ヘアカラーの色落ちを抑えて2倍長持ちさせる方法5つ

今回の記事で解ること⇩

ヘアカラーの色落ちを抑えて、色を2倍長持ちさせるコツを美容師目線で6つのポイントにまとめました😃

特に「髪の毛が細くて色落ちが早い!」と感じる方や、「毎日シャンプーしないといけないから諦めてる」という方にこそ読んでほしい内容です。

YouTubeにも参考になる動画があったので、お時間ある方はご覧下さい⇩

なぜヘアカラーは色落ちしてしまうのか?(キューティクルの仕組み)

色落ちの原因は、髪が水に濡れる事でキューティクルが開き、髪の内部に入っていた色素が外に流れ出てしまう事によって起こります😅

キューティクルはうろこ状に重なった髪の表面の膜で、濡れると開き、乾くと閉じるという性質があります。
つまり「濡らす回数・熱さ・摩擦」をコントロールする事が、そのまま色持ちのコントロールに直結します。

この仕組みを踏まえた上で、今日から出来る具体的な対策を6つご紹介していきます😃

①カラーをした直後48時間はできるだけシャンプーを控える

カラー後48時間は、髪の中でカラー剤の発色・定着が進んでいる時間帯です。

この時間内にシャンプーをしてしまうと、せっかく定着しかけている色素が流れ出やすくなります。
どうしても洗いたい場合は、後述する「頭皮だけ部分洗い」や「ドライシャンプー」で代用するのがおすすめです。

②お風呂ではシャンプーを最後にする(髪を濡らさない)

普段のお風呂で、シャンプー(髪を濡らす作業)を1番最後に行うだけで、5分〜10分ほど色落ちを抑える時間が増えます。

湯船に浸かるときはお団子ヘアで髪を濡らさない

お風呂に入ったら、先に髪をお団子にまとめてから湯船につかる様にしましょう。何気ない行動の1つ1つが、色を長く持たせる事に繋がります😆

お風呂上がりはすぐにドライヤーで乾かす

濡れた髪はキューティクルが開いたままで色が抜けやすい状態です。お風呂上がりはすぐにドライヤーで乾かす事も、②と同じくらい重要です⚠️

③毎日洗う人でもできる「色持ちを落とさない洗い方」

「2日に1回にしましょう」と言われても、仕事や運動の関係でどうしても毎日洗いたいという方は多いと思います。

そこで、毎日洗う前提でも実践できる、現実的な代替策をまとめました💡

シャワーは38℃以下のぬるま湯にする

お湯の温度が高いほどキューティクルが大きく開き、色が流れやすくなります。目安として38℃以下のぬるま湯を意識するだけでも色持ちが変わります。

頭皮を中心に洗い、毛先はお湯で流すだけにする

シャンプーの泡を毛先までゴシゴシもみ込むのはNG。頭皮を中心に洗い、毛先は泡を軽く流す程度に留めましょう。皮脂は頭皮から出るので、実は頭皮さえ洗えていれば十分な事が多いです。

洗浄力の強い成分を避け、アミノ酸系シャンプーに替える

ラウレス硫酸Naなど洗浄力の強い成分は、必要な油分と一緒に色素まで洗い流してしまいます。ココイル系などのアミノ酸系シャンプーに替えるだけで、毎日洗っても色落ちのスピードを抑えられます。

どうしても頻度を減らせそうな日だけ2〜3日に1回に伸ばす

在宅日や汗をかかない日など、無理のない範囲で洗う頻度を伸ばせる日だけ伸ばす、くらいの気持ちで十分です。毎日でも工夫次第で色は持たせられるので、無理はしないでください😃

洗う前に毛先へオイル・アウトバストリートメントをなじませる

乾いた状態の毛先にオイルやアウトバストリートメントをなじませてからお湯に入ると、油分がコーティング膜となり、シャンプー剤や熱いお湯が直接毛先に触れるのを和らげてくれます。

頭皮用ブラシで「頭皮だけ部分洗い」する日を作る

気になるのは頭皮のベタつきだけ、という日は頭皮用ブラシで頭皮だけを部分洗いし、毛先は濡らさずに済ませるという選択肢もあります。

ドライシャンプーで代用する

どうしても間隔を空けたい日は、水に濡らさず皮脂だけ抑えられるドライシャンプーで代用するのもおすすめです。カラー直後48時間の応急処置としても使えます。

④希望色よりも少し濃いめ(暗め)に染める

美容室から帰るその時が最高の状態でも、髪は洗う度に(日ごとに)色落ちしていきます。

次の日に大事な用があるなら仕方ありませんが、そうでない場合は希望の色よりも少し濃いめに染めてもらいましょう😃

僕自身、カラーの際は希望色を聞いた後、ベースの色との兼ね合いを含めて少し濃いめに染めた方が「綺麗に染まる、色が長く持つ」という理由で濃いめをおすすめする事が多いです。
配合の考え方としては、色はブラウンや黒ほど定着が良いため、希望の色に少しブラウンを混ぜてもらうのもおすすめです。

希望色で染めた場合と濃いめに染めた場合、2ヶ月後の違い

当日⇨希望色の場合、2ヶ月も経つと殆んど色は落ち、染める前のベースに近い明るさに戻ります。

当日⇨濃いめの場合、同じ2ヶ月後でもベースの色に深み(彩度)が残りやすく、パサつきも抑えやすくなります。
アッシュ系など褪色が早い色味を選ぶ場合の色持ちの目安は、こちらの記事も参考にしてみて下さい⇩

⑤ヘアアイロンは140〜160℃・短時間で使う

ヘアカラー後にヘアアイロン(カールアイロン)を使う際、180度以上の高温で使用するとカラーの色は急激に落ちます😅

高温で素早く形をつけるよりも、低温でしっかり2秒程度プレートに接触させる事で形をキープしましょう😄

髪の太さ・柔らかさ別の温度の目安

髪が細く柔らかい方は140℃以下
髪が太く硬い方は160℃まで
を目安にすると、色落ちを抑えつつスタイリングもしやすくなります。

⑥プールや海に行くときは髪を濡らさない工夫をする

プールの水も海の水もアルカリ性に傾いています。

それにより髪のキューティクルは大きく開き、普段の水濡れと比較して色がかなり抜けてしまいます😅

泳ぐ事が特別好きでない場合は、身体は水につけても髪はお団子にして帽子で抑え、直射日光や水につけない様にすれば、気分だけでも楽しむ事が出来ます😆

⑦カラーシャンプーを使って色を2〜3倍長持ちさせる

色々と試しても「すぐ色が落ちる」という方は、染めた色と同系色のカラーシャンプーを使う事で、色を2倍3倍長持ちさせる事が出来ます。

洗浄力のやさしいシャンプーへの切り替えも効果的

カラーシャンプーの多くは洗浄力がやさしめに作られているものが多いため、③でご紹介したアミノ酸系シャンプーとしての役割も兼ねられるのがメリットです。

カラートリートメントよりカラーシャンプーがおすすめな理由

💡トリートメントは別でご自身の髪に合ったものを使いたい方が多く、カラー系のシャンプーとトリートメントを両方使うと手触りが苦手という方もいます。どちらか1つ選ぶならシャンプーがおすすめです。

おすすめカラーシャンプー(Amazonランキング)

染めた髪色と同系色を選ぶと、より長持ちさせる事が出来ます😃色系統別に3つご紹介します。
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寒色・アッシュ系におすすめ|フィヨーレ(FIOLE)クオルシア カラーシャンプー パープル

ハイトーンの黄ばみを抑え、アッシュ・シルバー系の透明感を長く保ちたい方向け。

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暖色・ピンク/レッド系におすすめ|every(エブリ)カラーシャンプー ピンク・レッド

赤みが早く抜けやすいピンク・レッド系カラーの色持ちをキープしたい方向け。

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ブラウン系におすすめ|ホーユー(HOYU)ソマルカ カラーシャンプー ブラウン

記事内で紹介しているソマルカのカラーチャージと同シリーズ。ブラウン系の色持ちを底上げしたい方向け。

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カラーシャンプーの詳しい使い方は、こちらの記事も参考にしてみて下さい⇩

⑧プラスαの色持ち対策(枕カバー・紫外線)

洗い方やカラーの入れ方以外にも、日常のちょっとした習慣で色持ちを底上げできます。

枕カバーをシルク・サテン素材に変える

コットン素材の枕カバーは摩擦が大きく、就寝中の摩擦による退色や、枕への色移りを招きやすくなります。シルクやサテン素材に変えるだけで摩擦が減り、色持ちにも髪の手触りにもプラスに働きます。

外出時はUVスプレー・帽子で紫外線対策をする

紫外線は髪の色素を分解し、退色を早める原因の1つです。髪用のUVスプレーや帽子で紫外線を防ぐ習慣も、地味ですが効果的です。

よくある質問(FAQ)

ヘアカラーは何日くらいで色落ちしますか?

髪質やカラー剤の種類によって差はありますが、一般的には2〜3週間ほどでかなり明るさが戻り始めます。ただ、洗い方やケア次第で1ヶ月以上綺麗な色を保つ事も可能です。

カラーシャンプーとカラートリートメントはどちらがおすすめですか?

手軽さと手触りの両立を考えると、カラーシャンプーがおすすめです。トリートメントは別途ご自身の髪質に合ったものを使う方が、仕上がりの満足度は高くなります。

美容室でのシャンプーのタイミングは変えるべきですか?

基本的には美容師にお任せで問題ありません。気になる場合は「カラー後のシャンプーのタイミングを遅めにしてほしい」と相談してみるのも良いでしょう。

濃いめに染めると仕上がりの印象は不自然になりませんか?

美容師が全体のバランスを見ながら濃さを調整するので、不自然になる事はほとんどありません。むしろ色落ち後の色味の方が自然に馴染みやすくなります。

アイロンを使う頻度が多い場合、他に気をつけることはありますか?

アイロン前に洗い流さないトリートメントで熱から髪を保護すると、色落ちだけでなくダメージそのものも抑えられます。

毎日シャンプーしても色持ちは維持できますか?

可能です。お湯の温度を38℃以下にする、頭皮中心に洗う、アミノ酸系シャンプーに替えるといった工夫を組み合わせれば、毎日洗う生活でも色持ちを大きく損なわずに済みます。

枕カバーや寝ている間の摩擦も色落ちに関係しますか?

関係します。就寝中は無意識に頭を動かすため摩擦が蓄積しやすく、シルクやサテン素材の枕カバーに変えるだけでも違いを感じやすいポイントです。

まとめ

今回ご紹介した6つのポイントは、どれも今日からすぐに実践できるものばかりです。

①カラー後48時間はシャンプーを控える
②お風呂ではシャンプーを最後にする
③毎日洗う人でも出来る洗い方に切り替える
④希望色より少し濃いめに染める
⑤アイロンは140〜160℃・短時間
⑥プールや海では髪を濡らさない
⑦カラーシャンプーを使う
⑧枕カバー・紫外線対策

全部を完璧にやろうとせず、まずは自分の生活に取り入れやすいものから1つずつ試してみて下さい😃

参考になる動画

今回の記事は YouTube動画で人気のあった内容を 僕の経験も含め まとめています😄

髪ブログでは 髪に関する情報を ほぼ毎日更新し 解りやすくまとめています!
良ければまた見に来て下さい😃

【髪技屋さんのプロフィール】

■ 美容師歴・実績:美容師免許・管理美容師免許取得・20年以上のベテラン美容師。🏆 全国大会入賞、📝 美容専門誌掲載の実績を持つ。

■ 活動内容: 髪の知識・技術全般の講師としても活動。プロも支持する技術で髪の悩みを解決。

■ YouTube: 動画数 1200本以上、総再生回数 2700万回、登録者 3.8万人を達成。

■ ブログ: 記事数 1000本以上。ヘアケア、カラー調合、骨格別ヘアなど、髪のあらゆる疑問を解決。


■ お問い合わせ: ご質問やご相談はX(旧Twitter) @kamiwazayasan までお気軽にどうぞ。

※掲載情報には万全を期しておりますが、施術やヘアケアの実践は自己責任にてお願いいたします。