今回は ブリーチ剤に対する オキシドールの濃度を実際に 何倍で混ぜて塗布するの?という疑問に対して、
今まで、100回以上ヘアカラーに対する実験を行ってきた中で 実際にその結果を調べましたので、
それを元に、僕の考えを1通り紹介していきます。
それでは、今回の内容についてご紹介していきます↓
髪に対してのダメージがかなり大きく出てしまいます!
4倍の場合は 「かなり水っぽい」感じで
「サラサラーっと」塗れます
僕の経験上、ブリーチにオキシドールは2.5倍が最強に扱いやすいです!
多くの美容師さんの場合だとブリーチの箱にも書いているので3倍でされる方が多めかな?と思います。
僕も 以前の実験結果が 出るまでは3倍でずっとやってました。
ブリーチ剤にオキシドール3倍だと長時間パワーが持ちにくく、液ダレにより根元が暗く、毛先が明るくなりやすくなってます!(比較的)
なので、僕の場合は ブリーチ剤とオキシドールの割合を基本2.5倍で設定しており、
より明るくしたい箇所には2倍 をドカ付けして、そこまで明るくしたくない場合は3~4倍という感じで
髪質や前回の髪の履歴によってオキシドールとの倍率を変える事で 安心して最大限効果的な放置時間を おく事が出来る様になりました。
それでは、1つ例題として
上がりにくい箇所は 2倍で重ねるという感じです。
その辺りは、ブリーチに対する素材に必要なパワーをバランス良く 選択するという感じです
根本は パワー弱めでブリーチ
中間~毛先 普通のブリーチ
最終的に チェックは パワー強めでブリーチします!
という感じで 今回は
ブリーチのオキシ濃度をコントロールする事により、 もっとブリーチを楽にしよう!という感じの内容でした。
カラーについては、他にもこういった記事を書いてます↓
等々、その他 かなり多くのカラーについての実験の結果等を含めて
このブログ内で記事を書いてますので、合わせて チェックしてみて下さい。(大抵のカラーに対する疑問は このブログ内で解決出来ます😃)
是非、検索してみて下さい。
それでは、今回の内容についてご紹介していきます↓
目次(見出しへ移動)
⭕️ブリーチにオキシドール何倍入れる?実験してみた
記事では、実際に今回の結果に対する 解説をしてます↓
今回の実験により ブリーチ剤 は
オキシドール の 倍数によっても 明度 が かなり 変化 する事が解ったかと思います。
例えばブリーチ剤とオキシドールの等倍なら どうでしょうか?
正直、等倍で 塗るとかなり硬くて、塗り難いし 塗布して数分経つと「バサバサ」になります!
粉による 摩擦で髪への負担も大きくなります😅
殆んど 粘性も無いので、髪にも 浸透しにくくなるし 、塗るときに かなり引っかかるし、等倍で塗布する事に良いことは 1つもありません!
⭕️ブリーチ実験「オキシドールの倍率よる違い」解説
今回の実験により ブリーチ剤 は
オキシドール の 倍数によっても 明度 が かなり 変化 する事が解ったかと思います。
例えばブリーチ剤とオキシドールの等倍なら どうでしょうか?
正直、等倍で 塗るとかなり硬くて、塗り難いし 塗布して数分経つと「バサバサ」になります!
粉による 摩擦で髪への負担も大きくなります😅
殆んど 粘性も無いので、髪にも 浸透しにくくなるし 、塗るときに かなり引っかかるし、等倍で塗布する事に良いことは 1つもありません!
(個人的に 、おすすめは出来ません)
次に オキシドール2倍の場合は 普通のカラー剤 よりは ブリーチの粉末 による 硬さが 出てしまいますが、
次に オキシドール2倍の場合は 普通のカラー剤 よりは ブリーチの粉末 による 硬さが 出てしまいますが、
液ダレ もしないので、始めは塗りやすいのですが、少し時間経つと 薬剤が硬くなってきて 塗りにくくなります。
(恐らく、あなたにも経験があるかもしれません)
ブリーチ剤の粉末の割合が多ければ多い程 、アルカリ度(アルカリ度が強いとギシギシになりやすい) も 普通のカラー剤と比較すると かなり強い状態なので
髪に対してのダメージがかなり大きく出てしまいます!
4倍の場合は 「かなり水っぽい」感じで
「サラサラーっと」塗れます
(しかし、液ダレもしやすい)
増粘剤を混ぜないと 塗りにくいです😅
オキシドールを増やす事で アルカリ度が 弱くなってしまい、キューティクルの開きも 遅く なった感じがあり、
増粘剤を混ぜないと 塗りにくいです😅
オキシドールを増やす事で アルカリ度が 弱くなってしまい、キューティクルの開きも 遅く なった感じがあり、
髪の明度が上がるまでにも、とても時間が かかってしまいます!
この場合、髪へのダメージは少なくなりますが、パワーも足りなくなるので 使う時と場合を 考える必要が あります!(ダメージレスへの可能性は広がります)
で、結局僕が 何倍がおすすめかって?
この場合、髪へのダメージは少なくなりますが、パワーも足りなくなるので 使う時と場合を 考える必要が あります!(ダメージレスへの可能性は広がります)
で、結局僕が 何倍がおすすめかって?
⭕️ブリーチにオキシドール何倍が良いのか?
僕の経験上、ブリーチにオキシドールは2.5倍が最強に扱いやすいです!
ポイントとしては、
- 液ダレが殆んど無い
- ブリーチ液の粘性も 程よくあり、髪にも浸透しやすい
- どの倍率より塗りやすい
僕も 以前の実験結果が 出るまでは3倍でずっとやってました。
ですが、
実験した結果↓
3倍よりも アルカリ度が上がる為に、2.5倍の方がパワーが強くなる事が解りました!
実験した結果↓
3倍よりも アルカリ度が上がる為に、2.5倍の方がパワーが強くなる事が解りました!
これは、アルカリ度が増す事や 液ダレが少なくなる為に ブリーチ剤の効果が長く持続する!そういった事だと思います。
液だれが 少なくなる事でパワーが長持ち する と言う事は、長時間 放置した場合にも効果的です!
液だれが 少なくなる事でパワーが長持ち する と言う事は、長時間 放置した場合にも効果的です!
ブリーチ剤にオキシドール3倍だと長時間パワーが持ちにくく、液ダレにより根元が暗く、毛先が明るくなりやすくなってます!(比較的)
なので、僕の場合は ブリーチ剤とオキシドールの割合を基本2.5倍で設定しており、
より明るくしたい箇所には2倍 をドカ付けして、そこまで明るくしたくない場合は3~4倍という感じで
髪質や前回の髪の履歴によってオキシドールとの倍率を変える事で 安心して最大限効果的な放置時間を おく事が出来る様になりました。
⭕️オキシドールの倍数を変える事でブリーチの明るさを調節する方法(実例)
それでは、1つ例題として
例えば 根本に先にオキシドール4倍で塗布する場合は、粉による引っ掛かりも無く、塗りやすいので 結果的に早く塗る事が出来ます!
(明るくなりすぎるのも防げます)
サーッと根元のリタッチを行い、次に
中間~毛先 をオキシドール3倍の一発塗り!(3倍でも、サラサラで 塗りやすい)
これも、サーッと塗ります!そこで一旦5分~10分置くとします。
チェックをして見て 2倍~2.5倍で重ねていきます!
中間~毛先 をオキシドール3倍の一発塗り!(3倍でも、サラサラで 塗りやすい)
これも、サーッと塗ります!そこで一旦5分~10分置くとします。
チェックをして見て 2倍~2.5倍で重ねていきます!
上がりにくい箇所は 2倍で重ねるという感じです。
その辺りは、ブリーチに対する素材に必要なパワーをバランス良く 選択するという感じです
上がりやすい所、上がり難い所で計算して分けて塗ります。
根本は パワー弱めでブリーチ
中間~毛先 普通のブリーチ
最終的に チェックは パワー強めでブリーチします!
↑だけどブリーチが重なる所は、 実はソコまでパワーが強くはなりません。
という感じで 今回は
ブリーチのオキシ濃度をコントロールする事により、 もっとブリーチを楽にしよう!という感じの内容でした。
⭕️あとがき
今回は、ブリーチに対するオキシドールの倍率による 濃度での明度コントロールを行う!という事を知ってもらうのが目的でした。
実際に、オキシドールは熱をあてる事で単品でも 髪が脱色(明るくなる)されるくらい 薬剤として強いです(昔のヤンキーはみんなやってましたよね?)
でも、美容師としては ブリーチやカラー剤と 混ぜる時の オキシドールの倍率によっては、
明るさのコントロールや 1剤からのダメージを減らす事も出来ます😃
何でもそうですが、物事には善悪があるので 美容師として 自分の使う薬剤の事は 徹底して勉強するのは 当然だと思います。
今後も 更に ブログ内で ヘアカラーに対する実験や、考え方を紹介していきますので 是非 ご覧下さい!
ラベル③ではこんな記事も書いてます↓
質問リクエストも 受けていますので、良ければLINE@からコメントして下さい。
最後まで見て頂きありがとうございました!