こんにちは!今回の記事は良くあるサロンワークでのカットスタイルの切り方となってます。
テーマは「前上がりミディアムボブのカットの仕方」です。
小学生~高校生までに 特に多いスタイルで、 女子学生の5割はこのヘアスタイルだと言っても間違いないかと思います。
そこで、これからカットを覚えるジュニアスタイリストさんや
もっとシンプルにカットを身に付けたいスタイリストさんには特におすすめの記事となってます。
尚、このブログでは カットの仕方を沢山公開していきます。
こんな記事を書いてます↓
それでは本題に入ります↓
目次(見出しへ移動)
⭕️前上がりミディアムボブのカットの仕方
動画の重要ポイントを解説します
- イヤートゥーイヤー(耳と耳を繋ぐ縦の線)で分けた時に イヤートゥーイヤー線上で骨格が出てる所 ハチまわり付近で十字クロスを作ります。
- 指の角度は 人それぞれですが、左側を右利きが後ろ下がりにする際には 指先だけズラして 角度の設定をします。
- 長さのチェックは もみ上げと耳の後ろと三つ襟で行います
- 前髪は 重めならオンザスキン、少し軽めなら 生え際の位置までリフトアップして毛先にグラデーションをつけます。
⭕️自分の中でのカットの軸を作る方法
因みに、頭は円ですが 初めは円で考えるよりも 四角で考える方が 解りやすいと思います。
ショートスタイルになると 円で考えた方がより確実ですが、ボブは基本的に四角のみで OKなので ↓
↑のハチ周りとイヤートゥーイヤーを繋ぐ十字架のクロス部分に 自分の中の中心点を置いて左右長さを切るとズレ難くなります。
軸を中心に指だけ ズラしてカットする感じです。
⭕️指の角度はたった3パターンでカットは出来ます
具体的には 22.5℃、45℃、67.5℃
良くある水平に切るとか?
垂直に切ると言うのは
0℃と90℃ですが、それは指を真っ直ぐにするだけなので 問題無いかと思います。
(軸を作れば 自然とそれに対しての 0も90も作れるはずです)
問題なのは 指でグラデーションやローグラデーション、ハイグラデーションを作る所です。
①グラデーションが45℃
②ローグラデーションが22.5℃
③ハイグラデーションが67.5℃となるのですが、
この時に 自分で指をどのくらいズラせば ①~③になるのか?を身につける事が大事です。
初めのうちは 確認して指の角度付けを行いますが、慣れてしまえば 何も考えなくても
軸を中心に 水平~垂直とその間の3パターンのズラしを 身に付けて、
その結果何でも切れる様になります。(正確に)
⭕️髪の長さのチェックは 5点だけ
ボブの場合、色々と チェックする必要は無くて
もみ上げ、耳後ろ、三つ襟、後は正中線上下にある富士額の位置と頭頂部だけで OKです。
そこさえ繋がってれば 後は綺麗に切れています。
⭕️オンザスキンとオンベース(ヘアカット用語)とは?
オンザスキンと言うのは そのままスキン頭の形に沿わせながら真下に下ろす事を言います。
オンベースは頭の形に合わせた時に 垂直に引き出した位置がオンベースです↓(フリー素材 )
オンベースで 切る事で 頭の形とパネル(指で挟んだ髪の毛)の分 グラデーションが付きます。
⭕️あとがき
上記4つのポイントを今回は 重要としてますが、 それを身に付ける事で ミディアムボブ以外の全てのカットの基本として 、かなり役立つはずです。
後は、繰り返し 意識する為にも 忘れた頃に また確認して 身体が覚える迄 繰り返し繰り返しで 確実に上達するはずです!
引き続き、タグ②カットで沢山のカットについての理解を深めて貰いますので その都度 チェックをお願いします。