⭕️カラーの基礎知識「染める前から色の落ち方が解ります」

この記事で解ること

ヘアカラーは染める前から 仕上がりと、染めた後 どのように色が落ちるのか?が解ります😄

今回は 実際に 何色の色の落ち方は こうだよ!と言った風に 髪の色の落ち方を 解りやすく解説していきます。


⭕️ヘアカラーの色落ちは色相関で全色考察できます

では、実際に 色相関から ある程度全色 色落ちについてを 解説していきます。

ヘアカラーの色の落ち方 見本


ブリーチ後のダブルカラーの色落ちの仕方(全色考察)

青紫色と黄色を結ぶ縦の線を基準に、右と左にズレていきます。

それを 実際に人気の色を幾つかピックアップして考察してみました😃


①アッシュ

②ピンク

③ベージュ

④ホワイト


実際に 例をあげなから、解りやすく解説していきます↓

⭕️アッシュ系に染めた後は濃いめは緑~明るめはホワイトベージュ系になる

ブリーチを1回以上行ってアッシュ系に染めた場合は 

ベースの色と、使う薬剤により緑色~ホワイトベージュ系に色が変化します。

濃いめの青に染めた場合↓
濃いめの青に髪を染めた1週間後の色落ち

↑この様に 濃いめに青を入れた場合、2~3日は 綺麗に青ですが、1週間後 徐々に緑っぽい色が出てくる方も多いかと思います。

緑色に色が変化する原因

元の明るさが 下の画像(左右どちらとも)くらいの髪の色の場合、 濃いめの青で色を入れると 1週間後 緑色になります。

髪の色が青から緑色になる原因(ベースの明るさ)

具体的には 14トーン以上の髪のベースの方は濃いめに青を入れる場合は 注意が必要です😅(明るさ、トーンの目安↓)

緑色に退色する原因

としては、ベースが黄色の場合 濃いめの青をのせると その時は 青色の濃さで 抑えていますが、

青色の色素が落ちた時に 本来の黄色+青=緑と言う 色の持つ基本的な 混色の原理が働きます😎


13トーン以下の茶髪の方は?

13トーン以下の茶髪ゾーンから 赤茶系のベースの場合は 濃いめに青を入れても 緑色には見えません。

茶髪に濃いめの青で染めた結果

茶髪に濃いめの青をのせると ブルーブラックや グレージュ系になります↓
茶髪に濃いめの青で染めた結果①

↑は 明度(トーン)はあまり変えずに 彩度を濃く(色だけ入れたパターンです😃)

それから↓
茶髪に濃いめの青で染めた結果②

↑は 明度も彩度も 濃く入れて ブルーブラックに染めた場合です(13トーン以下の茶髪ベース)

茶髪からアッシュ(グレージュやブルージュ)に染める方法としてコチラも参考になります↓




次にピンク系の場合を見ていきましょう😃





⭕️ピンク系に染めた場合色の落ち方は濃いめでカッパー~薄めでピンクベージュ

それでは もう1度確認してみましょう🎵
ピンク系に染めた後の色落ち解説

ピンクという色は 2番の赤と20番の青紫を混ぜた中間の23番の赤みの紫が基本的なヘアカラーのピンクの色となります。

ただし、実際は 髪が黒でも茶髪でも 23番を使ったからと言って ピンクには見えません😅

ここでは、話がズレてしまいますので書きませんが↓

ピンク系カラーの基本的な考え方は 以前詳しく解説していますので 更に詳しく知りたい方は コチラを参考にして下さい↓


ピンクに染めた後ピンクベージュに変化する原因


まず、綺麗なピンクに染める為には綺麗に髪を明るくする必要があります。

トーンで言うなら 17トーン以上

そのくらいの髪のメラニン色素を削った結果↓このくらいに仕上がります
ピンクに染めた後 ピンクベージュに色落ちする原因

ヘアカラー剤を使った場合も 同じですが、ピンク色に染める為には 画像左くらい 明るくする必要があります😅

単純に ピンク色がいろあせてくると 黄色に近づく為に、 ピンクベージュになります。

ピンク色は色素が小さい為に色が抜けやすいですが、 奥深くまで色が届くので 完全に取れる分けでは無くて、うっすらピンクの ピンクベージュで落ち着くと言う事です😃


茶髪やブリーチ1回でピンクに染めた後の色落ち→カッパー


茶髪(ブリーチなし)にピンクの濃いめを入れるとこんな感じで染まります↓
茶髪やブリーチ1回に濃いめのピンクで染めた結果

濃いめに入れると24番くらいの赤紫になります。

これを本来は マット系を混ぜて うっすらとやわかな色に レシピを調節したり、ライトナーや薬剤のクリアで 薄めてピンクに近づけるのですが、


ベースは左の毛束なので、5番(だいだい色=カッパー)へと 割りと早めに 変化してしまいます。



⭕️ベージュ系に染めた場合の色はアッシュもピンクも取れるのみ

ベージュ系に染めた場合は 単純にベージュ(ベースの黄色)に戻るのみです😃

例えば アッシュ系で少しくすませたアッシュベージュの場合は  ↓
アッシュベージュの色の落ち方

(左染める前、右アッシュベージュに染めた後)

元の色 左に戻るのみです😃


ピンクベージュも 同じです。


これは、ベージュ系に染める場合は 元のベージュを保つ程度に (赤、青)を薄くのせる為、赤や青が取れる時に 自然とベージュに戻ると言う事で、

赤や青を濃く入れると、ベージュでは無くなってしまいます😅


⭕️髪をホワイトに染めた場合もベースの色に戻るのみです

ベージュ系に染めた時と 同じく、ホワイトカラーのレシピは まずベースの色を限りなく20トーンまで近づけます。
髪をホワイトに染める時必要な明るさ
なるべくメラニン色素を削る事により、透け感 と色のにごり が無くなり ホワイトに染める事ができます。

ホワイトに染めるレシピとしては、明るくなった髪の毛に ペールイエローの反対色である青紫系の色を薄くのせるだけです。

髪を白(ホワイト)に染めるレシピ


なので、5%程度の青紫系を薄くのせてあげると黄色をボカす事ができるので髪を白くする事が出来ます。

他にも、ホワイト系カラーのレシピは(ホワイトシルバーやホワイトベージュ)等も 同等に薄く紫みの青やベージュをのせると 作る事が出来ます😎


なので、カラーシャンプー(紫系)を使って薄く黄ばみをボカす程度でも 染められますが、色が落ちると 元のベースの色に戻るのみです😃

⭕️あとがき

この様に、色は染める前から 落ち方まで解っています😎


今は各サロンで シャンプー剤を販売しているかと思いますが、

その中に 各種 カラーシャンプーを取り扱う事で、色が落ちても 緑色にならないとか?

ホワイトシルバーを維持させたりとか?

そういった アフターサービスまで行う事で 満足度が高まるのではないだろうか?と 思います😃


良ければ 参考にして下さい。

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