンたんぱく質を 均等に柔らかくする必要があります。

これも 薬剤の選択ミスが 殆んどの原因です。

縮毛矯正の場合、中には薬剤を塗布後 直ぐに流すというパターンもあります。

ですが、それは正しい薬剤選択ではありません。

ダメージが進んでいる為、直後に反応すると言うのも事実ですが 直後に 薬剤が隅々まで行き渡るのだろうか?

(癖が伸びて無いパターンは この様な施術例で よく起こります😅)

例え、ブリーチをしていても 現在 酸性領域の 縮毛矯正剤があるので 「酸性タイプの縮毛矯正剤のルールを守れば 」ブリーチ毛の 大半は 何とかなります。


例え チリチリになってしまったとしても、状態を数回によって 良くする事が 可能となってきてます。

ですが、 1番肝心なのは びびり毛を作らない事であって 

それは そういう髪の状態を 見慣れた美容師にとっては そこまで 難しい事ではありません。


僕のサロンでも 結構年配のお客様が多いので、 元から髪の状態が 厳しい方が 多くいますが、 基本的に あまり深く考えなくても 慣れているので 臆する事はありません😃



髪がチリチリになる美容室でのメニュー
1位 ヘアブリーチ

昔は ヘアブリーチの際には 上から遠赤外線の熱を 当てて 温める事で ブリーチのパワーを上げる事が 当たり前に行われてました。


ですが、それは 今は殆んど行われてません。


ブリーチ剤も、各メーカーから 種類が出ており 「ケア剤も 沢山出てきてます」


個人的に それには「メーカーの 美容師を活用したマーケティング的な戦略 が読み取れてしまい」 あまり賛成(効果もイマイチ)出来ませんが、


情報が 沢山 出てきた事で、より ブリーチ剤を使った カラーが 一般的になってきたのは確かです。


10年前までは 特別派手な人しか やってなかった ダブルカラー。


今では ずいぶんと ブリーチをされる方が増えました。それによってブリーチによる損傷で過度の髪のダメージ、チリチリ毛が大量に発生したのも また事実です😅


ブリーチをしていても綺麗な髪質をキープしてる方も 勿論いますので、今回は ブリーチにより チリチリ毛「びびり毛」になりやすい人 の特徴を紹介します。


⭕️ヘアブリーチを行うとチリチリになりやすい人は?癖毛の細毛さん

僕は 自分自身が 基本ブリーチをして髪の色を楽しんでますしから、勿論 カラーは大好きです。

ですが、 癖毛のお客様がブリーチを希望されると 内心「辞めとった方が良くないか?」と 思ってます🤔


癖毛の方は 元々 髪の太さ、形状がいびつです。

ブリーチを施術しても 均等に明るくなる保証はありません。


皆さんが今まで インスタ等で 見てきた パッと目を引く綺麗な発色のヘアカラーの方はどんな髪質ですか?

(シルバーや、ホワイト系のカラー、ピンクやグレー)の画像のモデルさんは 皆 地毛がほぼストレート毛で、髪質も太すぎず、ハリコシが ある。

恵まれた髪質のヘアモデル(お客様)さん達だと思います。


逆に 太い髪の毛で 癖がうねうねしている 髪質のモデルさんが ホワイトやシルバーに染めてるのを sns上で 見たことありますか?


実際にサロンワークでも そういったお客様が ブリーチカラーを希望で来る事が 勿論あります。

ただし、実際に綺麗にグレーに染めたとしても ヘアアイロンを髪に通して 髪の面を整えて 艶感を出してあげないと 綺麗には見えません😅


そういった方には また別の提案で ブリーチをしなくても、おしゃれに染める方法があります。

⭕️癖毛や細毛のお客様にブリーチなしでおしゃれなヘアカラーを綺麗に行う方法

癖毛や細毛さんの場合は ブリーチを行う事で 縮毛矯正の施術が困難になったり、髪の毛が絡まりやすくなってしまう事を考えるとブリーチはオススメ出来ません。


どうしても、明るめのアッシュ系に染めたい場合は ブリーチで一気に髪を明るくする方法を取るよりも、

↑こんな感じや、他にも

こういった 方法を取れば それを応用していけば 可能性は無限に出てきます😃


これを、僕は今現在 1つ1つ 過去の検証から 紐解き 出来なかった事を 出来る様にする為の証拠集めと、

それを証明する 為にブログ活動を行っている訳です。

僕の場合、YouTubeもブログも集客に使うつもりは 全くありません😅

完全に 趣味です。

ゲームにもテレビにも 全く興味が無く、趣味が漫画やアニメ以外には 実験、検証、投稿、オンラインでの対話というw


若干 変わったタイプの美容師です。


と言う事で、 この辺りで 終わりますが この様な 内容の 記事投稿は 心が折れない限り 直通で1000本くらいまでは 進みますので 今後とも 心折れないで 見に来て欲しいかと思いますので、ぜひ 宜しくお願いします😎

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