- セルフメッシュは髪型や目的に合わせて「指メッシュ」「メッシュキャップ」「ウィービング」を使い分けるのが成功のカギ。
- シルバーやホワイトを目指すなら「重ねブリーチ(追いブリーチ)」でベースを18トーン以上まで明るくし、青紫シャンプーを重ねる。
- セルフの失敗を防ぐには「ケアブリーチ」と「フィッティングの良い手袋・道具」を必ず準備する。
メンズに大人気のメッシュカラーは一度染めれば半年から1年ほどデザインを楽しめるコスパ最強のスタイルです。 「自分でメッシュを入れてみたいけれど失敗が怖い」「金髪だけでなくシルバーやホワイトメッシュにしてみたい」と悩んでいませんか? 私のもとにもセルフカラーの相談は非常に多く寄せられます。女性でいうグラデーションやインナーカラーのように、男性の髪型に自然な立体感と躍動感を与えてくれるのがハイライト(メッシュ)の魅力です。
今回の記事では現役美容師の立場から自宅で綺麗に染める手順と注意点を徹底解説します。 友達に頼む方法から自分一人で完了する技法、さらには色落ちを計算した紫シャンプーの活用法やブリーチ後のダメージケアまで完全網羅しました。最後まで読めば、セルフでも失敗せずに理想のハイトーンメッシュを手に入れられます。
ブリーチ剤は頭皮や皮膚に付着すると強い刺激を与えることがあります。特に複数回の「追いブリーチ」を行う際は、事前のパッチテストを徹底し、頭皮に薬剤を直接塗らないよう十分注意してください。異変を感じた場合はすぐに洗い流しましょう。
メンズのセルフメッシュに必要な道具とおすすめアイテム
失敗しないセルフメッシュを行うには専用の道具を事前に揃えることが絶対条件です。 適当な市販ブリーチやサイズの合わない道具で始めると、ムラになったり髪が激しく痛んでちぎれたりする原因になります。私が現場の知見から自信を持っておすすめできるセルフメッシュ必須アイテムをまとめました。
🎯 セルフメッシュ必須アイテム比較一覧表
| アイテム分類 | おすすめ・特徴 | 詳細リンク |
|---|---|---|
| ハイブリーチ剤 | 抜けが良く短時間で明るくなるハイパワータイプ | Amazonで見る |
| ケアブリーチ | 枝毛や切れ毛を大幅カットするプロ仕様の類似品 | Amazonで見る |
| メッシュキャップ | 頭皮に密着し穴から髪を引き出しやすいシリコン製 | Amazonで見る |
| 紫シャンプー | 黄ばみを消してシルバー・ホワイトに導くグッバイイエロー | Amazonで見る |
| 極薄手袋 | 指メッシュ時に素肌感覚で操作できるニトリル手袋 | Amazonで見る |
| アフターケア | ブリーチ毛のパサつきを抑える本格トリートメント | Amazonで見る |
| 追いブリーチ用 | 2回目以降の塗布でも毛髪負荷を軽減できる強粘着ブリーチ | Amazonで見る |
| カラーケアセット | 色持ちを大幅に向上させるデイリーシャンプーセット | Amazonで見る |
道具選びの段階で安易に妥協すると、後で取り返しのつかない失敗につながります。 「手元に手袋があるから大丈夫」とブカブカのポリ手袋を使うと、指メッシュの際に余計な毛束まで薬剤がついて全頭ブリーチ状態になります。自分のなりたいスタイルに合わせて必要なアイテムを前もって手元に揃えておきましょう。
セルフでメッシュを入れる3つのやり方と手順
メンズのメッシュを入れる手法には大きく分けて3つの選択肢が存在します。 それぞれにメリットと注意点があり、難易度も異なります。「自分で入れるのか」「友達にやってもらうのか」でもおすすめは変わってきます。
📋 メッシュ施術の3ステップフロー
手法の選定と髪のベース作り(アイロン・装着)
ブリーチ剤の塗布と放置(密封・温め)
流し&トーン調整(追いブリーチ・紫シャンプー)
1. ウィービング(友達にやって貰うやり方)
ウィービングはアルミホイルを使って細い毛束をすくい取るサロンの基本技術です。 均一で非常にきれいな筋感が出せますが、自分で自分の後頭部を行うのは不可能です。以前作った動画でウィービングによる入れ方を3種類紹介していますので、友人や家族に作業してもらう際の手本として活用してください。
2. 指で摘まんで入れるやり方(ショートヘア向け)
男性のショートヘアで完全セルフなら「指で摘まんで入れる方法」が最も簡単でおすすめです。 ワックスでスタイリングするような感覚で扱えるため失敗が少ないのが魅力です。
【具体的なやり方】
まずヘアアイロンを使って毛先に動きを出します。あらかじめセットしておくことでメッシュを入れるべき束がはっきり見えます。次に極薄の手袋を装着し、指先にブリーチ剤を少し付けます。そのまま毛束の先をつまむように塗布していきましょう。束をねじってワックスをつける要領で行うのがコツです。
⚖️ 指メッシュのNG vs OK
❌ NG例
- 素手で作業して皮膚が白く化学やけどを起こす
- ブリーチを多く付けすぎて太く大きな塊になる
- ベースのヘアアイロンをかけずに適当に塗る
✅ OK例
- ピタッと密着する手袋を必ず着用する
- 毛束を「細く・少なく」つまんで自然な光を作る
- 前準備としてアイロンで束感を作ってから塗る
始めにアイロンで形を付けた後に指メッシュすると馴染みやすく極めて格好よく仕上がります。アイロンセットの参考動画も確認してみましょう。
3. メッシュキャップを使って行うやり方
メッシュキャップは頭に被り、あいている穴から付属の針で毛束を引き出して塗布する方法です。 全体に均一な筋感を再現できるため、初心者でも完成度の高い仕上がりが望めます。
メッシュキャップでセルフハイライトを格好よく入れるコツ
メッシュキャップを使うときは、全ての穴から均一の太さで抜かないことが最大の秘訣です。 狙って「細く取る束」と「太く取る束」の2種類をランダムに作るとプロのような立体感が生まれます。
トップの派手さを抑えたい場合は引き出しパターン工夫しましょう。 表面や前髪にはメッシュを入れず、サイド(横)やバック(後ろ)を中心に引き出します。トップの黒髪が被さることで、女性のグラデーションカラーやインナーカラーのような洗練されたスタイルに仕上がります。
金・シルバー・ホワイトメッシュのカラー別塗り方と「追いブリーチ」
黒髪ベースに希望のカラーにするにはトーンの壁を理解することが不可欠です。 金メッシュ、シルバー、ホワイトそれぞれで必要な工程が大きく異なります。
黒髪ベースに「金メッシュ」を入れる場合
金メッシュならブリーチ1回で完了するためセルフでも非常に手軽です。 ブリーチ剤を塗布したらラップを頭にぐるぐる巻きにして密閉し、40分〜50分放置します。部屋の温度を暖かく保つと薬剤の反応が促進されてより明るく抜けやすくなります。放置後シャンプーでしっかり洗い流せば鮮やかな金メッシュの完成です。
シルバー・ホワイトメッシュには「18トーン以上」が絶対条件
透明感のあるシルバーやホワイトにするには、アンダーカラーの赤みとオレンジみを完全に消し去る必要があります。 シャンプー後のドライ状態で「18トーン以上(白に近い黄色)」まで明るく引き上げなければ、どれだけカラー剤を乗せても汚い濁り色になってしまいます。
18トーンまで効率よく上げる技術が「追いブリーチ(重ね塗り)」です。 1回目の塗布後30分〜40分放置したら一度洗い流すのではなく、汚れてもいい乾いたタオルで髪表面の古いブリーチ剤を優しく拭い取ります。その上から速やかに新しいブリーチ剤を塗布します。これを2回〜3回繰り返すことでダメージを最小限に抑えながら18トーン以上へ到達できます。
セルフでシルバー・ホワイトにするなら「紫シャンプー」一択
18トーンまで抜けた毛束には青紫色のカラーシャンプーを使うのが最も簡単で失敗しません。 美容室では12〜14レベルの青紫やモノトーンの薬剤を調合しますが、セルフではムラになりやすいためカラーシャンプーがベストです。
【予想される色の経過変化】
18トーンのメッシュ ➔ 紫シャンプー使用 ➔ 1週間使い続けると綺麗なシルバーに! ➔ 数日洗って色素が落ち着くとホワイトメッシュへ変化!
グッバイイエローは非常に濃厚な青紫系なのでシルバーにもホワイトにも変化させることができます。乾いた髪に塗布して10分放置すると染まりが強くなり、濡れた髪なら5分の揉み込みで十分効果を発揮します。黒髪部分には発色しないためメッシュ部分だけが見事に染まります。
ブリーチ後のパサつきを抑える自宅髪質改善トリートメント
メッシュを入れた後に多くの人が直面するのが「毛先のパサつきと手触りの悪化」です。 健康な黒髪とブリーチ毛が混ざり合うことで質感が不均一になり、時間が経つと広がりが目立つようになります。
私が半年以上メッシュを維持しながら実践しているのが月1回の本格トリートメントケアです。 美容室のトリートメントメニューに匹敵する自宅ケアを取り入れることで、手触りをサラサラにキープできます。詳しいケア方法は以下の過去記事で解説しています。
⭕️史上最高「美容室のトリートメントが自宅で出来る」髪を超サラサラにする方法!
セルフカラーの応用知識についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
⭕️セルフカラーで「アッシュ系・グレーの染め方」疑問まとめました!
セルフメッシュでよくある質問(FAQ)
Q1. メッシュキャップを外す時に痛いのですが良い方法はありますか?
A1. 流す前に無理やり引っ張らず、キャップの上からぬるま湯とコンディショナーを馴染ませてください。
ブリーチを流す際、キャップを着けたままぬるま湯で濡らし、コンディショナーを根元にしっかり揉み込むと滑りが良くなり痛みなくスルッと脱ぐことができます。
Q2. 指メッシュで太くなりすぎて虎柄(トラ柄)になった時の対処法は?
A2. 上から暗めのアッシュグレーなどの市販カラーをかぶせて「ぼかす」のが最も有効です。
一度ブリーチした部分は減らせないため、少しトーンを落としたカラー剤で全体を染め直すことで太いメッシュが馴染み、自然なハイライトに補正できます。
Q3. 黒髪に戻したくなった時は市販の黒染めで染まりますか?
A3. 染まりますが、ハイトーン部分はすぐに色落ちして赤みが出てくるため注意が必要です。
18トーンまで上げた部分は染料が抜けやすいため、ナチュラルブラウンなどで段階的にトーンを落とすか、濃い目のダークアッシュを入れると綺麗に戻ります。
Q4. 重ねブリーチ(追いブリーチ)は同日に何回も行って大丈夫ですか?
A4. 頭皮への刺激やダメージを考慮し、1日最大2〜3回までにとどめましょう。
ケアブリーチを使用している場合でも連続施工は頭皮と髪に負担がかかります。頭皮が痛む場合は後日に分ける勇気も必要です。
Q5. パーマをかけている髪にセルフメッシュを入れても大丈夫ですか?
A5. 重ねブリーチが必要なシルバーやホワイトはカールが伸びる危険性が高いため避けてください。
パーマ毛にブリーチを重ねるとダメージ過多でウェーブが消失したり切れ毛になります。金メッシュ(ブリーチ1回)程度に抑えるのが無難です。
まとめ
メンズのセルフメッシュは、正しい道具選びと丁寧な工程を踏めば初心者でも格好よく完成させられます。 最後にセルフメッシュ成功の要点を振り返りましょう。
🎯 セルフメッシュ成功の極意
最初のブリーチ作業こそ少し手間がかかりますが、一度しっかり入れれば数ヶ月〜1年間はおしゃれなヘアデザインを楽しめます。ぜひ注意点を守って試してみてください! ⭐
※本記事は主に現場経験と知識を元に精査して発信していますが、個別の髪質状況における責任は負いかねます。
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