⭕️ヘアカラーの基本理論・髪の毛シルバーアッシュに染めるには?



⭕️まえがき

髪の毛をアッシュ系のシルバーにするにはどうすれば綺麗に染まりますか?

という「質問」を今までに「何度も聞かれた事があります」


そこで、以前もyoutubeやブログで「シルバーに染める方法」を投稿したのですが、今回はそれに加え、必要な知識として

個人的に思うところでの「ヘアカラーの基本」があるので、それを 現在の考え方を 1通りまとめながら「シルバーアッシュに染めるには?」を解説していきたいと思います。

この記事はラベル③カラーに含まれています

タグ③では こういった記事を書いてます↓
(ヘアカラーで綺麗なシルバーに染める為に必要な事を書いてます)

(ブリーチ後のカラーの色のムラを無くす為の方法についてを書いています)


↑ 良ければ合わせてご覧ください😃


Instagramで「俺にしか出せない色だぜ!」という感じの投稿を時々みかけますが、

それを見てる殆んどの方は「凄い!」で「終わるのでしょう。」


ですが、僕はそういう発言を「見る度に」???

「誰にでも出せる様に説明出来るのが 理想なんだろうけどなぁー」と感じる訳で、「隠してどうなるのかな?」と思ってしまうんですよね(スミマセン)


独自のやり方や 発想はとても大事です!ですが、その先を考えた時に「感覚」でな無くて「正確」に「伝える能力」の方が「周りの人を多く 幸せにするのは明らかです。


技術と言うのは どうせ「拡まる運命なんです!」日本の技術を「中国が学んで」発展した様に、いつかは 必ず拡まるもの。


それなら 真っ先に「拡める側の人物になった方が 良いのではないだろうか?」というのが僕の考え方。

YouTuberと言う 言葉が無い頃から僕は そういった考えの元で 美容師さん向けに動画を投稿し続けて、1200本以上の動画を公開しました。
(次は ブログで鬼役立ちサイトを作成中です!)

snsでの「拡散」と言うのは 本来当たり前に行うべき行動なんです。


教えるという事は「教わると言う事!」その度に 「どうやったら解りやすく説明出来るか?」を考え続けないといけなくて、そこからの学びは想像以上にあると思います(いや、実際にありました)


と、言う事で
今回は 髪の毛をシルバーアッシュに染める方法、

ならびに「ヘアカラーの基本」をこの 2人に紹介してもらいます!

本題に入ります↓

⭕️髪の毛シルバーに染める方法動画でチェック


【シロ】どうも 宜しくお願いしますm(__)m
早速ですが、ある程度は動画で「仕上がり具合」を見て「何かしら感じてもらう必要があります」ので、先に「動画」から見てみましょう!




【クロ】どうや?何となく解るやろか?この動画での方法は「ほんの一部やで!?」

この事だけでシルバーに染める際に 「必要な考え方」ってどの位解るやろか?

シロは「どう思う?」




【シロ】うーん、そうですねーー。やっぱり「そもそもの 元の髪の毛の色」が1番大事なのかな?と思います。シルバーともなると ある程度「元の明度が明るく無いと 難しいかな?」と。




【クロ】せやな、シルバーとグレーに染められるか、どうか?の違いは  ほぼ 染める前の地毛の色=「ベースの状態」次第なんや!
日本人は「グレーは5レベルやけん 赤みをある程度消しとけば ブリーチ無しでも 全然 いけるけど、シルバーは不可能や!」

そこの所から「ヘアカラーの基本の考え方」を紹介しよか?


⭕️ヘアカラーの基本の考え方「脱色」



【クロ】言うたら、髪の毛は元々赤黒いんや!
黒く見えるやろうが、基本的に 髪って赤の黒なんや!と「考えるんやで!」そうする事によって ヘアカラーが解りやすくなるで!






【シロ】赤黒ですか、、赤を入れる事で「解りやすくなる?」って「どういう事ですか?」





【クロ】そやな、まずヘアカラーの基本として、「脱色」と「着色」と「補色」言うのがあるんやけどな、日本人の髪は 「脱色=明るく」する事で 「黒~赤茶~茶~オレンジ~黄色~薄い黄色」にしかならへんのや!

ドンドン「赤が削れていくイメージやな。」





【クロ】ほんでな、赤みが残る言うのは「黄色よりのオレンジ」までやな、オレンジは「赤と黄色を混ぜるやろ?」完全に黄色迄脱色した髪の毛に赤は 無いんや。




【シロ】なるほど、と言う事は髪の毛は「黒~黄みのオレンジ」迄は 「赤ゾーン」でそれ以降は「黄色ゾーン」である。と。



【クロ】せやせや、黒か赤か黄 しか「脱色での通り道はない!」というのが「ヘアカラーの基本」の「脱色編」で 「覚えるべき事や!」




【シロ】それだと、シルバーって「何色になるんですか?」



【クロ】シルバーでも 見せ方があってな、「無彩色~青」が シルバーの基本の色でな、薬剤で言うなら「アッシュやモノトーン」やな。

具体的に何色か言え!ゆうたら、紫みの青の薄い奴や!

それを 見せ方によって「補色」と「着色」でラベンダーシルバーやらホワイトシルバーへと「変化させる!」「補色と着色で明るさを作るんだが、 それでバランス」を取るわけやな!



【クロ】ほんならそこを 理解する事で ヘアカラーは簡単になってくる。

「何を使えば良いのか?」レシピはどう作るか?と言う発想から、「その時の素材を見て」 「常に自身の頭の中のパレットで」調合する事が 出来る様になるんや!



【シロ】頭の中のパレット!良いですね!!
それじゃあ 「着色」と「補色」についても教えて下さい!






【クロ】よっしゃ、ほんじゃ「行くで!」
ヘアカラーの基本で必要な「着色」についてな。。



⭕️ヘアカラーの基本「着色」





【クロ】例えばな、黒に何を塗っても見た目は 黒や!っちゅう事はわかるな?





【シロ】はい!「小学生の頃」黒の絵の具に「少し 黄色混ぜても」変化は無かったですから 「何となく」は解ります。



【クロ】やな、黒に少し「何か加えても」何にも変わらへんのや!
黒に「変化を与えられるとするならば」黒を塗り潰す位の濃い「原色」が必要や!




【クロ】考え方としては 黒に混ぜる!では無くて「黒を少し混ぜる!」というパワーバランスやな、例えば 黒髪に原色のマニキュアやアクセントカラー、マニックパニックの様な「脱色無しの原色系」は うっすらだが 色はのるんや!




【クロ】だが、それらのカラー剤は 基本的に「髪の表面」にしか「色がのらない!」やけん、中から発色せんけん、「うっすらしか染まらんねん!」

それから「表面にダメージによる引っかかりがあるか?無いか?」でも「付き方や色の持ちに違いも出るんやで!」


【クロ】例えば、ブリーチ後に黒染めをした結果の黒髪 と バージンヘアーの黒髪では 「明らかに着き方に違いが出る!」バージンヘアーだと「色素」が 引っかかる部分が無い!から着いても 1週間と持たずに 落ちてしまうんや!




【シロ】という事は、「色が着く」為には「ダメージ」も必要!と言う事ですね。




【クロ】せや、「今は1日だけワックス等で色を付ける方法もあるが、それは別の話で」

実際の所
黒髪で 何もしてない髪の毛は 傷んでるという方がおかしな話 やけん、まともな方法では 黒髪に色は 付かない!言う事やな。




【クロ】やけん、「着色」する為には「脱色」が「必要!」と言う事だけど、そこまでは「解るよな?」



【シロ】ういっす\(^-^)/
それじゃあ「着色」の「具合」って「どうやって考えてるんですか( ・◇・)??」




【クロ】ここはな、「完全にマニュアル化するには難しい」から、「ダメージレベル」を各自「見抜く」必要もあるで!


⭕️ヘアカラーの基本「ダメージレベルと染まり易さを見抜くコツと注意点」



【クロ】例えばな、ブリーチしたら「かなり痛む!」と言うのは基本だが、全ての人には 当てはまらないんや、「ブリーチするとパーマや縮毛矯正出来ない!言うのも半分は嘘や!」




【クロ】残念やが、これは髪質が悪いと「無理」なんだが、髪質が良いと「何してても すこぶる元気な髪してる人もおるんや!」

ブリーチをしてても、してなくても「痛む人もおるし、殆んど痛まない人もおるんや!」インスタのモデルさんなんかは そのタイプの髪質のかなり良いパターンが殆んどや!





【シロ】ん?どういう事ですか?
ブリーチしてなくても「痛む=ダメージレベル高い?」ブリーチしてても「痛まない=ダメージレベル低い?」人によって「大きな差がある!?」 

「ブリーチしたのに綺麗な状態の髪の毛は 、限られた人のみぞ許される!」と言うことですか?




【クロ】そうやな、色々と「ケア剤は出てくるが、色の落ち方やその後の損傷具合 を見ると そうなってしまうな。」

髪の毛にも 「質」があるけんな。
「キューティクルが密なのか?粗いのか?」

キューティクル=鱗になってるんだが、薬剤を「弾きにくい鱗なのか? 弾きやすい鱗なのか?」で 「随分と違うんや!」

弾きやすいと言う事は 明るくする時に 小さな穴からメラニン色素を削るんだが、弾かずに ウエルカムな髪質の場合は 鱗めくれ放題 落ち放題やけん、

トリートメントしても 持ってたったの1週間やな(ホームケア頑張る他無いわな)



【クロ】特に解りにくいのは 「細い髪」やな。細いから 「染まり易い」かと思いきや「弾きやすかったり」もするし、

「かと思いきや逆もある!」濡らした時に 「引っかかりが凄くあるタイプの細い髪」は「すぐ染まる」が 「指通りの良いタイプ」は「染まり難い」事が「多い!」そやろ?






【クロ】だけど、染まりやすいから「抜けやすかったり?」「染まりにくいけど抜けにくい?」事もあるんやで!

それでも「100%このパターンと言う訳では無いけん、要注意なんや!」 

主に「手触り」と「前回の履歴」を診る!プラス、「以前の染まり具合」から「見抜く」んやで!





【シロ】見るでは無く、診る と言う感じですね。「染まり易い、染まり難い」も着色では考慮しないといけない。。美容師の方は「そこまで考えて染めてるんですね(^-^)」


【クロ】そうや、市販のカラー「セルフカラー」と「サロンのカラー」の違いは この「経験の差」が1番やな。

「どの位脱色されているから、どの位着色出来る!」という「綺麗に染める、好きな色に染める」には「必須な 項目なんや!」



【クロ】その他にも「補色」言うのがあるけん、そこも大事だから「言うとくで!?」





⭕️ヘアカラーの基本「補色」の考え方



【シロ】補色ですね。「おぎなう いろ! と書く」訳ですが、どういう事なんでしょうか?



【クロ】補色もな、「考え方」次第で「簡単」になるけんね。

補色は 殆んどの場合「オレンジやカッパー」系の「暖色」と「黄色や薄い黄色」の中性色に「対して使う事が多い!」事は解るな?
ヘアカラーの補色とは?ヘアカラーレシピに必須






【シロ】はい!ブリーチ後にアッシュに染めたいからと言って「そのまんま青」をのせると「黄色と青」で「グリーン」になるから 「黄色みを鎮める為に「青紫系」を足す!とか

「 カッパー=赤とオレンジ」系をアッシュにする為には 赤みを鎮める為、「青緑系」を足す! と言う感じですよね?




【クロ】そうや、「補色」の「考え方」としては 「目指す色にしたいけど」そのまんまだと「ベースの色が邪魔して」「使う薬剤のイメージ色」から「ズレるけん」、

その「ズレを鎮める」為に 必要な色をおぎなう!から「補色」と言う 感覚やな。





【クロ】補色を混ぜる際にも「脱色の具合」で「必要な%が 変わるけん」その%を「自分の中でマニュアル化しないとあかんねん!」





【クロ】例えば 紫を補色にする際、ベースは殆んどの場合「黄色」に近い状態や!
黄色は「脱色」が 「進んでいるやろ?」

脱色が進んでいると「ダメージも高い」やけん、髪の毛の穴も 大きいんや!
そうすると 必然的に「色はのりやすくなる!」

やけん、沢山入れると「補色」では無く「着色」扱いになるんや!





【シロ】なるほど、髪の毛の「ダメージ=穴」を「イメージ」して「入りやすさ」を「考えて」補色の%(濃さ)も 変えるんですね。






【クロ】せや、それで考えると 紫系を補色として使う際には 「メインで使う薬剤に対して ほぼ5%程度が基本となる」

これは何故か?言うたら 前やった実験見たら 多分理解出来るけん 暇な時見とってな↓薄め実験やな!






【クロ】カッパー系なら 赤みは「中々鎮まらない色やけん」原色系のアクセントカラーだと グリーンなら20%、ブルーなら30%程度が 必要になってくるねん!


その時の 脱色具合と 目指す色。
そこの 「足し算、引き算」を 「見て、触って」導き出すんや。



【クロ】やけん、紫や緑にブルーを足したり、%を変える事で「着色具合」を変えれるっちゅう話やな!





【クロ】そこでや、ブリーチ無しで「グレーに染める」場合は 上の計算を使った結果、より強い着色が必要になり こうなった訳や↓


色々 紹介してすまんが、このページは 長いけん、ゆっくり休憩入れて 何度かに 分けて見た方が 無難やで。






【シロ】シルバーの時は どういった感じで 薬剤のレシピを計算するんですか?
それから、他にもヘアカラーで気にする「注意点とかって あるんですか?」







⭕️ヘアカラーのシルバーに染める際の注意点と光レベル


【クロ】まだまだあるで!
シルバーに染める時の 薬剤レシピの注意点は 濃すぎず  薄すぎず、なんやけどな 

ベースが「ページの最初に見せた動画」位明るいなら 他にも「使う薬剤のレベル9~12レベル」で「簡単にシルバーに染める事が出来るんやで!」





【シロ】9~12レベルと言うのは「どこから出てくるんですか?」





【クロ】これは ベースの色を見た時に「脱色の進み具合によるレベルを考えるねん!」

ブリーチ1回位なら黄色よりのオレンジ仕上がりだけどな、それは黒から考えると色が透けた訳やろ?その場合は「透け具合=光レベル1」

ブリーチ2回で「完全な黄色だと?」赤みが完全に取れる=透け具合「光レベル2」


3回以上 だと「薄い黄色」濡れてる状態は「白だったり、引っ張ると髪の毛伸びたり切れる!」そこは「光レベル3」


ブリーチ無しで10トーン位の明るさなら
光レベル0.5やな。
この記事の 先頭の画像は 考え方のまとめ画像や。




【クロ】シルバーに染める方法の動画でのベースは赤みが無い!やけん、「光レベルは2以上や!」

その時の「光レベル単位」で「使う薬剤のトーンをマニュアル化するんや!」






【シロ】光レベルのマニュアル化ですね
( ・◇・)?
具体的には 「どんな感じですか?」




⭕️ベースの色に対する薬剤の調合選択の仕方/カラーの「光レベルマニュアル」



【クロ】光レベル1の場合
薬剤6トーン は、しっかり染まる「強く色を出す事が出来る」
薬剤7は、まだしっかり染まる「色はそれなりに出す事が出来る」
薬剤8は 、薄く染まり始める「色はわかるけど、薄い感じ」


ブリーチを初めてしたお客さんがおるとする、
ブリーチ1回は殆んどの髪質では「黄色よりのオレンジ」留まりの事が多いんや!

光レベル1の時に 例えば6アッシュに補色混ぜて染めるとするやろ?

そうすると 「しっかり染まるんや、強く色がのる」けど、透け感はレベル1のベースだと 「少な目やな!」

仕上がりは シルバーをうんと濃くした感じ、「暗めのグレー」に染まるんや!




【クロ】光レベル1で 薬剤8アッシュを使うと「色は薄くなる」から「ベースの色」との「かけひき次第の色が出る!」


光レベル1は 黄色よりのオレンジや!
赤みのある「ベージュ」っぽい色やろ?


それに「薄い発色の青系の薬剤がのると?」







【シロ】わかりました!!
ベージュに薄い青「青はくすませる」ので
ベージュがくすむ=グレージュですね(^^)





【クロ】せや!グレージュとも言うがな。

薬剤の調合が薄め設定だとベースの色が出てくる。

濃いとベースの色に対する 使う薬剤の色次第で透け感や 結果が変わる。

6アッシュにグリーン=「中性色」や「黄色系」の6とか8を混ぜると↓

「濃い青系の彩度を薄める事も出来る」

光レベル1も2も同じ考えや!





光レベル2は

薬剤9で、しっかり染まる「強く色を出す事が出来る」
薬剤10は、まだしっかり染まる「色はそれなりに出す事が出来る」
薬剤11は 、薄く染まり始める「色はわかるけど、薄い感じ」


光レベル3はそうそういないが、
ソコまでベースが明るいなら「薄めの薬剤12」でも染まるし、薬剤のクリアや水、で「薄めて作ったりもする。」

それやけん、シルバーは光レベル3は欲しいよな?





【クロ】脱色具合による「光レベルをイメージ」

補色の%を「求める色とダメージ、光レベルでイメージ」

ダメージレベルによる「着色具合をイメージ」






【クロ】後は、それらを「組み合わせる」事で「狙った色を出すわけや」




【シロ】何か 考える事が「結構あるんですね(^-^)」他にも「気を付ける事はありますか?」



【クロ】難しそうなのは この記事が 基本の紹介やからやで!?

本来 もっと簡単でよかばってん、

そやな、「原色を使いこなす!」とか「薬剤のパワーを使いこなす!」そういったポイントもあるで!



⭕️アクセントカラー「原色」を使いこなす





【シロ】原色を使いこなす?というのは 「アクセントカラー」を使う と言う事ですか?



【クロ】せや、元々良く使う 薬剤があるやろ?ファッションカラー言うて、
10p「10トーンに上げてピンク色を着けます!」とか
be12「12トーンに上げてベージュ色を着けます!」
みたいな「一般的なカラー剤やな!」



【クロ】それとは「別で」ピュアカラーとか?アクセントカラーとか言うて 「脱色は無しで色だけ足すタイプの薬剤やな。」





【シロ】クロさんがブリーチ無しで出来る色シリーズの動画でよく「アクセントカラー」使ってましたよね?
使い方ってどうなんですか?




【クロ】アクセントカラーは普通のカラー剤と比べると「表面上付近にしか入らない」やけん、「色落ちは早い!」と言うことを「頭の中に入れとくんやで、」



【クロ】やけん、%増えると 「色は強くなるけど 色落ちも早まるんや!」
それから「ダメージによる穴 ありきで色が着く」から 脱色具合、光レベルに合わせて「出したい色」との「かけひき」で使うんや!



【クロ】ブリーチ無しの場合 普通のカラー剤で「色を強く出すのは 大抵の髪で不可能や!」そこを「アクセントカラーだと 出す事が出来る!」



【クロ】ある程度のダメージ具合、ある程度明るければ 普通のファッションカラー剤に対するアクセントカラーの%具合で 一時的だが「濃い赤や濃いブルー」も可能になる。



【シロ】脱色のパワーを減らす事によって、着色のパワーを増やす所が出来る 訳ですね
Σ(゜Д゜)





【クロ】そうや、全てバランスや。
例えるなら 10レベルのピンクにする時
そのまま10pを使うのではなく、12レベルのピンクにアクセントカラーを混ぜる事で 薬剤の脱色を弱くして10トーンの脱色を目刺し、「色を濃く入れる」方が「色は強く出る!」という考え方やな。



【シロ】その時の計算マニュアルなんかありますか?




⭕️アクセントカラーのパワーマニュアル



【クロ】例えるなら、原色の強さ「彩度、色の種類、明度」で パワーを 位置付けるとするとな、

  1. 赤7~8
  2. 青3~4
  3. 黄8~9



となる。
あくまでも「個人的なイメージやで!」



【クロ】例えば ベースの色が10トーンのカッパー系だとして、それを「ベージュに染めるには?」と考える。

ベージュは暗いと ベージュ っぽくないよな?
ほんなら 「明るさは変えたくない!」
カッパー系の「赤みを抑えたい」

赤みを抑える為に 「グリーンのアクセントカラーを混ぜるとする。」

グリーンは 黄色と青で出来る

暗くしたくない。

「グリーンのアクセントカラー7 」対「ブルーのアクセントカラー3」

この時点での上記のパワーをイメージする。

どうや?パレットを使うんやで!?

少し暗いかな?

パワー7辺りだと仮説する。

ベージュやけん、もう少し明るくしたい。

メインで使う ファッションカラーをベージュの12レベルにする。

そこに アクセントカラーを混ぜる。
約20%~30%

結果的に ブリーチ無しでも赤みを抑えて、柔らかみ「色の強さアップ」のある「ベージュ」に仕上がる。

と言う感じ。



【シロ】この%は どうやって計算するんですか?



⭕️アクセントカラー何%入れるか?




【クロ】これは上記のパワーをイメージした後、あまり入れすぎると「色持ちや、引っ掛かりが出てきて悪くなる」事も考慮した結果 目安を作ったけん紹介するばい。
  1. 赤5%~10%
  2. 青30%
  3. 黄色20%
  4. 緑20%


この位だと「ほぼ どんな使い方でも間違い無い」が 脱色レベル=光レベル 次第で「調整が必要になってくる」


ブリーチ無しで「強く色を出す!」場合は「極端に増やす事もある!」その際には「色持ちの悪さ」を「伝えるべき!」

イメージは「ヘアカラートリートメント」と「同じ位の色持ちである」が「ヘアカラートリートメントよりも手触りが硬い!」



【クロ】ここも 「微調整は各自必要やけん!」何度も復習、実験を「繰り返すんや!」





【シロ】まずは、毛束を使って 「実験」しないとですね(^-^)




【シロ】そしたら、次に薬剤のパワーを使いこなす??って
どういう事か 教えて下さい\(^-^)/





⭕️ヘアカラーの薬剤パワーを使いこなす方法



【クロ】ほんなら行くで、ヘアカラーの薬剤は大きく別けると
4つのポイントがあるんや!
  1. 薬剤の塗布量
  2. 薬剤 塗布後の放置時間
  3. 薬剤 塗布後の熱 環境
  4. 再浸透「乳化、再塗布」の活用




【クロ】これは 上から順に「重要」なんやけどな、綺麗に染めたければ「たっぷり塗布量をのせた後にきっちりと30分放置する」
その時、「染まり難いタイプのお客さん」や「染まり難い部分」を「温める」もしくは「熱が逃げない様に保温する」を「意識する必要がある」わけで、そこに「再塗布」や「乳化」による プラスαを加える。





【シロ】塗布量、時間、熱、+αで再塗布、乳化。
その4つを使いこなす!なるほど。。





【クロ】これを 考えると沢山ある様に聞こえるが、「慣れると簡単になるで!」簡単にまとめると ↓の様になるけん!
よう見とき!







⭕️ヘアカラーの基本まとめ



  1. まずは来店されたお客さん「素材」を確認する!
  2. ベースの明るさ、ダメージ具合から「染まり易いのか?をイメージして」
  3. それに対して の「補色の有無」「色の強さ、明るさを設定する」
  4. 基本はしっかりと塗布、髪質に合わせて「温度調整」
  5. 乳化による「再浸透」により「発色を増す事も出来る」ので臨機応変に 活用する。
  6. ブリーチ有り、無し、色持ちを「考えて」原色による 「鮮やかさ」を「イメージして薬剤を作る!」
  7. 最終的に「カウンセリングが1番重要である!」
  8. なりたい色の確認、上記の結果を「お客様」にも伝えながら 「今後の提案をしつつ」一緒に作り上げる。


以上!


最後までありがとうございましたm(__)m

この記事で書けなかった部分も 思い返せば あるのですが、そこは今後「質問等」を「聞きながら」このページに追記していけたらと思います。

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