今回の記事で解ること⇩
昔からある「ヘアブリーチとはこうだ!」と言う 固定概念を覆したやり方となってます。
結構 こだわってる美容師さん達は もしかしたら 既に行っている技術の1つかも知れませんが、個人的には 実験をした結果 たどり着いた 方法です。
何でも試した事、知ってる事は このブログで書いていきますので 今回も宜しくお願いします。
今回の記事で解る事
○昔からある やり方だけでは今後やっていけない という事が解ります
○ブリーチ剤が強い薬剤と言う 固定概念が少し崩れます
○ダメージ少なく 黒染めを明るくする方法が解ります
⭕️関連記事の紹介↓
まずは カラーに関する 記事を紹介します
⭕️ブリーチあり?なし?「ネイビー系ヘアカラーの染め方まとめてみた」
(流行りのネイビー系のカラーについてレシピの考え方が解ります)
⭕️ブリーチ1回・3回に赤で染めると?4種類検証しました
(ブリーチ語に 赤髪にしたい場合の色の見本となります)
(オキシの使い方や、購入方法などを紹介してます)
他にも 関連記事は沢山ありますので 宜しくお願いします。
本題↓
⭕️ヘアブリーチについての核心
数年前、ブリーチのダメージを何%カットするブリーチ剤みたいな ブリーチ剤が出て以来、
ブリーチ剤を各メーカー 頑張って出した結果、ブリーチ剤の種類も以前よりかなり増えてきていますが、
殆んどの場合は シャンプーと同じで ドングリの背比べ 状態となってます(過大広告合戦的な)
ぶっちゃけ ブリーチなんかどれも同じじゃないでしょうか?
正直、カラー剤を作ってる薬剤のメーカーさんと 提携している 有名サロン、雑誌社の 陰謀で↓
「何か 勘違いして セールスに引っ掛っているだけ! という事に 早く気付かないといけません」
薬剤のパワーは日本国の法律により 制限されていますので 「めちゃめちゃ明るくなるブリーチ剤なんてものはありません」し、
パワーを変えずに ダメージを抑える事が出来るブリーチ剤 と言うものも 存在する訳がないのです(結論)
☑️今回の記事の重要ポイント3つ紹介
①めちゃめちゃ明るくするブリーチ剤の使い方
②ブリーチ剤のパワーを調節する方法
③黒染めをダメージ抑えて明るくする方法
細かく紹介していきます↓
⭕️めちゃめちゃ明るくするブリーチ剤の使い方
薬剤の違いなんてものは 実は殆んどありません。
ここでは ブリーチ剤3つ使って比較してますが、
僕は これまでに 存在するブリーチ剤殆んど使っていますので 他のブリーチ剤のでも 殆んど微妙な差がある程度だと 言いきれます。
(このブリーチ凄いよ!等あれば 教えてください)
薬剤による 変化は ありませんが、使い方によって ブリーチ剤はめちゃめちゃ明るくする事が出来ます🎵
ブリーチ剤を効果的に使う方法
○塗布量
ブリーチ剤の塗布量は1番重要です!髪の毛を沈める位 塗布したブリーチ剤は その効果を最大限に高める事が出来ます
○時間
ブリーチ剤は通常30分と書かれてますが、最大限に活用するならおすすめは50分置いた方が 断然明るくなります
過去に何度もパターンを変えて検証した結果これがベストかな?と言う放置タイムとなります(2021年5月時点)
○熱
直接的に熱を与える必要は ありませんが、しっかりと密封する事で 体温による熱、薬剤の反応により ブリーチ剤のパワーは高まります。(ラップぐるぐる巻き推奨します)
上記3つで殆んど決まります
○その他
ウェット時とドライ時では ドライ時に塗布したブリーチの方が1トーンくらいは明るくします↓
これらを組み合わせて出来た超ブリーチの仕方がコチラです↓
普通のブリーチのやり方
30分放置×6と 超ブリーチやり方では超ブリーチのやり方1回で6回レベルに匹敵するくらい、明るくする事が出来ます
因みに、まだ実験は繰り返し行ってますので 一応 未完成な技術です
(最適案あれば 教えてください)
⭕️ブリーチ剤のパワーを調節する方法(弱ブリーチ)
ブリーチ剤は 昔からオキシドール6%で何倍?
みたいな風潮ですが、まだまだ やれる事がありました。
例えば オキシドール1.5倍で暗く染めた髪は明るくなるのか?
と言う疑問に対しての結果↓
結果は 明るくなりますが、どのくらい明るくなるのか知りたい方は 2分くらいなのでご覧ください。
そもそも、黒髪から明るくする時ですら 実は オキシドール6% 必要ない説を調査しています。
脱染に関しては 6%使う必要ありません(断言します!)
オキシドールについては また詳しく紹介しますが、
他にも、 ダメージを減らす事が出来る方法があります↓
ブリーチによる脱染ダメージはこれで少なく出来ます(クリア剤)
ライトナーや、カラー剤のクリアを混ぜるだけです。
手触りを考えるならクリアで薄めるのが1番効果的ですが、その場合の目安としては
○基本的にブリーチは少しでも脱染出来ます(5%~入ってればOK)
心配な方は50%で試してみてください(普通に脱染出来ます オキシも弱くてOK)
手触り感が 普通にブリーチで脱染するのと比較すると かなり違う事が解るかと思います。
⭕️黒染めをダメージ抑えて明るくする方法(ライトナー混ぜる)
ブリーチ剤を使う事で 黒染めを脱染する方法として、ブリーチのみで行う必要はありません。
オキシドールは上記を参考にしてもらって、
1剤に関しては、クリアを混ぜる方法、ライトナーを混ぜる方法とあります。
ブリーチにライトナーを混ぜて使う場合の計算方法
○ライトナーを使う方が明るさの計算はしやすいです(ライトナーの薬剤は大体 チャート的に 明るさ14レベル)
黒髪にライトナーで染めると 人によって変わりますが 平均的に11~13レベルに染まるかと思います。
黒染めをライトナーで染めると?
(殆んど明るくなりません)
ですが、ブリーチ剤を5%混ぜるだけで明るくなります。
少しだけ明るくする程度でよければ5%
8レベルくらいにしたければ20%~30%
11~13レベルにしたければ50%~
あくまでも目安ですが、大きくズレル事は無いかと思います。
その時の注意点としては
この考え方は 大きく削って明るくするという方法ではありません。
薬剤のパワーを抑える事で 小さく削って染料を落とす為に、ある程度時間を長く置く必要があります。
様子を見ながらとなりますが、髪の内部に届くまでに15分~20分くらい必要なので30分以上は置く必要があります。
根元はブリーチ少なめで、 中間は多めにしたりと、その時の状態を見て 調節はしてくださいね😃
まずは、スタッフやウィッグで見てみるのが先です。
⭕️あとがき
今回は 黒染めをダメージ抑えて明るくする方法を紹介しました。
実際には 1度見てもらうのが良いかと思います。
感想なども 良ければLINEしてくださいね。
他にもタグ③カラーに 沢山記事書いてますので ↓からご覧ください。