⭕️ブリーチあり?なし?「ネイビー系ヘアカラーの染め方まとめてみた」

⭕️まえがき

今回は「ネイビー系のヘアカラーの発色について」

ブリーチあり、なしで染めるネイビーカラーの見本


上の画像はブリーチあり?なし?ブリーチの回数1回、3回とブリーチ無しの茶髪ベースによる3種類の発色の見本です。


今回は、具体的に様々なネイビー系の色に染める方法を まとめてみました😃


ネイビー系に染めたい方や、ヘアカラーのレシピに疑問がある方に向けて 書いています。


🎯今回の記事で解る事

💡茶髪にネイビー系のカラー剤を塗布することで どれだけ色が入るのか?


ヘアブリーチ(1回、3回)後に 、オンカラー(ブリーチの後にもう1度カラー剤を塗布する事)をした結果での発色が解ります。


⭕️関連記事の紹介↓

ブログ内では 他にもこんな記事を書いてます↓


⭕️ブリーチ1回・3回に赤で染めると?4種類検証しました

(ブリーチの回数による染まり方→マニパニ、カラートリートメント、カラー剤、カラーバターで 検証しました)


⭕️3Dグラデーションカラーのやり方/外国人バレイヤージュ技法

(基本的な3Dグラデーションカラーのやり方を紹介しました)


それでは本題に入ります↓

⭕️ネイビー系ヘアカラーに染める方法を確かめてみた

実際に確かめてみた事を 4つにまとめてみました↓


☑️ポイント4つ紹介

①ヘアカラー 「ネイビーブルー」に染める為に必要な事


②ヘアカラー 「ネイビーアッシュ」に染める為に必要な事


③ヘアカラー 「ネイビーブラック」に染める為に必要な事


④「セルフカラーでネイビーブルーやネイビーブラック」に染める方法


それでは 1つずつ 紹介していきます🎵


⭕️ネイビーブルーに染める為に必要な事(色見本)

ネイビーブルーと言う色は 濃い紺色の事で ヘアカラーだと こんな感じの色です↓

ネイビーブルー 髪色見本

↑この色を出そうと思うと やはりブリーチが必要となってきます。

一般的には美容室で染める事で綺麗に染める事が出来ますが、

今回、 カラートリートメントでも試した所、ネイビーブルーに染める事が出来ました。

カラートリートメントなら 自宅でセルフカラーでも出来るので 今の髪の明るさ次第では セルフカラーでも染める事が出来ます。

上の画像は ヘアカラーの薬剤を使って染めた色なので まずはソチラから紹介していきます。

ブリーチあり?なし?これなら綺麗にネイビー系カラーに染まります


今回は 黒髪からライトナー1回、ブリーチ1回、独自の超ブリーチと言う技法を用いたブリーチ1回の3種類の毛束を作って染まり方を見てみました↓

黒髪から ライトナー、ブリーチ1回

1番左の毛束は黒髪から ブリーチ無し(ライトナー1回)の髪の毛束です。

後の2つは 通常だと ブリーチ1回と3回で明るくなる トーンです。


この3つの毛束は 多くの人の 髪の明るさに例えられますので、この毛束を染める事で 目安となる 色の見本を作る事が出来ます。


今回使った薬剤→ウエラのコレストン+のネイビーです↓

ウエラ コレストン ネイビー

ネイビーと言う色は 濃い青なので 基本的には ブリーチ後のカラーの際にも 色のズレが少なくて済みます。


グレーとか、アッシュと言った薬剤と比べると 薬剤の色素が濃い為に ブリーチ後に黄色くなった髪の毛にそのまま 単品で使っても緑色になったりしません。(ネイビーの7レベル位までなら)


グレーやアッシュは その点 、単品で使うと ズレて 緑色になる恐れがあるので 補色として 多くの場合は、 紫系の薬剤を足して染める事が殆んどです。


3つの毛束にそのまま オキシドール2%のアルカリキャンセル使用で 20分~30分放置するだけで↓(綺麗にネイビー系のカラーが入ります)

ブリーチあり?なし?ネイビー系に染める方法

たった1つの薬剤のみでどの毛束も解りやすいくらい 綺麗に染まりました(ある程度の明るさがあれば グレー系~ブルー系まで入ります)


左から 

  • グレー(モノトーン系の無彩色)
  • シルバーグレー(グレーに透明感があります
  • ネイビーブルー(濃い青、濃い紺色)
ぶっちゃけ、アッシュ系に染める際には 殆んど この薬剤をベースとして 調合したら簡単にレシピを考えられるので 凄く楽になると思います。


⭕️ネイビーアッシュに染める為に必要な事(レシピの作り方)

ネイビーアッシュに染める為には、1本 濃いめのネイビーがあれば 簡単です🎵

ネイビーブルーは青が強いですが、

ネイビーアッシュは ニュアンス的には青がくすんだ感じの色合い となります。

そこで考えられるのは

ネイビー(濃い青)はブリーチ1回だと難しいので 2~3回繰り返して ペールイエローまで 明度を上げます。

そしたら ネイビー(濃い青)を アッシュ系()の薬剤で 薄めてあげる事で ネイビーアッシュとなります。

例えば、明るさで言うと 11トーンから上の20トーンまでは 徐々に明るく(透けて)見え、ベージュ系~ホワイト系に変化しますし、

1~5トーンは ブラック系となります。

なので、ネイビーアッシュに染める際には 6トーンから10トーンのアッシュ系の薬剤とネイビーを割って作ると↓

青の濃さと アッシュ(くすみ)を調節して染める為のレシピが完成します。

ネイビーとアッシュの10トーンの薬剤を1対1で調合する場合は 紫7を5% 程混ぜる 事で ズレを防ぐ事が出来ます。

アッシュ7トーンくらいで割る場合なら補色も必要なく、オキシドールを2倍まで薄めてあげる事で 青を薄くする事も出来ます。


⭕️ネイビーブラックに染める際に必要な考え方と色持ちについて

ブルーブラックとか、ネイビーブラックとか、今 まさに人気のアッシュ系の中でも 上位でオーダーがあるかと思います。

今が5月なので そろそろ 看護師さん達の研修等で 髪を暗く染めないといけないと言う人達が増えてきます。

その時に人気なのが、ネイビー系のブラックです。

普通の黒染めと違って 青系のブラックは 後から明るくする事が 比較的に簡単です。

⭕️なぜ ネイビーブラック系だと 後から明るくしやすいのか?


ネイビーブラックもブルーブラックも同じですが、

通常の黒染めは ブラウンベース(赤、オレンジ系)濃いめの薬剤で トーンを1~6に暗くする事でが多いです。

赤系の色素は 細かくて 髪の内部まで染めます。

青系の色素は 赤、青、黄 の中でも 1番大きくて 染まり難くなってます。


髪の内部まで染める事は 比較的に難しいので 色の持ちも悪いです。

入り難くて 取れやすいのが アッシュの特徴です。

黒染め(暗染め)で考えた時に 色が奥まで入りにくい為に 色落ちが早いので 後から明るくする事がしやすくなります。

その後、明るくする際にも それは有効で 黒染めと比べると 確実に色を明るくしやすくなってます。

黒髪だと重く見える印象も ネイビーブラックなら 肌の色も綺麗に見えるのは とても嬉しい要素だと思います。

ネイビーブラックの色持ち(色落ち)はどのくらい?

僕も個人的に 明るく染めた後 飽きたらネイビー系の暗髪に染める事が よくあります。

色の落ち方としては、染めたてが真っ黒に近いネイビー系の場合だと 3週間位はある程度暗くキープ出来ますが、

2ヶ月経つ前に 10トーン以上の明るさに戻る事が殆んどです。

ネイビーブラックの場合、色が落ちるとアッシュブラウンになります。

その頃には また明るく染めたくなってるので 弱ブリーチでダメージ抑えながら明るさを調節して 好きな色に染める事が出来る様になります。



⭕️セルフカラーでネイビーブルーやネイビーブラックに染める方法

例えば、今 ご自身の髪の色がこのくらいなら↓その結果 仕上がりイメージが解ります。
セルフカラーする前の髪の色
使ったのは カラートリートメントで エンシェールズのネイビーブルーです。

ネットで簡単に購入する事が出来ます

エンシェールズ ネイビーブルー

ネイビーブルーを使った場合の仕上がりがコチラです↓

セルフカラー ネイビーブルーの仕上がり イメージ





ブリーチ3回だとネイビーブルー
ブリーチ1回だとカーキ系のアッシュ
茶髪だと ネイビーブラックとなってます。

コレストンのカラー剤と比べると 少し薄めな仕上がりです。

ブリーチ1回の仕上がりが ズレてカーキ系のアッシュになってるので ブリーチ1回くらいの明るさの方は ネイビーブルー10に対して 紫系のカラートリートメントを1くらい足してあげると ズレを防いで くれます。

ネイビーブルーとネイビーブラックは そのまま単品で 髪の明るさを合わせてあげると イメージ通り仕上がると思います。

なるべく ベースの明るさを合わせてあげて、ムラのない 状態で 染めてあげる事が注意点です。






⭕️あとがき

今回は ネイビー系の幾つかのパターンに染める際の 調合の考え方を紹介しました。

他にも 気になる色があれば 調査しますので リクエストしてくださいね。

これまでに 沢山の記事を書いてますので良ければ↓もご覧ください。

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