⭕️ヘアアイロンで髪の毛明るくなりました!黒く染めても直ぐ戻りますか?【質問解答】



質問内容

普段ヘアアイロンを使っているのですが、段々と 髪の毛先が茶色になってきました。

制服が黒なので、遠くからでも目立つそうです。

そこで質問があります。

1.黒く染めたらまたすぐ明るくなりますか?(これからもアイロンを使いたいです)

2.染めたら髪のダメージになりますか?  

3.市販品でもきれいに染める事は可能ですか?

 

😃今回は、上記 質問に対しての答えを詳しく紹介していきます。

⭕️ヘアアイロンでヘアカラーの色が落ちる理由

今回の質問者の方の場合は、もともと黒髪だと思うのですが、ヘアアイロンは使い方が悪いと、物理的な負担が髪にかかって 髪の内部が壊されてしまい、それによりその後 「紫外線によるダメージ」で髪のたんぱく質が分解されてしまい、髪の色も変色してきます。


この現象は ヘアカラーをしている髪も同じです。

気を付けるべき所は、ヘアアイロンの温度が高温だと言う事です!

細かい事を言うなら「ヘアカラーの色が落ちてる!」「ヘアカラーの色が落とせる!」と言う訳では無いんです。

髪の内部で ヘアカラーの染料でもある色素が高温により「変色」しているだけなのです!

しかも、同時に 髪の中のたんぱく質や髪のキューティクルも壊れてしまいますので自分でヘアアイロンをする際には 温度設定をなるべく低くしましょう!

詳しくは、「色落ちしないヘアアイロンテクニック」にて(下に記載)


⭕️髪の毛染めたら傷みます。ですが、


今回のケースだと「黒染め」だと思うので髪へのダメージは 最小限に抑える事が可能です。

例えば、全体的に明るくしたい!とかならヘアカラーの原理→メラニン色素を壊して 髪の色素を脱色しソコに色が着く為に

壊す際のダメージが髪に負担としてかかりますが、今回は 黒く染める為に 脱色は必要ありません。

着色のみ なら
低アルカリのカラーで染まりますから
思っている程 傷むことは無いかと思います。

ただし、例外もあるので紹介します。

⭕️市販の黒染めはかなり傷みます!(理由あり)

(髪を黒く染める前に必要な事をまとめました🔥)
美容室には ヘアカラーする際に 
染毛剤(1剤)とオキシドール(2剤)を混ぜる事で化学反応を起こして、

それを髪に塗布する事で 染まる訳ですが、

1.2剤 共に 薬剤の種類が用途別にあるので明るくする際はパワーを上げて、明るくする必要が無い場合には下げる事が出来ます。

黒染めにパワーは必要ないので
美容室なら最小限にパワーを抑える事が出来ますが、

市販の薬剤は基本的にパワー強めで設定されていて、黒く染める際にも必要以上に黒の色素が付きすぎで キューティクルにガサガサと引っ付いている感覚?手触りがとても悪くなります。

なので、市販の黒染めには十分に注意が必要です。
僕が もし市販の黒染めを使うなら
黒染めの薬剤にコンディショナーを5.
6プッシュ混ぜてから 若干弱めてから染めるかもしれません。

なるべく美容室に行きましょう!


黒染めをした後の事について 紹介します。

⭕️カラーの色落ち防止!ヘアアイロンの仕方3選

黒染めをしても、今までと同じ様なヘアケア(ヘアアイロン操作)を行っていると 恐らくまた 直ぐに明るくなってしまうでしょう!

そこで、なるべくカラーの色落ちを防げるヘアアイロンの仕方を紹介します!

  1. しっかりと乾いた髪にアイロンをする(塗れていると蒸気爆発により髪の内部やキューティクルが破損します)
  2. 温度設定は100℃~180℃(髪質により変えていく、例えばハイダメージ100℃、癖が強くて髪が硬い180℃ 等)
  3. 髪を乾かす前にシリコンフリーのオイルをたっぷり付けて乾かし、アイロン後は ほんの少し毛先に付けてあげる
各々について 詳細を紹介していきます。

⭕️塗れた髪にヘアアイロンはダメージがヤバイ

髪が濡れていると、表面のキューティクルが開きます(開いたキューティクルは外部からの刺激を受けやすくとても脆い状態です)

しっかりとドライヤーで乾かす事でキューティクルは閉じてくれます(ブリーチ等で ダメージ大な方は除く)

  例えば、乾いた髪にアイロンをかける場合なら キューティクルがアイロンの熱から髪を保護し、表面のキューティクルが 少し損傷する程度です(アイロン操作にもよる)


けれど、濡れた髪の毛にアイロンを直接挟む場合は、キューティクルは開いている状態なので保護機能は働きません!


ジュッ!と水蒸気爆発を起こし髪の内外共に 壊します。


髪の毛の美しさをヤバイ位壊します

(ヤバ美)


濡れたまま アイロンする(半乾き)のは辞めましょう!


⭕️ヘアアイロンの適切な温度は?


率直に言うと 「人それぞれです!」
癖の強弱、髪の量、かけられる時間等により変えていく必要があります。

上記の温度を基本とするのですが、大抵の方は 160℃~180℃が多いかと思います。
(髪の毛は130℃~繰り返す事で、たんぱく質が変性し髪が硬くなります)

単純に温度が高い方が セット力も伸びも良くなります。

毛束を厚めに温度高めでやるよりも、毛束
少なめで温度低めの方が 髪にも、色落ち等にも良いので、自分のスタイルでベストな温度を探してください。
(個人的には140℃がベスト)

挟む時も 強く挟まない!
(そっと挟むくらいがベストです)


⭕️ヘアアイロン前にノンシリコンオイルの効果とは?


髪の毛をドライヤーで乾かす際に、髪の中の水分や栄養分が抜けやすくなっていて、ドライヤー後、乾燥する事があります。


ドライヤーの前にはノンシリコンオイルをたっぷりと付けて(毛先~中間に)

(根元にオイルは禁止です)

乾かした後も 少し付けてあげます。

紫外線からも守ってくれるので
夏場や乾燥する季節の時は 携帯オイルを
持って 時々チェックして 乾燥してるなら付け足すと良いでしょう!
(つけすぎると ベタつきますのでご注意下さい)



以上で 今回の質問の解答とします。

なるべくなら、傷んだ髪は切ってあげてその後に美容室で染めて、ヘアケア(ヘアアイロンの仕方)を見直してみて下さい!






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