⭕️ブリーチにオキシ2倍・4倍・等倍 「さぁ、どっち?」

⭕️ブリーチにオキシドール何倍入れる?

今回の記事で解ること↓

今回は ブリーチ剤に対する オキシドールの濃度を実際に 何倍で混ぜて塗布するの?という疑問に対して、

今まで、100回以上ヘアカラーに対する実験を行ってきた中で 実際にその結果を調べましたので、

それを元に、僕の考えを1通り紹介していきます。

カラーについては、他にもこういった記事を書いてます↓

等々、その他 かなり多くのカラーについての実験の結果等を含めて

このブログ内で記事を書いてますので、合わせて チェックしてみて下さい。(大抵のカラーに対する疑問は このブログ内で解決出来ます😃)

是非、検索してみて下さい。


それでは、今回の内容についてご紹介していきます↓

⭕️ブリーチにオキシドール何倍入れる?実験してみた




記事では、実際に今回の結果に対する 解説をしてます↓

⭕️ブリーチ実験「オキシドールの倍率よる違い」解説


今回の実験により ブリーチ剤 は
オキシドール の 倍数によっても 明度 が かなり 変化 する事が解ったかと思います。



例えばブリーチ剤とオキシドールの等倍なら どうでしょうか?

正直、等倍で 塗るとかなり硬くて、塗り難いし 塗布して数分経つと「バサバサ」になります!

粉による 摩擦で髪への負担も大きくなります😅

殆んど 粘性も無いので、髪にも 浸透しにくくなるし 、塗るときに かなり引っかかるし、等倍で塗布する事に良いことは 1つもありません!
(個人的に 、おすすめは出来ません)



次に オキシドール2倍の場合は 普通のカラー剤 よりは ブリーチの粉末 による 硬さが 出てしまいますが、 

液ダレ もしないので、始めは塗りやすいのですが、少し時間経つと 薬剤が硬くなってきて 塗りにくくなります。
(恐らく、あなたにも経験があるかもしれません)


ブリーチ剤の粉末の割合が多ければ多い程 、アルカリ度(アルカリ度が強いとギシギシになりやすい) も 普通のカラー剤と比較すると かなり強い状態なので

髪に対してのダメージがかなり大きく出てしまいます!


4倍の場合は 「かなり水っぽい」感じで
「サラサラーっと」塗れます
(しかし、液ダレもしやすい)
増粘剤を混ぜないと 塗りにくいです😅


オキシドールを増やす事で アルカリ度が 弱くなってしまい、キューティクルの開きも 遅く なった感じがあり、

髪の明度が上がるまでにも、とても時間が かかってしまいます!

この場合、髪へのダメージは少なくなりますが、パワーも足りなくなるので 使う時と場合を 考える必要が あります!(ダメージレスへの可能性は広がります)




で、結局僕が 何倍がおすすめかって?

⭕️ブリーチにオキシドール何倍が良いのか?


僕の経験上、ブリーチにオキシドールは2.5倍が最強に扱いやすいです!

ポイントとしては、
  1. 液ダレが殆んど無い
  2. ブリーチ液の粘性も 程よくあり、髪にも浸透しやすい
  3. どの倍率より塗りやすい

多くの美容師さんの場合だとブリーチの箱にも書いているので3倍でされる方が多めかな?と思います。

僕も 以前の実験結果が 出るまでは3倍でずっとやってました。

ですが、

実験した結果↓
3倍よりも アルカリ度が上がる為に、2.5倍の方がパワーが強くなる事が解りました!

これは、アルカリ度が増す事や 液ダレが少なくなる為に ブリーチ剤の効果が長く持続する!そういった事だと思います。


液だれが 少なくなる事でパワーが長持ち する と言う事は、長時間 放置した場合にも効果的です!


ブリーチ剤にオキシドール3倍だと長時間パワーが持ちにくく、液ダレにより根元が暗く、毛先が明るくなりやすくなってます!(比較的)

なので、僕の場合は ブリーチ剤とオキシドールの割合を基本2.5倍で設定しており、

より明るくしたい箇所には2倍 をドカ付けして、そこまで明るくしたくない場合は3~4倍という感じで

髪質や前回の髪の履歴によってオキシドールとの倍率を変える事で 安心して最大限効果的な放置時間を おく事が出来る様になりました。

⭕️オキシドールの倍数を変える事でブリーチの明るさを調節する方法(実例)


それでは、1つ例題として

例えば 根本に先にオキシドール4倍で塗布する場合は、粉による引っ掛かりも無く、塗りやすいので 結果的に早く塗る事が出来ます!
(明るくなりすぎるのも防げます)

サーッと根元のリタッチを行い、次に

中間~毛先 をオキシドール3倍の一発塗り!(3倍でも、サラサラで 塗りやすい)

これも、サーッと塗ります!そこで一旦5分~10分置くとします。

チェックをして見て 2倍~2.5倍で重ねていきます!

上がりにくい箇所は 2倍で重ねるという感じです。

その辺りは、ブリーチに対する素材に必要なパワーをバランス良く 選択するという感じです

上がりやすい所、上がり難い所で計算して分けて塗ります。


根本は パワー弱めでブリーチ
中間~毛先 普通のブリーチ

最終的に チェックは パワー強めでブリーチします!

↑だけどブリーチが重なる所は、 実はソコまでパワーが強くはなりません。


という感じで 今回は
ブリーチのオキシ濃度をコントロールする事により、 もっとブリーチを楽にしよう!という感じの内容でした。


⭕️あとがき


今回は、ブリーチに対するオキシドールの倍率による 濃度での明度コントロールを行う!という事を知ってもらうのが目的でした。

実際に、オキシドールは熱をあてる事で単品でも 髪が脱色(明るくなる)されるくらい 薬剤として強いです(昔のヤンキーはみんなやってましたよね?)

でも、美容師としては ブリーチやカラー剤と 混ぜる時の オキシドールの倍率によっては、

明るさのコントロールや 1剤からのダメージを減らす事も出来ます😃

何でもそうですが、物事には善悪があるので 美容師として 自分の使う薬剤の事は 徹底して勉強するのは 当然だと思います。

今後も 更に ブログ内で ヘアカラーに対する実験や、考え方を紹介していきますので 是非 ご覧下さい!


ラベル③ではこんな記事も書いてます↓


質問リクエストも 受けていますので、良ければLINE@からコメントして下さい。

最後まで見て頂きありがとうございました!

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