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⭕️質問内容と関連記事
この記事は現在「黒染めか？髪色戻しを考えている方」にその両方の違いと、
黒く染めた後に⇨「ダメージ無しで」明るくする時、必要なポイントや注意点についてを「染める前に 学ぶ！」
そんな内容が多く含まれています🎵
髪の悩み解決シリーズと言う事で、このブログ内に寄せられた質問に対しての解答を追及 して詳しく答えています🤔
今回の質問内容がコチラ↓
下の画像にある泡カラーですが、髪色戻しと書いています。
ふと疑問に思ったのですか、これは黒染めとは違うのでしょうか？
そもそも「黒染めと髪色戻しの違い」ってなんでしょうか？
今回はこの質問に対しての様々な疑問に対する解決を目指して かなり詳しく説明しているので 宜しくお願いします！
関連記事(黒染め落とし)として、ブログに寄せられた質問に対する解答
(ダメージ抑えて髪色戻しを明るく染める方法を書いてます)
(ヘアカラーマニアのこだわり、近未来はブリーチの強弱までこだわる美容師が増えてきますよ😃)
(自分で濃いグレーやブルーブラックに染めたい方用の記事)
(現状、かなりダメージのある方には確実に為になる記事です)
⭕️髪色戻しと黒染めの違いとは？
それでは 先に結論から答えていきますが、ヘアカラーの薬剤としての分類から考えると両者共に同じです。
どちらも使用目的は、明るく染めた髪の毛を 暗くする際に 濃いめの染料を重ねてあげる事で 髪の色を暗くします！
まぁ、そこは基本的に同じなのですが、この２つにはある違いがあります！
髪色戻しはブリーチなどをして髪色明るい人が(少し)トーンを茶色くおとしたり(地毛レベルに)黒くする時に使います。
(ここで伝えたい事は ガッツリ黒くでは無くて、ソフトに暗くという感じです)
例えば、ビゲン早染めって知ってますか？
あれは５分で真っ黒に染めるものなんですが、何故早く染まるのか？というと 染料が濃いから！
日本人の地毛のトーンは5レベルくらいが目安となります↑
9レベルくらいの髪の明るさが、茶髪の人に1レベルの黒を塗布するとどうなるでしょうか？
答えはあっと言う間に真っ黒に染まります。
(5レベルの黒を塗布した場合は５分だと髪の内部まで黒の染料が入り込みません)
これは、トーンが小さいと 色素も小さくなる為に 髪の内部まで素早く 色をつける事が可能になる！と言う事です。
そこで、髪色戻しで例えるならば 髪色戻しのレベルは1でも2でも3でも無くて あくまでも日本人の地毛のレベルである5～6に戻すと言う名前で設定されていますから、
あくまでも地毛の明るさ(5トーン)に戻しますよ！と言う考え方で良いと思います。
もしくは 少し明るい地毛の人だと6～7レベルの人もいますから 少し明るめの髪色戻しもあるかと思います。
髪色戻しの種類でも黒髪にするのか？ダークブラウンなのか？箱に書いてると思われますがそれによってレベルを変えて販売されているという事です。
(しっかりと箱の裏を見て購入しましょう🎵)
なので、一般的に髪色戻しで黒くしても、
ブリーチしてる様な金髪な人に5レベルを塗布しても結果は(混色による色のズレにより)
6とか7位の暗染め程度の仕上がりで、 真っ黒には なりにくいかと思います。
(細い髪の毛の人は入りやすく、太い髪や癖毛の方は入りにくいので そこにも差は出ます！)
頭髪検査や研修期間だけ髪色戻しで暗くしたい人におすすめしたい事と注意点
髪色戻しは色落ちが早いです！
そこで、頭髪検査や研修による髪のチェックの前日に染める事をおすすめします。
色の持ちとしては 早くて１週間で茶色っぽくなります。
髪色戻しをする前の明るさが金髪以上の明るさ方は注意が必要です！
薬剤によっては、色落ちした時に緑色(カーキ系の色)に変色する可能性があります。
これは 赤、青、黄色、等色んな色が混ざっている場合、髪は モノトーン系(無彩色)になります。
そして、無彩色の色落ちは 緑色(カーキ系)になる事が 殆んどなので 何で緑色に？と思う方も多いかもしれません。
髪色戻しが落ちて緑色(カーキ系)になった時の対処方法
僕も 明るく染めたり、暗く染めたりを繰り返しているので この方法は良く使うのですが、
緑色なってきたら↓
紫シャンプーを使うと良いですよ😃何故かと言うと↓
緑色になった時は 反対側の紫系の色を足して上げる事で
場合によっては(明るさによって)グレーっぽく見えたり、シルバーに見えたりします。
⭕️髪色戻しや黒染めの後に明るく染める事は出来ますか？
上記を踏まえて、髪色戻し程度で黒くした5レベル位に仕上がった黒髪ならまたブリーチして明るくする事は十分可能です。
(明るくなる程度は個人差があります)
ですが黒染めをした場合、その黒染めの濃度が上記で言う1レベルとか、(粒子が小さい場合)は 簡単には髪を再び明るくする事はできません！(出来るけど ムラになったり、１度では難しい場合が多いです)
それらは、本当に髪の芯から黒くします。
ですのでそういった後先を考えないで黒染めした場合、
普通に市販のファッションカラーや美容室で染めたとしても、まず殆んど明るくなる事は無いです！
(１度染料を脱染する必要があります)
⭕️黒染め落としは専用の薬剤が必要です
黒染めをした後で、髪を明るくする際に確実な薬剤が １つだけあります🤔
これは、殆どの美容室に置いて無いくらい 専門の特殊な薬剤なのですが、
ネットでも購入出来る様になりました。
ブリーチ等で明るくするよりも綺麗に黒染めを落とせます⇩
その後、このカラーリムーバーは酸性領域なので 直ぐアルカリ系のカラー剤で染めると 反発して発色が悪くなる為、
髪のphが落ち着く時間⇨なるべく1週間程置いてから「カラーを行うと安心です😃」
カラートリートメントなら当日でもOK😆
なぜカラー剤やブリーチで黒染めを明るくする事が難しいのか？
下の動画にあるように 例えファッションカラーで１番明るい ライトナーを使っても目にゴミが入ったかな？位にしか明るくなりません。
(どの程度明るくなるのか確認出来ます↓)
だからと言って、より強力な薬剤のヘアブリーチをしても １回くらいでは上手に明るく染める事は 難しいのです。
実際にどの位 難しいのか？
何故失敗が多いのか？言葉にするよりも確実なので動画にしてます↓
↑黒染めをなるべく明るくしたい時、熱を使って反応を強くして変化を見ています。
↑さておき、
今後も髪色を変えたい(明るくしたい) のなら黒染めはあまりお勧めは 出来無いです。
漆黒の様な 美しい黒髪にしたい！と思われる方もいるのかもしれませんが、
しばらく明るくしない！と断言出来ない人以外は避けておきましょう。
⭕️自分で黒染め、髪色戻しをする際の注意点
髪色戻しを使って「なるべく素早く全体に薬剤を塗布し」染まり具合を指で擦って見ながら染まり具合を確認していくと、時間はかかっても理想に近く染まるでしょう。
明るいと思ったら 同じものを購入して、また 繰り返す事で 染料は重なった時に 暗くなるので、もう少しくらいなら 同じので大丈夫です。
まだまだ暗くする必要があるなら 箱の裏を見て もう少し暗いのを選びましょう。
⭕️美容室で黒染めする際の最適な注文の仕方
美容室で黒く染める時にも、いきなりかなり暗めのダークブラック系(1～4レベル)をオーダーするのではなく、
地毛の明るさと同じレベルのブラックを選ぶと 割りと自然な黒に染まります！
(１週間は大丈夫です)
後は、持たせたいなら美容師さんに相談して みてください。
自分がどの程度の濃さの黒にしたいのか？今一度 後の事まで考えて 注文すると 後々の髪のダメージやイメチェンの時に
後から、選択が好判断だったと思うはずです。
⭕️髪色戻しと黒染めで暗く染めた時の色持ちは？
ヘアカラーは 日を追う毎(シャンプーする度)に明るさや色の具合が変化しますが、これは髪色戻しや黒染めをした時も同じ事です。
どうしても紫外線やドライヤー、ヘアアイロン等の影響を受けてしまう為に、染めて間もなくはその日毎に印象が変わってくるでしょう！
色の落ち具合は 人によって差が出てしまいますが、比較的明るい髪色にしていた人程、色が落ちやすく 髪が細い人も同じく色落ちが早いと言う事は美容師では常識です。
金髪以上の方は1週間 待たずに茶色っぽくなる(もしくは緑っぽく変色する)可能性があります。
金髪までいかなくても、ある程度明るく染めていた人でしたら、髪色戻しで自然な黒(5レベル～6レベルに染めた場合)でも、
３週間もすれば ある程度明るくなってる場合が多いですが、
黒染めで真っ黒(1～3レベル)に染めた場合は１ヶ月経った頃 ようやく地毛の5レベル位に落ち着き
その後 元が明るければ 6～7レベルまでは明るくなる可能性はありますが 「自然に染める前の状態まで明るくなる事はあまり期待出来ません」
髪質や染料により差があるので ここでは、ハッキリとは言えません(細い髪の毛、癖毛、太い髪の毛、カラー繰り返していた人等々)
なので、美容師さんに相談するのがベストだと思います。
(質問はお気軽に😃)
⭕️教育実習や就職活動(一定期間だけ)黒くする際に気を付けるべき事
就職活動や教育実習(看護学校の人に多い)の為だけ黒髪にする人は、しっかりとスケジュールを確認しておく事をおすすめします！
気をつけないと、髪色戻しで染めた初日は5～6レベル程度のナチュラルブラックだとしても、
１週間も経たずにほんのり明るくなってしまい染め直しの注意を受ける方もいます。
上記 色の持ち具合や美容室での注文の仕方を参考に スケジュールと照らし合わせて染めましょう！
薬剤の強弱や、色の濃さを調節してもらう事で 今後のダメージを抑えたり、明るくする際のしやすさが 随分と違います！
また、最近流行りの ネイビー系のブラックは 黒すぎなくて、その後 明るく染めやすいのでおすすめです↓
(あなたに似合う髪色診断、似合う髪色についてまとめた記事です😃)
最後に 黒染め後のヘアカラーの失敗を無くす為の 美容室でのカウンセリングの仕方？考え方を動画にしてますので それを載せておきますので、
今の現状と照らし合わせて 方向性を考えて見てくださいね。
(質問はお気軽に😃)