この記事で解ること
最近の記事では、アッシュグレーに染める為のカラーレシピについての考察を幾つか続けて紹介しました。
主に茶髪、ブリーチ1回、ブリーチ3回レベルでの ベースに対して色の入り具合を見た後に レシピについての考察をして 来ましたが、今回の記事では
アッシュグレーに染める方法として、ブリーチ1回レベルの髪の毛の場合は グレー系の薬剤を使っては駄目だ!と言う事が解ります。
それについてを 詳しく解説していきますので 宜しくお願いします😆
目次(見出しへ移動)
⭕️ブリーチ1回だとグレー系の薬剤2種類で色の入りが悪かった
まずは、先日紹介した ヴェールグレイ14レベル↓
⭕️明るめアッシュ「ヴェールグレイ」で明度別に染めた結果←詳しくはコチラ
それから グレー↓
⭕️明るめアッシュ「グレーで3種類の明度別毛束に染めた結果」←詳しくはコチラ
↑毛束の真ん中が ブリーチ1回レベルに14トーンのグレーをのせた結果です。
ブリーチ3回の毛束では 綺麗な発色を見せていましたが、ブリーチ1回だと イマイチだったと思います
そこで、今回は 別の薬剤(トーンは同じ)でもブリーチ1回でも綺麗にアッシュグレーに染まる薬剤を紹介します。
⭕️ブリーチ1回だとインディゴでアッシュグレーに染まります
まずは コチラをご覧ください↓
先程 紹介した ヴェールグレイ14/91とグレイ14/1と同じく14トーンですが、インディゴ 14/8で染めた結果です↑
真ん中が ブリーチ1回です。
グレイ系の薬剤では ブリーチ1回のベースだと薄く染まっていただけでしたが、
インディゴだとブリーチ1回でも アッシュグレーに綺麗に染まっているのが 解るかと思います。
これを考察すると↓
以前紹介した記事で 14/1グレーは19番の紫みの青、
14/91ヴェールグレイは17番の青ですが ヴェールは少し薄めの彩度に染まると言う事が仕上がりから確認できました。
ではインディゴって何色なのか?と言うと 青に少し緑を混ぜた色となっていて、
番号で言うなら16番の緑みの青となります。
この事から何が解ると思いますか?
ブリーチ1回だと↓
5番くらいの明るさになります。
(まだ赤みが残ってます)
インディゴは丁度 4番、5番辺りの反対色になります。
なので 赤みを抹消して後には 14トーンにで薄く青が残ります。
その結果が↓
真ん中(だいだい色抹消)アッシュグレーとなってます↑
右はブリーチ3回ですが、ブリーチ3回だと 濃いめに入るので その薬剤の色が強く出ます。色相環で見ても やはり、16番辺り(少し17番寄りで、青が濃いめだと思います)の発色で間違いないですよね?
⭕️ブリーチ1回でビリジアンとインディゴの染まり方比較
もう1つ ブリーチ1回後に 使う事でアッシュグレーに染める事が出来る薬剤を紹介します。
ビリジアンは14/2 これもコレストンですが、基本的に薬剤メーカーは関係無くて
自分の扱っている薬剤で その色を作れば良いだけです。(大抵は濃いめと薄めの薬剤があれば、色相環で微調整して何でも作れます)
ビリジアンをブリーチ1回(茶髪、ブリーチ3回)での仕上がりと詳しい解説は↓から見られます。
ブリーチ1回ビリジアンとインディゴの染まり方の比較
ビリジアン(ブリーチ1回)↓16番(グレー濃いめ)
グレーは無彩色(モノトーン)黒が薄くなるイメージです。
⭕️ブリーチ1回でのアッシュグレーのレシピを考察した結果
カラーレシピ考察
結果的にブリーチ1回でアッシュグレーに初め場合は16番の緑みの青を使うと ブリーチ1回程度の だいだい色からでもアッシュグレーに染まる事が解りました。
16番でも、青が濃いめのパターンと グレーが濃いめのパターンとで 若干の濃さの変化が見られたかと思います。
ブリーチ3回の場合を見ると 薬剤の色が明らかになりますので、今後も 様々な薬剤で 検証を行い、その結果から ヘアカラーのレシピを考察していきます。
↓に 今まで書いた記事 全部記載してますので 良ければご覧ください。