⭕️アッシュに染めたのに失敗して緑色に染まった時に緊急で直す方法!

⭕️まえがき

こんにちは!今回はヘアカラーの失敗の際に割りと多い「間違って緑に染まってしまう現象について!

  1. 何故緑色に染まったのか?
  2. 直ぐに直したい!という時の悩みを解決していきます!

⭕️関連記事の紹介

ラベル③カラーでは 他にもこんな記事を書いてます↓

(ブリーチ剤をオキシドールの%でどのくらいパワーが変化するのか?が見られます)

(マニックパニックで染める際に トリートメントで薄める割合を紹介しています)

それでは本題に入ります↓

⭕️アッシュで染めて緑になる原因とは?

これは、髪の明るさが11レベル以上に起こる現象で(髪の太さにも関係します)

明るさが11レベル以上だと
髪は黄色みが少しずつ出てきますので

黄色+青=緑という結果起こる事です!

では、10レベル以下だとそれが起こらないのか?と言うと下の図を見ると解りますが
10レベルだとオレンジ(カッパー系)なので青をのせても 反対色同士で打ち消しあいあい、無彩色に仕上がります。

グレージュやグレー(ベースが明るくないので濃いめ)モノトーン系ですね。

実際にアッシュの失敗例を作ってみた動画
時間ある方は 実際に実験動画を見て下さい(急ぎの方は飛ばしてOKです)

⭕️緑色に染まってるのが解った瞬間にコレで直せます

この原理は 例えば
全体的にブリーチを塗った後に他の薬剤を塗布しても色は入らない!

という事を以前実験した結果から結論付けた事と


他の薬剤(A)の上からブリーチ塗布すると薬剤(A)は完全に消える(もしくは薄くなる)  

1/0(真っ黒)等は 薄くなる程度ですが、通常の6トーン位までの薬剤ならほぼ抜けてくれます(赤色は抜けにくく、青色は抜けやすいです!)

そこで
ブリーチで直ぐに重ねて塗布する事で大抵の緑色は直ぐに消せます!

(せっかく塗ったけど、間違ったらすぐ消してやり直すのがベストです!)


その時に大事なのがなるべく傷めない事!でその為に オキシドールで薬剤のパワーを調節します。

ブリーチにオキシドール3%の2倍で十分脱色出来ます!

↑この場合をダメージ2だとすれば↓の調合だとダメージ1くらいに抑える事も出来ます。

ライトナーにオキシドール30%混ぜてそれを2倍でも脱色出来ます!(但し、脱色具合は弱まるのでその後のカラーで調節する事を前提に考えると良いかも!)

ヤバイ!間違って緑に染まってる気がする!(こんな時は?)
  1. ブリーチとライトナーとオキシ3%でダメージ抑えながら緑色を消す(薄くする!)
  2. 10分くらい放置しながら(間でなるべく均等に脱色を調整)
  3. シャンプー後、カラーを塗り直す!もしくはシャンプー台でトナーで色を入れます!
  4. トリートメントをサービスする
  5. 回避!

⭕️アッシュで染めて緑に!失敗(悪い例)


これは、色は関係ないのですが
明らかな失敗をしてしまった時に
冷や汗もので 鏡を見せて「大丈夫ですか?」で 「そのまま帰してしまう!」そのパターンは 自分の為にも お客様にも悪く、成長出来ません。

この場合だと
直ぐに直せば 30分くらいのロスで済むのですが、判断が遅れると 後戻り出来なくなりますので

もし、万が一「失敗した時に!」参考にしてもらえればと思います。


髪質、前回の履歴、元々ムラになっていた、黒染めを実はしたばかりだった、等々
「簡単な施術ばかりでは無いので」

100% 上手くいく保証って 殆んどの美容師さんは出来ませんから、

 後の判断が大事!という事ですね。

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