今回はヘアカラーの色で、アッシュグレーとはどんな色なの?という疑問に対して、
実際にアッシュグレーに髪を染める際に 気をつけるべきポイントを含めて、アッシュ系のヘアカラーについての多くの疑問に対する解決を目指して内容を紹介していきますので 宜しくお願いします!
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本題に入ります↓
⭕️アッシュグレーとはどんな色なの?(ヘアカラー)
まず始めに アッシュグレーとは?
グレーと言うと灰色の事ですが、アッシュはヘアカラーでは青を指すことが多いです。
アッシュグレーに染める為には、
あらかじめブリーチやおしゃれ染めの中でも1番明るい薬剤を使って 日本人特有の赤やオレンジ(カッパー)を削っておく必要があります。
どのくらいかと言うと↓
(ブリーチ無しでも そのくらいは明るくする方法があります↓)
(ブリーチ無しでも ブリーチ毛くらい明るく染めて、ダメージを抑える方法についてを書いてます)
やり方次第では ブリーチ無しでも グレー系のカラーは染める事が出来ます。
黒を薄くしていくとグレーになるのですが、 ヘアカラーで作るとなると、 まずはブリーチやライトナーでメラニン色素をある程度削ってあげた方が
黒が削れて 薄くなり 、グレーっぽさがより強く出て見えます。
ここでは、アッシュグレーやグレージュに染める為のレシピを紹介していきます。
⭕️アッシュグレーに染めるレシピ(ブリーチ1回)
画像の1番左くらい抜けたら、5~6レベルくらいのアッシュに5%紫を混ぜて塗布すると 、
仕上がりが6レベルくらいでアッシュ(青み)が 少し残る事でアッシュグレーに染まります。
紫の代わりに ナチュラル色(モノトーン系の薬剤)を10%前後混ぜてもなりますが ブリーチ1回だと 紫わ入れた方が 後々の色持ち的にも良く、綺麗に仕上がります。
なので、答えは↓
アッシュ系の薬剤5~6レベルに紫5%となります。
⭕️アッシュグレージュに染めるレシピ(ブリーチ1回)
アッシュグレージュとは?アッシュグレーと比較すると、明るくなってて ベージュ系の明るさの中に うっすらと くすみやグレー色が入ってる色の事を良います。
アッシュグレージュに染める際には、ブリーチ後にベースで明るくなった明度を 残しながら
アッシュ系の色を入れてあげる事が必要で、そうした時にアッシュグレージュに仕上がります。
もう1度 上記、画像の1番左を見てみましょう!
そこまで明るくはありませんが、色はベージュっぽいですよね?
(ベースの明るさはベージュ領域となります)
ブリーチ1回だと6トーンの薬剤まではしっかりと色が入りますが、
そこから上のトーンの薬剤にしていくとうす染まりになります。
考え方は 白髪染めと同じで、白髪染めは7レベルまでは大抵の人は染まりますが、太い髪の毛の場合は7レベルでも薄くしか染まりませんよね?
アッシュ系の薬剤(青)も色素が暖色系と比べて大きく、染まりにくい事は 白髪染めと同じです。
アッシュグレージュに染める場合は
細い髪の毛の場合は↓
8レベル前後のアッシュ系薬剤に紫5%
太い髪の毛の場合は↓
7レベル前後のアッシュ系薬剤に紫5%
です。
アッシュ系の色が入るか?入らないか?は
白髪染めの時と同じ感覚で 髪質を見極める事で入り方を予測できます。
7~8レベルの アッシュ系の薬剤を使う事で 8~9レベルの明るさが残る事で↓
程よく 青が薄くなり 黄色みも少し残る為に、アッシュグレージュに染まります。
⭕️ブリーチ無しでアッシュグレーのレシピ
実際に過去にブリーチ無しでやってみたのでそちらもご覧ください。
ブリーチ無しでアッシュグレーに染める為には、濃いめのグレーを使う必要があります。
濃いめのグレーと言うと、濃いめの青をベースに使う必要があります。
よくある茶髪等のオレンジよりの髪の色の場合は↓
上記動画の様に ブリーチ無しでもアッシュグレーに染める事が出来ます。
ヘアカラー薬剤のアッシュとグレーの違い
最後に、アッシュ(青)とグレー(灰色)の違いを見ていきます↓
上記動画では 濃いめのアッシュ(青)とグレー(無彩色)で染めた際の色の上がりを見ています。
結果的に アッシュは青が強く、グレーは灰色で 濃いめに染める事で どちらも黒に近い所で
色が 濃く見えるような仕上がりとなってます。
同じアッシュでも、青系なのか?モノトーン(無彩色か?)で薬剤を選択する必要があります。
幾つもの実験を実際にやってみて、サロンワークで実践した後に また疑問が出て、繰り返し試してみる。
繰り返し繰り返しで 少しでも
簡単に解りやすく 説明していきたいと思います。
最後まで見て頂き ありがとうございました!
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