今回は3つのテーマについて解説していきます⇩
⭕️酸性縮毛矯正(酸性ストレート)とアルカリ縮毛矯正の違い
アルカリ縮毛矯正の特徴
薬剤の特徴として 髪を大きく膨潤させて「キューティクルを開きます」そこから薬剤による効果として「髪の毛の形状を司る構造を一旦破壊して、髪を柔らかくします」
それにより、通常 引っ張っても伸びない髪の毛が「引っ張ると2~3センチビョーンと伸びます😳」
その作用を使用して1度髪の薬剤を流した後に乾かして「ヘアアイロンで真っ直ぐにした時に、髪の形状も真っ直ぐになります😃」
酸性縮毛矯正の特徴
アルカリ縮毛矯正と違い 膨潤させる力は弱く「キューティクルの隙間から髪の内部に入り込みます」
髪の毛の内部構造も破壊するというより「イメージは整体のように矯正していく」感じです。
癖はアルカリ縮毛矯正と比較して 真っ直ぐにするまでに「時間がかかります😅」
平均的にアルカリが10分~15分くらい薬剤放置するのに対して 酸性縮毛矯正は40分は放置します。
それでも、アルカリ縮毛矯正と比較して硬い髪の毛や癖が強い場合 「真っ直ぐにならない事があります」
そこで今回は、酸性縮毛矯正でもアルカリ縮毛矯正くらい より癖を伸ばす為の方法とその条件を紹介します⇩
⭕️酸性縮毛矯正で強い癖毛を真っ直ぐにする方法とその条件
癖が強くても酸性ストレートで真っ直ぐ伸ばす為の条件
①酸性タイプの縮毛矯正やストレートには 髪の毛を膨潤させて 薬剤が入り込む為のパワーが少ないので 髪のキューティクルが既に開いている環境上で「より癖を伸ばす事が出来ます」
例えば、全くの健康毛の方で癖が強い場合、何らかの方法(蒸気を使ってキューティクルを開いたり、専用の前処理剤を使う)で 薬剤の通り道を作らないと「癖の伸びが悪くなります😅」
②⇧を踏まえた上で 「髪の状態に合った薬剤の強さが必要となります」
現在は、酸性縮毛矯正にもハイブリッドな薬剤があるのですが それを考慮して 「適材適所選択する薬剤の知識が必要です」
①②では、髪の状態を薬剤の通りやすい環境に近付けて 合った薬剤を使う事が重要と言えます。
酸性縮毛矯正の時(癖が細かく強い時)に使える裏技
来店された時、どうしても酸性の薬剤を使わないといけない場合🤔
癖が細かく「酸性の薬剤では癖が残りそう!」そんな時は⇩
ここだけの話ですが「初めにプレアイロンで癖を伸ばしてから1剤を付けます😆」
多分、やってる美容師さんはいないかも知れませんが「通常通りの癖の伸び方が1.5倍くらい良くなります」
アイロンの温度は140℃以下で 通常のアイロンよりも簡単にでOKです。
前髪やもみあげ、バックの襟足部分などの「癖が強い部分、髪が硬い部分」だけでも随分と変化します🎵
理屈では ストレートパーマにも使えそうですが、ストレートにはやった事は無いので試しても良いかと思います。
癖が伸びる事はあっても、時間プラスでがかかるのでサロンの都合、お客様の状態で「これは使える!」という時に試すと良いかと思います。
⭕️酸性縮毛矯正で髪質改善(どんな人におすすめ?)
酸性の縮毛矯正がおすすめな人はハイダメージだけど髪の癖が強く困ってる方、
エイジング毛でパサつきが酷い方の場合は特に効果的です。
⚠️逆に健康毛の方や 癖が無い方にはおすすめ出来ません。
癖が無い場合、アルカリ縮毛矯正だと「髪が平べったくなるので」効果がありますが、
酸性タイプの縮毛矯正では ソコまでの髪の形状を変える効果が無いので 変化としてはあまり無いかと思います😅
酸性ストレート駄目な人の特徴 動画⇩
自宅で髪質改善したい方は⇩
⇧この方法を使うのがベストです🔥
このブログでは毎日髪に関する情報を紹介してます🎵
他にも沢山記事があるので 良ければまた見に来て下さいね😃