今回は 9種類のパターンを検証して、解った結果を全て 解説していきます😃
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⭕️ミルクティーベージュに染めるには「ベージュで無くてモノトーン」
ブリーチなしでミルクティーベージュに染める為に必要な薬剤は?
まず始めに ベージュのカラー剤とモノトーンのカラー剤とで 発色の仕方を見てみました😃
ベースは 黒髪からライトナー2回程度行うと作れるトーンとなってます。
オキシドールは6%を使用する事で ベースのメラニン色素を少し削りながら 発色させる事を 狙っています。
ミルクティー系のカラーを作る為にはモノトーンが正解?
画像の結果から解った事
ベージュ系の薬剤は ブラウンが強すぎて 柔らかいミルクティーベージュを表現するのは 難しい😅
ただし、モノトーンの10で検証した結果だと濃すぎる為に そこから調節する必要が出てきました🤔
⭕️ブリーチなしでミルクティーベージュはモノトーンとライトナーを使用します
ミルクティーベージュに染める為には「ライトナーとモノトーン10 (1対1の割合)」でOK😃
ブリーチなしで柔らかい色を出したい場合は ⇩
「通常 オンカラーではオキシドール3%以下を使いますが、6%を使用します😎」
ベージュ系は必然的に12トーン以上の明度が必要
そこで、ライトナー(14トーン)と モノトーン10の等倍(1対1)で 調合する事により
12トーンの明るさを保ちながら モノトーンにより ミルクティー系のベージュ(柔らかさ)を表現しています。
オキシドールも2倍にする事で 薬剤の色を薄く(彩度を低くして柔らかく)しながら
メラニン色素を削る力も 上げています😎
⭕️ブリーチあり「ホワイトベージュのレシピ」クリアで薄めます
ホワイトベージュに染める為には「モノトーンの10~12をクリアで薄めて調合します」
今回の場合は モノトーンの10をクリアで薄めて5%に希釈しています。
「モノトーン10 クリア剤(1対20)😎」
ブリーチなしのミルクティーベージュの結果から 解った事を活用したレシピです。
アッシュ系の薬剤でも作れますが メーカーによって発色が変化します
①ベージュ系の薬剤の5%
②アッシュ(エドルは紫が強いアッシュ系)
③アッシュ(スローはモノトーン系になりやすい薬剤)
ベージュ系の薬剤
ベージュ系の薬剤と言っても 基本的にはブラウンが少し薄くなった程度です。
5%に希釈した結果を考えると ほんの少し薄く色がのった 程度でした。
色の変化を考えると ベージュ系の薬剤単品でのダブルカラーでの使い道は あまりありません😅
アッシュ系の薬剤
アッシュ系の薬剤の結果としては エドルでは シルバーに仕上がり、
スローでは ホワイトシルバー?ホワイトベージュ?比較的彩度の低い モノトーン系の発色となってます。
⭕️ヘアカラー薬剤のメーカーによる特徴でレシピは変化する
今回のタイトルとは ズレてますが おまけとして ヘアカラーの薬剤メーカーによる特徴で 結果がずいぶん変化する事を説明します。
僕が 今までに使った結果として感じるのは
エドルは紫が強い
スローは無彩色が主体
アディクシーは青が強い
イルミナは ベージュが主体
従来のカラー剤(昔のカラー剤)はブラウン主体で原色系の色素が比較的 弱かった
エドルは紫が強い為に 青紫系の発色(シルバーに仕上がってます)
スローは 無彩色(モノトーン)系の仕上がりになりやすい薬剤の為に 薄めた結果ホワイト系の仕上がりとなってます。
今後も 沢山の薬剤(メーカー毎)を検証して紹介していきますが、
ヘアカラーのレシピを考える時には 薬剤のメーカーによる 特徴にも考慮して 考える必要があります。
(オキシの使い方や、考え方、購入方法などを紹介してます)
それぞれの サロンで使用している薬剤でのレシピを考える際には ぜひ参考にしてみて下さい😃