🎯今回の記事で解ること⇩
💡前髪なしの前下がりショートボブの切り方を画像26枚と動画を使って詳しく解説していきます。
▪女性用 長さ別 髪の切り方をまとめています⇩
⭕️長さ別 女性 髪の切り方 (コチラも参考にご覧下さい)
⭕️前髪なしのショートボブの切り方(画像26枚)
1.前髪なし(前髪あり)の前下がりショートボブのイメージ比較
💡前下がりラインで切られたスタイルは元々「大人っぽい、クール」な印象を受けますが、前髪なしとありで比較すると
前髪なしのヘアスタイルは更に知的なイメージも加わります。
2.今回のスタイルはローグラデーションで切っていきます
🎯ローグラデーションとは?
💡ローグラデーションは「低い位置に丸みを残すスタイル」で 段階として⇩
①ワンレングス
②ローグラデーションボブ
③グラデーションボブ
④ハイグラデーション
⑤レイヤー
⑥ハイレイヤーがあります。
💡今回は襟足はレイヤーで徐々にハイグラデーション、グラデーションと「上に行くほど重さの残るヘアスタイル」で切ってます😃
3.ヘアカットの角度とは?
🎯ヘアカットの角度とは?
💡水平を0度、垂直を90度とした時に間を45度と別けて
そこから22.5度、67.5度を作り「床に対して何度?骨格に対して何度?」という風に
髪型を作る設計図(展開図)には必要不可欠な1つの基準です。
4.後頭部(ネープ)の切り方
🎯ネープの切り方⇩
💡まずは希望の長さに指間切りでカットします(指で挟んで切ること)
🎯ネープの切り方②
💡コームブラントで整えます(コームで上から押さえて切る事)
指で挟んで切るとグラデーションが付く為、コームで押さえて切り直す事で ラインをチェックして正確なアウトラインを引く事ができます。
5.アンダーセクションの切り方①
🎯レイヤーを入れます⇩(入れ方)
💡頭の形(赤い線)に合わせて垂直にパネルを引きアウトラインに合わせてセイムレイヤー(端と端が同じ長さ)で切ります。
⚠️基本的に指3本~4本分ごとにセクションは別けられます。
🤔バックのセクションの種類⇩
下から ①アンダーセクション②ミドルセクション③オーバーセクションの3分割で後頭部は分けて考えられます。
6.アンダーセクションの切り方②
🎯アンダーセクションの切り方②
💡三つ襟の縦線上に緑色の線があります⇨三つ襟よりも右にいかないように真後ろに引いて同様にセイムレイヤーで切ります。
7.全部後ろに引いて切ると前下がりになる
🎯後ろに引いて切ると(オーバーダイレクション)前下がりになる
💡カットでは引いて切る事を(オーバーダイレクションと言います)
⚠️オーバーダイレクションで切ると 画像の様に 前下がりになります。
8.バックサイドに切り返し(同じ長さにする為に)
🎯バックサイドの切り方⇩
💡頭の形に合わせて 真横(0度)に引きだして三つ襟と耳の下を繋ぐ角度(約45度)で切り返しを入れます。
⚠️基本的にどんなスタイルでも オーバーダイレクションの後には 強弱ありますが切り返しをいれます(😎収まりを考えて)
9.オーバーダイレクションと切り返しの繋ぎ
🎯オーバーダイレクションと切り返しの繋ぎ方⇩
💡オーバーダイレクション+切り返しと その間を繋ぎます(橫や斜めスライス)
⚠️指は骨格に合わせてオンベース(垂直に引き出す)
10.後頭部(アンダーセクションとミドルセクション)の仕組み
🎯ミドルセクションの切り方⇩
💡ミドルセクションはアンダーセクションが90度でカットしたのに対して「少しグラデーションを付けます67.5度」
⚠️常に骨格(頭皮)に対して何度?で組み合わせる事で 展開図は作られます。
なので展開図は書けなくても 頭の中でイメージ出来ればOKです😃
11.ミドルセクションとバックサイドの繋ぎ
🎯ミドルセクションとバックサイドの繋ぎ方⇩
💡この時点でサイド(橫)は耳の直ぐ下で切る事を決めてますので、ミドルセクションはアンダーセクションのバックサイドに集めて 「耳の下に向けて長さを切ります」
12.同様にバックサイドとバックを繋ぎます
🎯ミドルセクションの繋ぎ方⇩
💡同様にオーバーダイレクションと切り返しとの間をオンベースで繋ぎます。
13.オーバーセクションの注意点
⚠️オーバーセクションの注意点⇩
💡オーバーセクションはトップセクションとの繋ぎ部分で骨格が急激に変化します🤔
「根元から綺麗にコーミングする」必要があります。
14.オーバーセクションの切り方①
🎯オーバーセクションの切り方①⇩
💡まずは 綺麗に根元からシェープ(コーミング)してミドルセクションに対して45度でカットします。
⚠️ミドルセクションは殆どの方の骨格が垂直ぎみなので 「67.5度で切った所から自然と45度に繋ぎやすいです」
青の丸の部分はトップセクションとなっていてこのままでは 「重さが溜まりすぎてしまいます😅」
15.オーバーセクションの切り方②
🎯オーバーセクションの切り方②
💡14.でミドルを軸に45度でカットしたのですが、そのままだと「重さが溜まるので」
骨格に対して垂直に引きだして 緑色の線(約45度に切り返しをいれます)
⚠️画像右手の中指は「ちょうどミドルセクションとオーバーセクションの繋ぎの位置で」正確なカットをするには 「しっかりとその位置(点)をとらえる必要があります」
16.後頭部の仕上がりイメージ
💡アンダーセクションの90度~オーバーセクションの45度まで「自然に繋げた状態です」
青の線に「重さのウエイト=ステップ(出っ張り)」が現れますが、ローグラデーションはこの重さを下に残すスタイルが特徴です。
17.サイドの角度設定
🎯サイドの角度設定
💡サイドの角度は約45度の前下がりラインでカットします。
🎯前下がりラインの切り方⇩
💡真下に髪をシェープ(オンザスキン)して指間切りで 耳の下を目安に45度のラインでカットします。
18.サイドにグラデーションの入れ方①
🎯サイドにグラデーションの入れ方①⇩
💡17.で切ったアウトラインをベースに 骨格に対して垂直に引き出し役45度のグラデーションでカットします。
⚠️赤丸は同じく 点をとらえる動きです。
バックのオーバーセクションが45度なので サイドを45度で切る事で バックのミドルセクションとアンダーセクションに「くびれが生じる為ひし形シルエットとなります」
19.サイドにグラデーションの入れ方②
🎯サイドにグラデーションの入れ方②⇩
💡もみあげの縦線よりも右にいかない様にサイドは18.同様に45度でカットします。
20.サイドのオーバーセクションの注意点
⚠️サイドのオーバーセクションの注意点⇩
💡同様に綺麗に根元からシェープしてアンダーセクションと同じく45度でカットします。
🎯サイドのオーバーセクションの切り方⇩
💡もみあげの縦線より右に入らないように アンダーからの繋ぎでカットします。
21.フロントサイドに重さがたまります
🎯フロントサイドに切り返しを入れます
💡全てもみあげ縦線上にフロントサイドは引いてカットしてるので「重さ(長さ)が溜まります」
22.フロントサイドの切り返し
🎯フロントサイドに切り返しを入れます
💡フロントサイドの切り返しはもみあげを通る様に 全て前に集めて「水平よりも少し前下がりのライン(22.5度)で切り返しを入れます」
⚠️今回は前髪なしで フロントセクションはそのまま重さを残してますが それにより毛先がハネにくくなります。
23.前髪なしの前下がりショートボブの仕上がり
⚠️今回は「ベースカットのみを記事、動画にしてます」が 殆どのお客様で「ドライヤーで乾かした後に セニングによって質感調節」する必要があります。
⭕️前髪なしの前下がりショートボブ切り方(動画)
🔰今回の記事は 以前作った動画を元に解説してます⇩
当時 照明関係も使ってないので 暗いですが、解りやすいし 流れは理解できるかと思います😃(合わせてご覧ください⇧)⭕️前下がりショートボブ(比較動画)
切り方は1つではありません🤔
仕上がり(ベース)は似ていても 切り方は幾つもあるので ここでは 他の美容師さんの「切り方と比べて見て その違いを学んでください🔰」
①前下がりショートボブの切り方(動画)
質感調節まですると⇩仕上がりは大きく変化します
②前下がりショートボブの切り方(動画)
あとがき
前下がりのショートボブは 襟足をくびれさせて 表面に丸みを残す事で「メリハリのある綺麗なシルエットとなります」
小まめにカットする必要もありますが 定番の人気スタイルなので 是非このページで学んで 身につけて下さい😃
⚠️質問はページ下のお知らせコーナーよりLINEから受けてます。
また是非 髪ブログを見にきて欲しいと思います💯