今回の質問内容はコチラ⇩
「先日、パーマをかけたら 毛先がチリチリになりました!」
後日ネットで調べたら「ブリーチした髪にパーマをかけると凄く傷むとの事」
「友達もパーマをかけていますが、友達もブリーチをしているので、何で?」と疑問が残りました🤔
宜しくお願いします。
⭕️ブリーチ後「パーマをかけるとチリチリになる人の特徴」
⚠️ブリーチ毛にパーマを欠ける際の注意点
ブリーチ後のパーマは 「パーマの薬剤、ヘアスタイル、希望のかかり具合」で 可能か?難しいか?決まります🤔
美容師さんの中には「薬剤に特化していてブリーチ毛に綺麗にパーマをかけられるよ!」と言う方もいますが、
基本的に パーマの薬剤は「酸性パーマ、コスメパーマ」を薦める事が多いかと思います。
ブリーチは「髪のメラニン色素を削ります」が、その時「髪の芯=骨にあたる箇所」も削ってしまいます😅
パーマは髪の芯から 形を変化させる事で 「ウエーブやカール」をキープさせるのですが、
髪の芯が「傷ついてたり、折れ曲がってたり」すると 綺麗にパーマをかける事が出来なくなります。
ドライヤーで乾かすと真っ直ぐに戻ったり、髪の中の栄養成分が爆発したりキューティクルが破損して「チリチリしたり、髪が溶けたり」します。
そこで、ブリーチ毛にパーマをかける際に酸性パーマやコスメパーマは 「他のパーマ液と比較して 髪への負担を減らす事が期待出来る」為に 最終的な選択肢としてあげられます。
髪に比較的優しいパーマ液は最低条件
そこで 少なくてもブリーチ毛の方には 「酸性パーマや、コスメパーマ」でかける事が 1番重要なポイントだと言えます。
ヘアスタイルによる パーマのかかり具合
例えば、ワンレングスボブや 超ロングのヘアスタイル等は
「髪の長さによる重さ、乾くまでにパーマがダレる」可能性が高い為、ハイダメージ毛にの髪にパーマをかける際には
「グラデーションやレイヤーカットにより」パーマが出しやすい(動かしやすい)ヘアスタイルにする事が望ましいです。
パーマは強め?弱め?ブリーチ毛はパーマがすぐダレます!
ブリーチ毛は髪質によっては、髪の骨が大きく削られている為に 「ウェーブをキープする弾力性」がありません。
弱め=大きいロッドで巻く事で 柔らかいウェーブやカールを作れますが、
弾力が無い髪の毛にかけると⇨すぐカールが伸びてしまい「乾かしてる間に真っ直ぐに戻ります」
強め=小さめのロッドで巻くと 波が小刻みになり ウェーブは残りやすいですが「弾力性の無い髪の毛に小さめに巻くと?」
チリチリした感じに仕上がる事が多い為、それも 難しい事が解るかと思います。
ブリーチなし、ブリーチ1回、ブリーチ2回、ブリーチ3回にパーマをかけた結果⇩
ブリーチの回数でもパーマのかかり具合は変わる?
動画の内容としては、黒髪、ブリーチ1回~3回の髪にパーマをかけた時の仕上がりを見ています。
結論⇩
ブリーチ無しは 勿論問題なし!
ブリーチ1回も若干パーマのダレを感じるけど「そこまで問題なし」
ブリーチ2回以上~仕上がりに極端にパーマのダレを感じます(具体的には動画でご覧ください)
ブリーチの回数というよりも 髪にどれだけ芯が残ってるか?
ブリーチを何度も繰り返しているけど「綺麗に見える方も」
ブリーチ1回でも「髪の毛かバサバサ」になる方もいます。
髪の毛の太さよりも、キューティクルの密度?
実際、美容師として思うのは「髪の毛が太い人の方がブリーチでダメージを受けやすい🤔」
髪が太いと 硬くて強そうだけど?と思われるかもしれませんが、
実は 日本人の髪にブリーチを行った際、太い髪の毛のお客様の方が 「ダメージが強く出やすいです😅」
これは、主に「キューティクルの鱗の大きさや密度」によるものかと思われますが、
髪の毛が太いと 鱗も大きく 重なりも粗い事が多い為か?直ぐに 傷みやすいと思われます。
逆に 細くても鱗が小さく密だと 「外部からのダメージも薬剤によるダメージも軽減してくれる為」
2~3回ブリーチしても 艶が残る方もいます。
ブリーチを行った時、濡れた状態が判断しやすい!
濡れた時は 髪のキューティクルが開いている為に 「髪の本来の ダメージ具合が解りやすくなってます」
その時、髪に芯が残ってるようなら?
ブリーチを2回3回繰り返していても パーマはかかる!
というのが 本来言いたかった 答えです😃
それを判断して 適した薬剤と適したヘアスタイル、適した強さで パーマをかけられる美容師さんなら 可能です。
個人的に「ブリーチ毛にパーマをかけるなら?」
コスメ系のパーマ液でも 弱めの薬剤を使用して「ある程度しっかり時間を置く」事。
髪の重なりを減らす為に グラデーションを入れる。
パーマは強くならない様なロッド選択。
その辺りを気をつけて 後は 「カウンセリングで 方向性を決める」かな?
自信が無い 状態の髪質には「全力で止めます😃」
⭕️ブリーチとパーマを行う順番はどれが先?
ブリーチとパーマを行う際の順番は?
パーマをかけた後に、弱めのブリーチという選択。
パーマを後にかけるよりも 先に狙った通りに「パーマをかけた後でブリーチのパワーを抑えてカラーをする」事が 狙い通りにしやすく感じます。
通常のカラーとパワーも同じく⇩
パーマ後にカラーが基本となっており、色落ちを考えても 「先にカラーという選択肢はありません」
⚠️リタッチ(根元染め)だけの場合は 逆でもOK
⭕️ブリーチ後パーマをして失敗!?チリチリを直したい!解決策
正直な所、チリチリになった髪は見た目は直せても「ダメージが無くなる事は無い」ので、
なるべくなら、
①毛先を 切れるだけ切ってあげる。
②酸性タイプの縮毛矯正で 可能な限りストレートに戻す
③サロンでのトリートメント、もしくは自宅でトリートメントを頑張る
自宅で毛先を切る方法
傷んでしまった髪の毛は 可能なら切った方が良い!
そのまま残してると「切れ毛」により「悪化」する可能性があります。
手入れのしやすさ 等も考慮して 良ければカットしましょう。
酸性タイプの縮毛矯正でチリチリを改善
酸性タイプの縮毛矯正なら 「ダメージを抑えながら チリチリを軽減、無くす」事が期待出来ます。
少なくても 今よりはマシになる。
大抵の美容師さんも 同意見かと思います。
自宅でトリートメントをがんばる
通常のコンディショナーやトリートメントでは 追い付かないので、サロン用のトリートメントを自宅で行うのが おすすめです。
少々面倒ですが、3剤式+1のトリートメントを自宅で行う事で チリチリになってしまった髪の毛の「ザラつきを軽減、無くす事が出来ます」
酸性タイプの縮毛矯正後にトリートメントが 現在1番の改善策です。
あとがき
担当の美容師さんに「ブリーチとパーマ一緒に出来るの?」と訪ねてみる
実際に、髪質によって 随分変わりますので 美容師さんに相談する事。
既に傷んでしまった方は⇧改善策を参考にしてくださいね😃