デビルズトリックのキャンディピンクが赤くなる原因と薄め方【美容師解説】

ブリーチした髪にデビルズトリックのキャンディピンクをのせてみたら、思っていたよりも赤く発色して戸惑った、という経験はありませんか? せっかく可愛いピンクを目指していたのに、鏡を見て「これはピンクというより赤では…」と感じる方も少なくないようです。実は、この赤みの正体と対処法さえ知っておけば、次回からは狙った色に近づけやすくなります。

この記事の結論:
  • デビルズトリック キャンディピンクは暖色系のため、ブリーチ毛では赤みが強く出やすい
  • ブリーチ1回・3回それぞれの実例写真と、コンディショナーで薄める配合比率(g)を紹介
  • 放置時間よりも配合比率を調整する方が、狙ったピンクに近づけやすい

ブリーチ毛にキャンディピンクを使うと赤くなりやすい理由

💡 デビルズトリック キャンディピンクは暖色系のカラー剤のため、ブリーチ毛では赤みの強い発色になりやすい傾向があります。

ヘアカラーの仕上がりは、商品の色そのものだけでなく、髪のベースとなる明るさ(トーン)によっても大きく変わります。キャンディピンクのような暖色系の色味は、ブリーチ毛にのせるとしっかり発色しやすいとされており、その分だけ狙っていた淡いピンクよりも赤寄りの仕上がりになりやすい側面があります。

ピンク系のカラー全般で赤みが出やすい原因や改善策については、セルフカラーでピンク色使ったけど「赤に染まる原因と改善策」でも詳しく解説しています。

暖色系カラーが定着しやすい仕組み

暖色系(赤・ピンク)のカラー剤は、寒色系(ブルーなど)に比べて色が入りやすく、発色ムラも出にくいという指摘が見られます。一方で寒色系はブリーチなしだと変色しやすいとされ、暖色系とは逆の傾向があるようです。暖色系だからこそしっかり色が入る反面、赤みも強調されやすいという点は覚えておくとよいでしょう。

【実例】ブリーチ1回でキャンディピンクを使った仕上がり

💡 ブリーチ1回のベースにキャンディピンクを使うと、写真のように赤みの強い発色になりやすい実例です。
デビルズトリック キャンディピンクをブリーチ1回の髪に使った仕上がり

左の写真はブリーチ1回の毛束です(ブリーチの回数によってトリートメントカラーの入り方は変化します)。思っていたよりも赤くなったと感じた方もいるのではないでしょうか? ヘアカラーはベースの明るさによって仕上がりが変わるため、これは自然な結果と言えます。

ブリーチの回数によって髪の明るさがどのように変化するかは、ヘアカラーの明るさ(トーン)数字の目安と、職場で髪の毛の明るさギリギリを考察でも紹介しています。ただし、これだけ濃い赤でも、薄めることでピンクに近づけることは可能です。

自宅でデビルズトリックを使ってセルフカラーを試したい方には、こちらのカラートリートメントが選択肢になります。

クイスクイス デビルズトリック キャンディピンクN

5分放置のカラートリートメントタイプで、1週間程度で色が落ちていくのが特徴です。マジカルミルキーと混ぜて色みを薄めることもできます。⚠️ 白髪用ではなく、暗い髪を明るくすることはできない点には注意が必要です。

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【実例】ブリーチ3回でキャンディピンクを使った仕上がり

💡 ブリーチ3回まで明るくした髪では、色素が奥まで入り込みやすく、より濃い赤系の発色になりやすい傾向があります。

では、ブリーチ3回の場合はどのような発色をするのでしょうか。結果がこちらです。

デビルズトリック キャンディピンクをブリーチ3回の髪に使った仕上がり

これもまた赤くなっているのが分かります。ブリーチ3回の場合はかなり濃く、奥まで赤みが入り込んでしまうため、次の章で紹介する配合比率を目安に薄めて使うのがおすすめです。

赤くならずピンクに近づける薄め方・配合比率

💡 ブリーチの回数に応じてコンディショナーで薄める割合を調整すると、赤みを抑えてピンクに近づけやすくなります。

ここまでの写真のように濃い赤になった場合でも、自宅にあるコンディショナーやトリートメントでキャンディピンクを薄めれば、赤〜ピンクに近づけることができます。薄める割合の考え方は、セルフカラーでマニックパニック使用、染めた時の色全種類見本で紹介している他ブランドの希釈方法とも共通する部分があります。

ブリーチ1回ベースの割合

ブリーチ1回のベースでは、コンディショナー40グラムに対してキャンディピンク4〜8グラム(10〜20%程度)が目安です。ブリーチ1回未満の場合も、この割合を参考にするとよいでしょう。

ブリーチ3回ベースの割合

ブリーチ3回のベースでは色が奥まで濃く入りやすいため、コンディショナー40グラムに対してキャンディピンク2〜4グラム(5〜10%程度)がちょうどよいバランスになりやすいとされています。

STEP 01
コンディショナーを用意する
薄める土台として、普段使っているコンディショナーかトリートメントを用意します。
STEP 02
ブリーチ回数に合わせて計量する
ブリーチ1回なら4〜8g、3回なら2〜4gを目安にキャンディピンクを計量します。
STEP 03
よく混ぜ合わせる
色ムラが出ないよう、コンディショナーとしっかり混ざるまで混ぜます。
STEP 04
髪全体に塗布して放置する
乾いた髪に塗り込み、商品パッケージの目安時間を基準に放置します。
STEP 05
しっかりすすぐ
色残りがなくなるまで洗い流し、いつも通りシャンプー・トリートメントをします。

薄めるときのよくある誤解・注意点

💡 「濃いめに作ってから薄める」よりも、最初から薄めに作って様子を見る方が失敗しにくいとされています。

実際に混ぜてみて薄すぎるかなと感じたら、あとから足すことは可能です。しかし濃く仕上げてしまうと、後から色を調整したいときに困る可能性があるため、まずは薄めの配合で試すのがおすすめです。

⚠️ 重要な注意事項

頭皮に傷・はれもの・湿疹等がある場合は使用を控えましょう。初めて使う商品は事前にパッチテストを行うと安心です。濡れた髪をタオルで拭く際や雨に濡れた際に、衣類やタオルへ色移りする場合もあるので取り扱いには注意してください。

プロ視点の補足:マジカルミルキー併用と放置時間について

💡 コンディショナーで薄める以外に、公式のマジカルミルキーとの併用も色みを調整する選択肢のひとつです。

キャンディピンクは、無色タイプの「マジカルミルキー」と混ぜることで色みを薄められる公式の使い方も用意されているとされています。比率を変えることで絵の具のように色味を調整できる点も、コンディショナーで薄める方法とあわせて覚えておくと便利です。

放置時間については、口コミを見ると公式の目安より長めに置いても仕上がりに大きな差はなかったという声が多く見られます。💡 時間を伸ばすよりも、配合比率を調整する方が仕上がりに影響しやすいと考えられます。また、ブリーチ直後は毛髪が敏感な状態のため、2週間ほど間隔をあけてから使用することが推奨されているようです。

よくある質問

💬 よくある質問

デビルズトリックのキャンディピンクはブリーチなしでも使える?

使用は可能ですが、ブリーチなしのベース毛では暖色系でも色の入り方が控えめになりやすいとされています。しっかりした発色を狙う場合はブリーチ毛での使用が向いています。

マジカルミルキーと混ぜて薄めてもいい?

公式に用意されている薄め方のひとつで、コンディショナーで薄めるより色みを保ちながら淡くしやすいとされています。好みの色に近づけたい場合の選択肢になります。

放置時間を公式の目安より伸ばしても平気?

放置時間を伸ばしても発色にほとんど差がなかったという声が多く見られます。時間よりも配合比率を調整する方が、仕上がりに影響しやすいと考えられます。

ブリーチ直後に使っても大丈夫?

ブリーチ直後は毛髪が敏感な状態のため、2週間ほど間隔をあけてから使用することが推奨されています。頭皮や髪への負担を考えるとこのタイミングを待つのが安心です。

色落ちを長持ちさせるコツは?

ピンク系シャンプーを併用すると色の抜けを緩やかにしやすいという声が見られます。洗いすぎず、ぬるま湯で洗髪することも色持ちを助けるポイントです。

まとめ

デビルズトリック キャンディピンクは暖色系のカラー剤のため、ブリーチ毛にのせると赤みの強い発色になりやすい商品です。ブリーチ1回・3回の実例のように、ベースの状態によって仕上がりは変わりますが、コンディショナーで薄める割合を調整すれば、狙ったピンクに近づけやすくなります。まずは薄めの配合から試して、自分の髪に合ったバランスを見つけてみてください。

【髪技屋さんのプロフィール】

■ 美容師歴・実績:美容師免許・管理美容師免許取得・20年以上のベテラン美容師。🏆 全国大会入賞、📝 美容専門誌掲載の実績を持つ。

■ 活動内容: 髪の知識・技術全般の講師としても活動。プロも支持する技術で髪の悩みを解決。

■ YouTube: 動画数 1200本以上、総再生回数 2700万回、登録者 3.8万人を達成。

■ ブログ: 記事数 1000本以上。ヘアケア、カラー調合、骨格別ヘアなど、髪のあらゆる疑問を解決。


■ お問い合わせ: ご質問やご相談はX(旧Twitter) @kamiwazayasan までお気軽にどうぞ。

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