⭕️白髪染めの染める周期(ペース)は基本⇨いつでもOK
よくお客様に聞かれる質問の1つに、次はいつ染めたら良いですか?
という質問がありますが、白髪染めもおしゃれ染めもお客様次第で 「気になり方が違います」ので、
答えは 気になった時が染め時😄です。
ですが、肝心な事は 「いつ染めるのか?」ではなく「どの様に染めるのか?」なので、
抑えておきたい!白髪染めとおしゃれ染めの考え方を 含めて紹介していきます😃
白髪染めは基本根元だけ染めるので⇨いつでも染めれるけど注意も必要
白髪染めの場合、基本的にブラウン色ベースで暗めとなります。
例えば、ライトブラウン、ミディアムブラウン、ダークブラウンがあり、
ミディアムブラウンで 毎回毛先まで染めている方は 毛先にいくにつれて 色が重なってしまうので⇨根元はミディアムブラウンだけど、毛先はダークブラウンになります。
原因としては、白髪染めの薬剤の中には 髪を明るくする(脱色)よりも、色を着ける(着色)の方が 主な役割なので、
重ねれば重ねるほどに 暗くなる!というのが白髪染めが 根元だけ染めた方が良い理由となります。
なので、白髪染めの場合 美容師さんに根元のみ(リタッチ)を薦められる事が多いかと思います😃
伸びたらソコだけ染めれば良いのなら 薬剤によるダメージは1回だけで済みそうですよね?
次に、染めすぎによる注意点を紹介します
1センチ伸びたら1センチだけリタッチで染める事は難しい?染めすぎは注意!
美容室に染めに来店されるお客様の中には 2週間ペースで染める方も います。
2週間で染めれば 「白髪は見えませんので、誰にも見られる事はありません」が、ソコには注意点もあります。
1センチ伸びたらソコだけ染めれば良いのだけれど、実際には それは不可能です😅
ほんの少しずつ 「オーバーラップ」して塗らないと 逆に 塗りもれに繋がるので 美容師さんは、基本的に5ミリ~1センチ程度
既に染まってる箇所まで 薬剤を伸ばします😎
ココがポイントです⇩
美容師さんによっては、スピード重視で必要以上に オーバーラップさせて(4~5センチ伸ばして)塗る方もいます。
その場合、2週間ペースで染めていると7~8回薬剤が塗布される事になります。
なるべく、髪の毛に着く薬剤は回数を減らした方がダメージは抑えられます😃
頻繁に染める方で セルフカラーだと 更にダメージに繋がりやすいですし、
担当の方の塗り方次第で 髪の体力の残り方が変わります。
パーマや縮毛矯正なども 同時にされる方は更に注意!
染める周期は関係ありませんが「白髪染めはなるべく 髪に塗布する回数を減らす努力をしましょう😄」
美容室だと、「カルテになるべく根元だけ!」と記入してもらったり
ひと言伝えるだけで、髪のダメージを抑える事が出来ます😆
⭕️おしゃれ染めの染める周期(ペース)の考え方
白髪染めとは 違い、おしゃれ染めの場合は「お気に入りの色が取れたら染め」という方が多いかと思います😃
基本的におしゃれ染めの場合は 根元、中間、毛先と、その箇所により 薬剤のパワーを変えて薬剤を塗布するので
毎回毛先まで染めている方の方が多いくらいです。
薬剤のパワーを変える事で ダメージを90%減らせます
ヘアカラー剤は 1剤のアルカリと2剤の酸性の 2つタイプの薬剤を混ぜて染めるのですが、
毛先にアルカリは不必要です😅(ダメージに繋がりやすい)ので、現在は1剤のアルカリを抑える効果のある2剤があります。
なので、基本的に髪を明るくする時以外は アルカリを抑える方法で染めるとダメージを90%抑える事が出来ます😄
おしゃれ染めは明るさをあまり変えずに色を楽しむ
暗くしたり、明るくしたり、更に明るくしたり、
おしゃれ染めの場合は ヘアカラーの周期としては 色が落ちたら染めても良いですが、
毎回トーンを変えると ダメージに繋がりやすいです。
明るさの変更は 多くてもシーズン毎。
自宅でのカラーシャンプーやカラートリートメントを活用する事で ダメージを抑えながら 「自分の好きな色を、好きなタイミングで楽しむ事が出来ます😆」
⭕️参考になった動画
この記事は YouTubeに投稿されている動画と、実際に僕の美容師としての経験をふまえて まとめて書いています。
ヘアカラーの周期についてを解説している 3分くらいの動画です。
解りやすいので ぜひご覧下さい😃