⭕️今回の記事で解る事
ヘアカラーの補色同士を混ぜるとどうなるのか?
具体的には、 緑色(マット)と ピンクを混ぜて その発色を見ていきます!
その結果、何が解るのか?
疑問点🤔
○緑色とピンクを混ぜるとどうなると思いますか?
お互いの色を消し合う事により、濁った色になるのでは ないだろうか?
それとも どちらかの色が 勝つと思いますか?
見ていきましょう🎵
その前に
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それでは本題に入ります↓
⭕️ヘアカラーの補色同士(ピンクと緑)混ぜると打ち消し合うのか
ポイント解説
今回使った薬剤はアジアンカラーのマットの8レベルとマテリアのピンクの8レベルです。
それぞれ等倍(1対1)でオキシドールは3%で混ぜて 時間は約20分の自然放置での発色を見ています。
ベースは ブリーチ3回レベルの17トーンくらい。
仕上げがコチラです↓
それぞれ 8レベルの薬剤をのせているのですが、1番右は マットとピンクの混色となっています。
この結果から解る事をまとめてみました🎵
マットとピンクを混ぜると解る事
ピンクが緑色により 柔らかくなる
⭕️ピンクは緑色を混ぜる事で 柔らかくなります。
色の強さ(染まりやすさの順番)が解ります。
例えば 、アッシュ系に染めた後に良くあるのですが、髪の毛が 退色して緑色になった時、
シルバーシャンプーやブルーシャンプーを使うよりも ピンクシャンプーや紫シャンプーを使った方が 緑色を打ち消す効果があります。
ブルーシャンプー何かは 逆に緑色になったりします😅
カラーシャンプーは通常薄めの色素なので 退色した後に 薄い青をのせても ブルーになる事はありません。
それよりも 緑色の反対色を使ってあげた方が 無彩色(グレー)寄りに見えるものです。
色素の強さは 暖色系の 赤やピンク、紫が強く、
その次に中性色のマットや、イエローもソコに部類して
青系の寒色系が弱くて 1番入り難くて色落ちも早くなってます。
⭕️ブリーチオンカラー後の色の落ち方と落ちやすい順番
色の落ちやすさ
色の落ちやすさ的にも 青は落ちやすく 赤やピンク系は 落ちるのは早いですが、
赤系の色素は 色素が小さく、最後まで残留色素として 残りやすい為に ブリーチ後ピンクや赤を入れると次回のカラーに影響しやすくなります。↓
ブリーチ後のオンカラーをした後の色落ちまとめ
青(アッシュ)系の色素は 色が落ちると右周りで変色して緑色となります。
その後 1~2ヶ月で 12時の方向へとたどり着いて イエロー(黄色)っぽくなります。
反対に、ピンクや赤系でカラーを入れた場合は左周りで オレンジ(カッパー)系を通り 最終的に イエロー(ベージュ)になります。
ブリーチ後、補色は何色を混ぜたら良いのか?
補色は何色を混ぜたら良いのか?
ブリーチ後の髪の毛の色は 明るくなりやすい人、明るくなりにくい人と いますが、
基本的に上の図の番号で5番~8番を通ります(ブリーチの回数により 8番以降は下にズレて白に近くなる訳です)
そこで、最も効果的で 簡単なのは↓
20番の青紫色の色は ブリーチ後の補色に最適で、暖色系も寒色系もドチラにも 使えます。
何も考えなくても 自分の使ってる薬剤のメーカーの20番を 補色として 5%前後混ぜておけば
暖色系のカラーも 寒色系のカラーも色のズレを抑えることが可能となります。
そして、緑色になるのを防ぎたい方はひたすら20番の「青紫系のカラーシャンプーやピンクシャンプーを使う」事で「アッシュ系のグレーやシルバーをキープ」する事が出来ます😃
グッバイイエローは20番
「シルバーやグレー等のアッシュ向け」
ピンクシャンプーを使うと?
「アッシュ系の髪色に使い続ける事で、少しずつ柔らかいピンク系」
今後、この考えを応用していく流れ
今回は ここまで ですが、今後の流れとして、色んな方向から ブログ内で 過去の実験をまとめていき、
更に ソコから出てくる疑問を また新たに実験、検証を繰り返していきます。
補色や色の持ち
に関しては やはり自宅でのカラーシャンプーやカラートリートメントを 自店舗で 作って 販売して行くことで 色の持ち、他店舗との 差別化、
自店舗の独自化をしていくのが理想的です。
僕は7~8年前から 自分でカラートリートメントを作ってたりしてた時期があるのですが、
今後はそういう 「アフターカラーも自店舗の商品を!」と言う展開になると予想してます🤔
⭕️あとがき
今回は 補色通しをぶつけてみて、その結果解る事を 紹介してみました。
今後も 更に調べたり、考えている事を 公開していきますので、また見に来て欲しいかと思います。
下に⇩タグ別で 全て記事を公開してますので 「カラーに興味ある方は ラベル③」をご覧ください↓😃