⭕️脱色剤(ライトナー)と脱染剤(ブリーチ剤)の違いとは?脱色剤では黒染めは明るく出来ません!

今回は、脱色剤と脱染剤の違いの実験として脱色剤と脱染剤の違いから紹介します!

その前に ラベル③の関連記事を紹介させてください↓

関連記事

(アッシュに染めようとして緑になった鴇の 対処方法)

(ブリーチ剤は強弱使えると 仕事に幅が出ます)

それでは本題に入ります↓

⭕️脱色剤とは?

毛髪内部のメラニン色素を分解して髪の毛の色を明るくする事を目的とした薬剤の事を脱色剤と言います!

一般的に通常のファッションカラー(おしゃれ染め)は脱色剤に入ります。

内部から脱色した後に、色を発色させて全体的に均一に染まります。

⭕️脱染剤とは?

脱染剤は脱色剤により髪に入れたカラーの染料の色まで抜く薬剤です。

一般的にはブリーチ剤、他にも脱染専用のダメージレスな酸性タイプの薬剤もあります。


⭕️黒染めは脱色剤では明るくなりません

例えば、黒染めで真っ黒に染めた場合は脱色剤(ライトナー)では明るくなりません。

元々ある、メラニン色素を分解する力は脱色剤にありますが、髪の内部深い所まで染めてしまう様な「黒染めや粒子の小さな染料を明るくする事は出来ません!

その場合に、確実なのは専用の脱染剤ですが、一般的な美容室には置いてませんので通常はブリーチ剤を使って脱染する事が多いです!

⭕️黒染め後のカラーの失敗(明るくならない例)

これは、過去にあった出来事を参考に紹介してます。

サロンワークで 以前、一緒に働いていた別のスタイリストさんが 黒染めしているお客様に 普通のカラー剤でも1番明るいのを使えば(ライトナー)少しは明るくなるよ!

的なニュアンスで「黒染め後のカラーのカウンセリング」を行っていました。


僕は「いやっ、全くライトナーでは明るくならんばい!」と思い「大丈夫かな?」と「思いながらも」

そのサロンに入って間もなかったので、様子を伺ってましたが、

実際に ライトナーでやった結果、やはり 殆ど 明るくなっておらず(全く)

再び「染め直し」に後日来店に来てました(その時に、ブリーチしてました)


という事例を 元に動画で実際に実験をしてみました↓

⭕️実際に黒染め後にライトナーで染めてみました






皆さんは、お客様の顔を見た時に
全然明るくなってないやん!とか?

「全然 染まってないやん!」とか?
「根元だけ明るいやん!」という、顔を 今まで見た事が ありますか?



ヘアカットもヘアカラーも
「理屈」を「追求」していき、それを「理解」できる様になれば「失敗は無くなります」



僕の場合は 曖昧な事は お客様には 言いません(自分が経験して確かめた事だけ話します)


自分で「見て、触って、聞いて」判断した上で無理なものは無理です!とハッキリと言います。


ハッキリ上がらない!と言う為には
自分の中で「証拠」となる「経験話」を「伝える事!」


目で見て 殆どわからない程度にしか
変化はないですよーー!と
伝える事が 重要であって

「伝える重要性」を「お客様に伝える為に」今回の動画を作った訳です。



それで
動画を見た 美容師さん(お客様)が
無理な事は無理としっかりと言える(理解出来る)に繋がって

明るくなってないやん!とか、染まってないやん!という
顔をされない!

 「そんな失敗を出さない為に」なればと思い書いてます。



普通のヘアカラーよりは、
色が無いぶん 脱色効果は上がりますが、
脱染となると 無理です。


酸性の染料落とし的なものがあれば「ブリーチ無し」でも確実に「黒染め落とし」出来ますが、無いサロンが殆どだと思いますので ブリーチを使いました。



ライトナーで明るく!は
ホント、スズメのなみだ 程度です。


黒染め後の ライトナーで明るくする事は無理です!



大事なのは、
無理な事は無理だとハッキリと伝えた後に、提案がスムーズに出来る様になる事!



チャレンジ精神は時として「仇となる!」
チャレンジは 「ウイッグ」で「沢山しましょう!」

このブログでは 今後も沢山の実験を元にした 結果(~の仕方)を紹介していきます。

ラベル③カラーに沢山記載していますので良ければご覧ください↓

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