パーマを落とす方法|ダメージを抑えるコツと自宅ストパーの注意点

パーマをかけたけれど、そろそろストレートに戻したい。でも「縮毛矯正とストレートパーマ、どっちがいいの?」「せっかく伸ばした髪がこれ以上傷むのでは?」と不安になっていませんか?

結論から言うと、パーマを落とす場合に縮毛矯正は必要ありません。弱めのストレート液で補修しながら落とすことで、ダメージを抑えつつ真っ直ぐな質感に近づけられます。

この記事の結論:
  • パーマを落とすなら縮毛矯正ではなく弱めのストレートパーマで十分
  • 施術後の栄養補給と自宅でのヘアケアが仕上がりを大きく左右する
  • 予算的に美容室が難しい場合はセルフ縮毛矯正という選択肢もある
パーマを落として縮毛矯正・ストレートにしたい髪の毛の悩みを表すイメージ

この記事でわかること

💡 パーマを落とす際にダメージを抑える具体的な方法と、自宅でできるセルフ縮毛矯正の注意点がわかります。

この記事では、ダメージを減らしながらパーマを落とす方法と、自宅でできる縮毛矯正(ストパー)について紹介します。今かなりダメージが気になっている方も、これから先も髪を大切にしたい方も、参考にしてみてください。

パーマを落とすにはどんな選択肢があるか

💡 パーマを落とす方法には、弱めのストレートパーマで落とす方法と、自然に落ちるのを待つ方法の2つがあります。

パーマを落とすと聞くと、まず縮毛矯正を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?実際にはもう少しシンプルな選択肢があります。

ちなみに「パーマ落とし」という言葉自体が美容室でうまく伝わらず、縮毛矯正を勧められて戸惑ったという声も見られます。カウンセリングの際は「弱めのストレートパーマでパーマ感だけ落としたい」と具体的に伝えると、意図が通じやすくなります。

ストレートパーマと縮毛矯正の違い

縮毛矯正は生まれつきの癖毛を真っ直ぐに変える薬剤設計で、パーマを落とす目的にはやや強すぎることがあります。パーマを落とすだけなら、弱めのストレートパーマで十分です。癖毛自体を根本から変えたい方は縮毛矯正が向いていますが、パーマの持ち味を取りつつ真っ直ぐに近づけたい場合は、酸性縮毛矯正で強い癖毛を真っ直ぐにする方法も参考にしてみてください。

自然に落ちるのを待つという選択肢

髪や今後の予定に余裕があれば、無理に施術せず自然に落ちるのを待つのも一つの方法です。今回はあえて次のパーマまで様子を見て、次に狙ったスタイルを検討するのもよいでしょう。女性でミディアムヘアを強めにかけたい方はパーマ ミディアム強めにかけるコツを、男性の方はメンズパーマの種類6つ(強め、ゆるめ)カットのコツ!もあわせてチェックしてみてください。

ダメージを抑えながらパーマを落とす3つのポイント

💡 弱めの薬剤で補修しながら落とし、施術後の栄養補給と自宅ケアまで行うことが仕上がりの決め手になります。
STEP 01
弱めのストレート液で補修しながら落とす
髪のダメージ具合とパーマの強さを見極めて薬剤を選び、放置時間を調整しながら落とします。
STEP 02
パーマ落とし後は栄養分をたっぷり補給する
薬剤をしっかり除去したうえでトリートメントを行い、内部補修と表面のコーティングを行います。
STEP 03
自宅でのヘアケアが仕上がりを左右する
お風呂上がりの乾かし方や日々のヘアケアの積み重ねが、ストレートパーマ効果を長持ちさせます。

①弱めのストレート液で補修しながら落とす(流れ・時間の目安)

パーマ落としは、美容室のメニューの中でも比較的シンプルな技術のひとつです。早ければ1時間弱で終わります。

パーマを落とす際には、まず髪のダメージ具合を確認し、その後にパーマの強さを見ていきます。ダメージが少なくパーマも弱い場合は、強い・普通・弱いの中から普通の強さの薬剤を選択します。

パーマをかけるときの1液の放置時間と同じく、10分ほど放置した後に髪を触って薬剤の効き具合を確認し、髪が柔らかくなっていることを確かめてからシャンプーします(泡立てる程度でかまいません)。シャンプー後はシャンプー台で髪を起こし、粗めのコームでとかしながら定着させるストレートパーマの2液を塗布し、約5分放置したら流して終了です。ダメージやパーマの強さを見極めていれば、30分程度でストレートの工程は終わります。

ダメージが強くパーマも強い場合は、弱めの薬剤を塗布して長めに放置します(マックスで30分程度)。ダメージが強い髪はキューティクルが開きやすく内部が空洞化しやすいため、弱めの薬剤に含まれるトリートメント成分で手触りを整えながら、均一に薬剤を浸透させることで仕上がりが真っ直ぐになりやすくなります。

⚠️ 重要な注意事項

強めの薬剤を短時間で済ませようとすると、パーマが均一に落ちず髪の負担も大きくなりやすい傾向があります。焦らず時間をかけて見極めることが大切です。

髪質を見極められる美容師に任せることで、ダメージを抑えながらパーマを落としやすくなります。むしろウエーブが取れることで、手触りが良くなったと感じる方も多いようです。私自身、現場でこの見極めを重ねてきた実感としても、薬剤の強さと放置時間を髪質に合わせて微調整することが、仕上がりの差につながると感じています。

②パーマ落とし後は栄養分をたっぷり補給する

ヘアカラーやカット、パーマをかける際は必須ではありませんが、パーマ落としの後だけはトリートメントを行うことをおすすめします。

パーマは髪内部のケラチンたんぱく質の構造を変化させて形を定着させますが、その過程でたんぱく質が偏ったり、内部の栄養分が外に逃げてしまうことがあります。これをストレートに戻すときには、その歪みが原因でダメージが進みやすくなる可能性があるため、トリートメントで内部に生じた隙間を補うことで、ストレート後のダメージの進み方に差が出ます。

ストレート後に薬剤が十分に流れていない状態でトリートメントを行うと、薬剤を髪の中に閉じ込めてしまうことにつながります。炭酸泉で薬剤をしっかり除去してからトリートメントを行うのが理想的ですが、それが難しい場合は泡立てる程度でもシャンプーしてからしっかり流すと良いでしょう。炭酸泉は白髪染め後の手触りを整えたり、頭皮への負担を抑えたりする目的でも取り入れているサロンが増えています。

③自宅でのヘアケアが仕上がりを左右する

美容室でダメージを抑えてパーマを落としても、自宅で自然乾燥や無理なブラッシングを行うと、濡れた髪の弱い部分から切れ毛につながることがあります。

お風呂上がりはなるべくすぐにドライヤーで乾かすことが、ストレートパーマの効果を保つ第一歩です。あわせてヘアオイルを使ったり、頭皮や髪に負担の少ないアミノ酸系シャンプーを選んだり、定期的にトリートメントを行ったりすることで、日常的なダメージを抑えやすくなります。

自宅ケアの具体的な方法は史上最高「美容室のトリートメントが自宅で出来る」髪を超サラサラにする!や、正しいヘアケアの順番【オイルは7番目】入浴中~お風呂あがり編でまとめていますので、あわせて参考にしてください。

自宅でセルフ縮毛矯正・ストパーを行う方法(予算的に難しい方向け)

💡 なるべくなら美容室での施術がおすすめですが、予算的に難しい場合は自宅用のセルフ縮毛矯正キットという選択肢もあります。
⚠️ 重要な注意事項

自宅でのセルフ縮毛矯正は放置時間の見極めが難しく、仕上がりにムラが出やすい点に注意してください。可能な範囲で美容室での施術とあわせて検討することをおすすめします。

ショートヘアの方には、こちらのようなセルフ縮毛矯正セットが選ばれています。

ウテナ プロカリテ 縮毛矯正セット ショート

ショートヘアの方には⚠️ ロングヘアの方には量が不足しやすいので注意。自宅で手軽に試したい方向けの一言:忙しくてサロンに行く時間が取りにくい方には特に検討しやすい選択肢です。

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ロングヘアの方には、トリートメントつきのこちらのセットが向いています。

ベネゼル 縮毛矯正セット 簡単 セルフ ロングヘア用 トリートメントつき[医薬部外品]

ロングヘアの方には⚠️ セルフでのムラを避けたい方は事前に使い方をよく確認しておくのがおすすめ。トリートメントつきで仕上げまでケアしたい方に検討しやすい一言です。

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やり方の流れは動画も参考にしてみてください。

よくある質問(FAQ)

💬 よくある質問

パーマを落とす際、縮毛矯正とストレートパーマどちらが良いですか?

パーマを落とすなら縮毛矯正より弱めのストレートパーマで十分です。薬剤の負担を抑えつつ、髪質やパーマの強さに合わせて放置時間を調整すれば、真っ直ぐな質感に近づけられます。

パーマ落としは自然に待つのと施術でお願いするのどちらが良いですか?

髪や予定に余裕があれば自然に落ちるのを待つのも一つの方法です。ただし早く整えたい場合や根元と毛先の差が気になる場合は、弱めの薬剤での施術がおすすめです。

パーマを落とした後、すぐにまたパーマをかけられますか?

直後の再パーマは髪への負担が大きくなりやすいため、期間を空けて髪の状態を整えてから検討するのが安心です。担当の美容師に髪質を見てもらうと判断しやすくなります。

自宅でセルフ縮毛矯正をする場合の注意点はありますか?

自宅でのセルフ縮毛矯正は、放置時間の見極めが難しく仕上がりにムラが出やすい点に注意が必要です。可能であれば美容室での施術と併用して検討してみてください。

パーマ落としでどのくらい髪は傷みますか?

パーマを落とす施術自体で大きく傷むことはあまりありませんが、髪の状態によって手触りの変化は個人差があります。施術後のトリートメントで整えていきましょう。

まとめ

パーマを落とすときは、縮毛矯正ではなく弱めのストレート液で補修しながら落とすことがダメージを抑えるポイントです。施術後の栄養補給と自宅でのヘアケアまで丁寧に行うことで、手触りの良い仕上がりに近づけられます。

予算的に美容室での施術が難しい場合は、自宅用のセルフ縮毛矯正キットも選択肢のひとつです。ただし放置時間の見極めが難しい点には注意し、心配な場合は美容師に相談しながら進めてください。

【髪技屋さんのプロフィール】

■ 美容師歴・実績:美容師免許・管理美容師免許取得・20年以上のベテラン美容師。🏆 全国大会入賞、📝 美容専門誌掲載の実績を持つ。

■ 活動内容: 髪の知識・技術全般の講師としても活動。プロも支持する技術で髪の悩みを解決。

■ YouTube: 動画数 1200本以上、総再生回数 2700万回、登録者 3.8万人を達成。

■ ブログ: 記事数 1000本以上。ヘアケア、カラー調合、骨格別ヘアなど、髪のあらゆる疑問を解決。


■ お問い合わせ: ご質問やご相談はX(旧Twitter) @kamiwazayasan までお気軽にどうぞ。

※掲載情報には万全を期しておりますが、施術やヘアケアの実践は自己責任にてお願いいたします。