ツイストパーマ大全集|値段・巻き方・失敗しないコツを美容師が解説

「ツイストパーマにしたいけど、値段や痛みが心配…」「オーダーで失敗したくない」と感じていませんか?

20年近く美容師をしていて、YouTuber美容師としても活動している私が、オーダーの多いツイストパーマについて聞かれた質問や疑問に全て答えていきます。項目別(目次)にまとめていますので、気になるものから順番にご覧ください。

この記事の結論:
  • 値段の相場は7,000円〜1万円前後、施術時間はトータル2時間前後が目安
  • 失敗を防ぐカギは「テンション(強弱)の伝え方」と「必要な髪の長さ(目安6cm程度)」の事前確認
  • セットはワックスとジェルを毛先中心につけて、ひし形にちねるだけとシンプル

ツイストパーマとは?

💡 指で毛束をネジってピンで固定し、毛束感を出すパーマ技法です。

ツイストパーマは、ロッドを使わず指で毛束をネジる特殊な技法のパーマです。通常のパーマはワインディングロッドという棒状のものに髪を巻き付け、パーマ液で髪の毛のシスチン結合を切断して形状を変化させます。

一方でツイストパーマは、指を使って髪の毛束を毛先に向かってネジっていきペーパー(紙)で挟み、それをシングルピンで止めて形にするパーマです。毛束感のあるスタイルを作ることができ、強弱や方向性によりイメージが変化します。

⚠️現在はあまり見られませんが、パーマ液を髪の毛に付けてアルミホイルで毛束を挟んでねじる事でも同様の効果が得られます(技術者によってチリつきやすく、準備も大変です)。

ロッドで巻き付けたパーマと比較すると、癖毛の方や猫っ毛の人にも似合わせやすく、長持ちするデザインパーマです。

パーマ道具「ロッドとシングルピン」

ツイストパーマで使うロッドとシングルピンの道具

ツイストパーマのかけ方(巻き方動画)と仕上がりイメージ

💡 ネジる強さ(テンション)と毛束の太さで、ソフト〜ハードまで仕上がりが変わります。

ツイストパーマについて、実際に以前ツイストパーマのかけ方の動画を投稿していたので(現在再生回数12万回)、実際にツイストパーマの巻き方を確認してみてください(時間があれば)。

巻き方や似合わせのコツを紹介

動画内でも解説していますが、ツイストパーマのコツ(ポイント)としては以下の通りです。

  • 毛束の太さや巻く時のテンション(ねじる強さ)により、仕上がりの束の太さやちぢれ具合が変化し、ナチュラルなソフトツイスト(毛束感)なのか?ハードツイスト(チリついた感)なのか?に影響します。
  • 例えば、頭が大きい男性や髪の毛の量が多い男性の方に毛束を細く取り、強くネジって巻くとハードに仕上がります(チリチリした感じのボンバー頭)。
  • 最近多いナチュラル(ソフト)なツイストだと、細すぎずテンション緩めで指の力を抜きながらネジり巻きます。
  • 巻き方も種類があり、現在の主流としては①動画のように2つをネジり1つにまとめながら巻く方法もあれば、②ただ毛束をネジって髪の根元や他の毛束の毛とピンを繋ぎ止めるやり方もあります。他にも「アルミホイルでねじるだけ」でもかかりますが(傷みやすいです)。

💡 ポイントは、テンションが強いほどチリついた仕上がりになりやすいという点です。強め・弱めどちらを希望するかを、あらかじめ美容師に具体的に伝えることが失敗防止につながります。

ソフトなツイストスパイラルパーマの仕上がりイメージ

ソフトなツイストスパイラルパーマの仕上がりイメージ

⇧画像の様なソフトなツイストスパイラルパーマは最近多いのですが、ハードなツイストスパイラルは少し上級者向けと言うか、基本的にハードパーマ(チリつきが出る)なのであまりオススメはしていません。

ツイストスパイラルパーマとは?

ツイストスパイラルとは、ツイスト(ネジる)させた毛束を上記紹介の(ロッドに巻き付け)ながら螺旋状に形を付けるパーマです。

違い(特徴)としては、ネジりながらも巻き付ける事によりネジった回転(ちぢれ)と巻いた回転(うねり)が合わさり、強い動きと束感がでます。現在おすすめは「1回転ツイストさせた毛束をスパイラル状に巻き付けるソフトツイスト」がおすすめです。

強めツイストスパイラルパーマの巻き方のコツと仕上がりイメージ

ツイストスパイラルの巻き方のコツは以下の通りです。

  • 毛束を左にネジったなら、ロッドの右に巻き付けます。(反対に右にネジってたら、左に巻き付ける)
  • ねじりが強いとかなり強くかかりますが、ツイストスパイラルでも弱めにかけたい場合は動画の様にねじりを2回くらいでテンションも弱めに巻き付けます。
  • ロッドの大きさ(大小)でもうねりの細かさ(強さ)に変化がでます。

波打ち風 ツイストスパイラル仕上がり

波打ち風に仕上げたツイストスパイラルパーマ

ツイストパーマとツイストスパイラルとでの動きの違いが分かるかと思います。それでは、ここからはツイストパーマについてのよくあるお問い合わせ(質問)についてを紹介していきます。

ツイストパーマに必要な髪の長さの目安

💡 目安は6cm程度で、短すぎるとネジる動作自体が難しくなります。

ツイストパーマは指で毛束をネジってピンで止める技法のため、髪が短すぎるとそもそも「ネジる」動作がしづらいという特性があります。一般的な目安として6cm程度の長さがあれば施術可能とされていますが、髪質やクセの有無によっても扱いやすさは変わってきます。

6cmギリギリの長さの場合、ネジって固定できる範囲が限られるため、必然的に短めスパイキーな仕上がりになりやすい点は理解しておきましょう。逆に長さが十分にある方は、ロッドに巻き付けるツイストスパイラルとの組み合わせなど、デザインの幅が広がります。

メンズパーマの種類6つ(強め、ゆるめ)とロッド配置やどんな人におすすめなのか?紹介します(現在の髪の長さでどんなパーマが合うか迷っている方は、こちらもあわせてご覧ください)

ツイストパーマの値段はいくら?所要時間は?

💡 値段の相場は7,000円〜1万円前後、施術時間はトータル2時間前後が目安です。

ツイストパーマは理容室ではあまり聞かないですが、美容室でされる方は多いです。近年特に多い傾向がありますが、値段の相場はいったいいくらくらいなのか?全国的に平均値を出すと1万円前後となっています。

私も多くのサロンで働いてきていますが、1番安かった美容室でも7,000円くらいでした。通常のパーマよりも作業の時間がかかりますので、どこのサロンでも割高な料金設定だと思います。ですが、ホットペッパーのクーポンやポイントを使って最安値を探せば、5,000円位までは落とせるかもしれません。

ツイストパーマは、巻く時間がロッドで巻くパーマと比較すると2倍くらいはかかります。巻くだけで30分〜1時間くらいかかります。長さやツーブロックの有無、後頭部や襟足までかけるか?かけないか?でも時間が変わります。なので、施術時間はトータル2時間前後は見ておいた方が良いです。

ツイストパーマをかける際には特別にパーマかけられない事は無いのですが、短い髪の毛にツイストパーマをかけると「スパイキーな髪型になります」。

短め ツイストパーマのイメージ(フェードカット)

短めツイストパーマ(フェードカット)の仕上がりイメージ

最近のツイストパーマはマッシュ系か?短めスパイキーショートか?それにツーブロックやフェードカットのグラデーションが混ざったりと人気です。短くてもツイストパーマならおばちゃんパーマみたいになりません。

ツイストパーマのセット方法は?

💡 ワックスとジェルを毛先中心につけて、ひし形にちねるだけの簡単セットです。

これが、普通にロッドでかけるパーマよりも簡単かもしれません。

STEP 01
寝癖を濡らす
朝起きたら寝癖になってるので、しっかりお湯で濡らします。
STEP 02
8割ほど乾かす
タオルドライ後に、ドライヤーで8割くらい乾かします。(毛先に水分が少し残るくらい)
STEP 03
ワックスとジェルを混ぜる
ワックスとジェルを手のひらで混ぜます(なるべく2つ使った方が良いけど、1つ選ぶならジェルがおすすめです)。それを全体的に毛先中心につけます。
STEP 04
毛先をちねって整える
ひし形をイメージしながら毛先を(ちねって)整えたら完成です!

これ以外にセットの仕方はありません。(オールバックスタイルなら後ろにちねるし、前髪立たせるなら前髪根元付近から立ち上げてちねるだけです)

ツイストパーマ自体かけてしまえば、そこからあまり形を変える事が難しいので、艶を出す為にジェルが付いてれば後は特に気を付ける事はありません。(カットとパーマが大事です!)

ツイストパーマ おすすめスタイリング剤は(動画)

ツイストパーマの洗い方(シャンプー&トリートメント)

💡 お湯での流し時間を長めに取り、必ずトリートメントで水分を補うことが大切です。

ツイストパーマはねじりながらかけるパーマなので、基本的に「チリチリしてます」。当たり前ですが、ツイストパーマは痛みます!そこで、手入れの仕方として洗い方も重要となってきます。

  • 毛先がチリチリだとホコリやゴミ(ワックスやジェル)が残り付きやすく、残りやすいので、シャンプー前のお湯での流し時間を今までの3倍はかけてしましょう!(かなり大事です)
  • シャンプーをする際には、ねじれてる毛先をなるべくほぐさない様に根元をマッサージするつもりで洗います。(すすぎもしっかりとしましょう!)
  • 必ずトリートメントをしましょう!メンズの場合シャンプーだけしかされない方も中にはいますが、ツイストパーマは髪の毛の中のたんぱく質を随分と損なっている状態で、基本的にかなり乾燥しやすい状態です。水分保持してないと傷んで汚く見えるので、トリートメントで栄養分を補いしっとりと良い感じの毛束を演出するべきです!
  • すぐ乾くと思いますが、ドライヤーで乾かす事で嫌な臭いを抑える事に繋がります!
⚠️ 重要な注意事項

数回ブリーチを重ねているなど髪のダメージが大きい方は、ツイストパーマ自体が傷みやすく、施術を見送った方が良いケースもあります。事前に美容師へ髪の履歴を伝えて相談しましょう。

ツイストパーマで失敗?ツイストパーマ上手くオーダーするコツは?

💡 テンションの伝え方と理想イメージの共有が、失敗を防ぐ最大のポイントです。

ツイストパーマで失敗した時に直す方法!ダサくなる原因もあわせて紹介していますが、まずは失敗しないオーダーのコツから見ていきましょう。

ツイストパーマは別名「チリチリパーマとも言います」。特に多い失敗は、元々がサラサラのストレートの方が実際にツイストした時に、サラサラストレートとチリチリうねりのギャップに耐えられない事を前もって予想出来て無い事からおこるのが1番の原因です。

初めてのパーマでいきなりチリチリになると、案外「仕上がりに驚く方が多いです」。友達がツイストかけてるのなら、髪を触ってみて、手触りや質感に「あなたが耐えられるか?好きな質感か?」を考えてかけましょう!

美容室としてやりがちな失敗要素としては、ツイストの強弱の伝わり具合です。ツイストはソフトにもハードにも「かける美容師さん次第で、どちらにも対応出来ます!」あなたは強め?弱めにかけたいのですか?

1番失敗しないのは、理想的な画像を見せる事です。直ぐ取れてしまったり、逆に強すぎたり。カウンセリングをシッカリとやって貰いましょう!ツイストパーマはしっかりとかかったのなら、取れる事は殆んどありません!

ツイストパーマはいつ取れます?

取れると言うよりも「ほどけた感じになりますが、完全に元の真っ直ぐになる事はありません!」なので、ほどけて「ほどけて物足りなくなったら、またかけ直しすると良いかと思います。」2回目からは毛先を少し逃がしてネジって、巻いてもらうとダメージを抑える事が出来ます!

もし、あなたがツイストパーマに飽きてしまったら、どうやってパーマを落としますか?

ツイストパーマを落とす方法

💡 1番多い落とし方は「バッサリと切る」ことです。

1番多いツイストパーマの落とす方法は「バッサリと切る」事が多いです!特に髪にダメージがかかる施術なので、綺麗な手触りを求めて、バッサリカットする人が半分以上です。

ねじった部分は半永久的にジリジリしてるので、長さによっては完全に落ちる迄に1年位の期間付き合う可能性もあります。中には「ストレートパーマ」や「縮毛矯正」で落とす方もいますが、見た目真っ直ぐに戻っても、ダメージは残り手触りもイマイチなままの可能性は凄く高いです。

格好いい髪型ですが、1度かけたら「しばらくは髪型がツイストパーマ」で行く覚悟も必要です。

ツイストパーマにおすすめのワックスジェルやオイルは?

💡 艶とキープ力重視ならワックスジェル、ベタつきが苦手ならヘアオイルがおすすめです。

ツイストパーマには艶が必要なので、ワックスとジェルが混ざった「ワックスジェル」なら艶を出してくれるので1つあればOKです!

艶やキープ力を重視したい方には〜

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ロレッタ グリースゼリー
艶とキープ力を両立した水溶性ジェルで、ツイストパーマの毛束感をしっかり引き出せます。水溶性なので洗い流しやすいのも魅力ですが、髪が乾燥しやすい方はハードタイプだと粉が出やすい場合があるので注意してください。
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ワックスやジェルが苦手な方向け

スタイリング剤のベタつきが苦手な方におすすめなのがヘアオイルです。基本的に重くなりすぎない様なタイプでしたら、自分の好みの香りから選んでもらえばOKです!個人的には香りも手触りも良く、スタイリング剤嫌いな方も気に入ってくれると思っています。

ワックスやジェルのベタつきが苦手な方には〜

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ワックスやジェルのベタつきが苦手な方向けの軽い付け心地のヘアオイルです。香りの持続力にも定評がありますが、髪質が硬めの方や重めの質感を求める方にはやや物足りなく感じる場合があります。
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肝心なのは、艶を出す様なスタイリング剤を使う事です。(中には何も付けない人もいますが、バサバサしてて格好良く見えませんのでご注意下さい⚠️)

💬 よくある質問

くせ毛や天パの方でもツイストパーマは似合いますか?

くせ毛や猫っ毛の方はむしろ相性が良く、ロッドで巻くパーマより自然に馴染みやすい傾向があります。癖を活かしたデザインとして提案しやすいパーマです。

ツイストパーマのセットが上手くできない時はどうすれば良いですか?

まずはワックスとジェルを毛先中心につけて毛束をひし形にちねるだけでOKです。それでも決まらない場合は美容師に相談し、テンションの強さを調整してもらいましょう。

ツイストパーマをかけるにはどのくらいの髪の長さが必要ですか?

一般的には6cm程度の長さがあれば施術可能とされています。短すぎるとネジる動作自体が難しく、スパイキーな短髪ツイストになりやすい点は理解しておきましょう。

ツイストパーマとツイストスパイラルパーマの違いは何ですか?

ツイストパーマは毛束をネジってピンで固定する技法そのものを指し、ツイストスパイラルはそのネジった毛束をさらにロッドへ螺旋状に巻き付けて動きを強めたスタイルです。

ツイストパーマが失敗かどうかはどう見分ければ良いですか?

直後にチリつきが強すぎる、逆にすぐほどけて弱すぎるなど、事前に共有したイメージと大きくズレている場合は失敗の可能性があります。まずは担当美容師に相談しましょう。

まとめ

ツイストパーマは、指でネジってピンで留めるという独特の技法によって、ロッドを使うパーマとは違う毛束感・チリつき感を楽しめるデザインパーマです。値段は7,000円〜1万円前後、施術時間は2時間前後が目安となります。

失敗を防ぐには、必要な髪の長さ(目安6cm程度)を把握したうえで、テンション(強弱)のイメージを美容師としっかり共有することが何より大切です。セット自体はワックスとジェルを毛先中心につけてちねるだけとシンプルなので、オーダー前の準備さえ整えば、気軽にチャレンジできるパーマだといえます。

【髪技屋さんのプロフィール】

■ 美容師歴・実績:美容師免許・管理美容師免許取得・20年以上のベテラン美容師。🏆 全国大会入賞、📝 美容専門誌掲載の実績を持つ。

■ 活動内容: 髪の知識・技術全般の講師としても活動。プロも支持する技術で髪の悩みを解決。

■ YouTube: 動画数 1200本以上、総再生回数 2700万回、登録者 3.8万人を達成。

■ ブログ: 記事数 1000本以上。ヘアケア、カラー調合、骨格別ヘアなど、髪のあらゆる疑問を解決。


■ お問い合わせ: ご質問やご相談はX(旧Twitter) @kamiwazayasan までお気軽にどうぞ。

※掲載情報には万全を期しておりますが、施術やヘアケアの実践は自己責任にてお願いいたします。