結んでみたら、なんだかただの「ひっつめ髪」になってしまった…そんな経験はありませんか?ミディアムの長さだと、ロングヘアの人と同じやり方では毛先が短くて浮いたり、こなれ感が出にくかったりすることがあります。
この記事では、ミディアムでもきちんとこなれて見えるギブソンタックの作り方と、崩れにくく1日キープするためのコツを、美容師の視点からステップごとに解説します。
- ミディアムでもポニーテール+くるりんぱの基本手順でギブソンタックが作れる
- 結ぶ位置と後れ毛の出し方でひっつめ髪っぽさを避けられる
- ピンの角度とスプレーのタイミングで崩れにくさが変わる
ギブソンタックとは?ミディアムでもできる理由
ギブソンタックは低い位置で作るため、ミディアムの長さでも十分再現できます。もともと海外発祥のまとめ髪で、くるりんぱの応用のような感覚で作れるのが特徴です。ロングヘアに比べると毛先の余裕は少なくなりますが、結ぶ位置を低めにすることで、短い毛先でも巻き込みやすくなります。
オフィスからちょっとしたお出かけまで幅広く使えるアレンジで、くるりんぱと毛先の巻き込みという2つの動作さえ覚えてしまえば、応用の幅も広がります。
ひっつめ髪にならないギブソンタックの作り方
まずは基本の手順を押さえましょう。順番通りに進めれば、ミディアムでも迷わず作れます。
毛先を通す穴作りに手こずりやすい方には、こちらのアレンジ道具が便利です。
ミディアムがひっつめ髪に見えてしまう原因と対処法
ミディアムでギブソンタックを作ると、なぜひっつめ髪っぽくなりやすいのでしょうか?主な原因は、毛先の長さと毛量にあります。
毛先が短くて結び目にうまく巻き込めないと、表面がぴんと張った印象になりがちです。この場合は、結ぶ位置をいつもより少し低めにすると毛先に余裕が生まれ、巻き込みやすくなります。三つ編みをしてから巻き込むと、短い毛先でもボリュームを持たせやすくなります。
毛量が多い方は、崩れを防ごうとして強く結びすぎることでひっつめ感が強調されやすくなります。反対に毛量が少ない方は、まとめた部分がこぢんまりして見えがちです。毛量が多い場合はサイドの髪を少し残してから巻き込むと、上下2段に分けてボリュームを調整できます。毛量が少ない場合は、トップを軽くつまんで立ち上げてから結ぶと、まとめた部分にほどよい丸みが出ます。
崩れにくくキープするプロのコツ
せっかく綺麗に作れても、時間が経つと崩れてしまっては台無しです。ここではキープ力を高めるための工夫を紹介します。
💡 ポイントは、ピンを地肌と平行になるように斜めに挿すことです。垂直に挿すと髪の重みで抜けやすくなりますが、地肌に沿わせることで毛束をしっかりキャッチできます。巻き込んだ毛束の下から上に向けて挿すと、より抜けにくくなります。
崩れやすさが気になる方には、固定力のあるピンを使うのがおすすめです。
仕上げのスプレーは、アレンジが完成した直後にかけるのがコツです。まとめる前にかけてしまうと髪が滑りやすくなり、逆にまとめにくくなることがあります。20〜30cm離してひと吹きすると、質感を損なわずにキープ力をプラスできます。
湿気や汗で崩れやすい日には、キープ力の高いスプレーが心強い味方になります。
シーン別アレンジで楽しむギブソンタック
ギブソンタックは、仕上げ方次第でさまざまなシーンに対応できます。オフィスではきっちりめに後れ毛を出さずまとめ、休日のお出かけでは後れ毛を多めに残してカジュアルに仕上げるとバランスが取れます。着物や浴衣を着る機会には、うなじがすっきり見えるようほぐしを控えめにすると上品な印象になります。
顔まわりの印象を変えたい場合は、サイドの髪をアシンメトリーに残す方法もあります。左右非対称に毛束を残すことで、輪郭のカバーにもつながります。詳しいやり方はサイドアレンジ(片寄せ髪)のやり方|アシンメトリーで横顔がきれいに見える簡単ヘアでも紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
💬 よくある質問
ミディアムでもギブソンタックはできますか?
できます。目安として肩につく程度の長さがあれば、低い位置でひとつ結びをしてくるりんぱすることで作れます。毛先の長さが足りない場合は、三つ編みを添えるとまとまりやすくなります。
ひっつめ髪っぽくならないコツはありますか?
トップと顔まわりに軽くゆるみを持たせることがポイントです。結ぶ位置をやや低めにし、後れ毛とほぐしを加えることで、きつく見える印象を和らげられます。
崩れやすいのですが、対策はありますか?
ピンを地肌に沿わせて斜めに挿すと、毛束が抜けにくくなります。仕上げにスプレーで軽くキープすると、時間が経ってもまとまりを保ちやすくなります。
不器用でも綺麗にできますか?
基本の手順はくるりんぱと毛先の巻き込みだけなので、コツをつかめば不器用な方でも再現しやすいアレンジです。アレンジスティックを使うと毛先の始末がしやすくなります。
崩れてしまったときの直し方は?
結び目をいったんゆるめて整え直すか、ほぐれた部分をピンで留め直すだけで整います。あらかじめスプレーでキープしておくと、直す頻度自体を減らせます。
まとめ
ミディアムのギブソンタックは、結ぶ位置を低めにすることと、後れ毛やほぐしで適度なゆるみを作ることで、ひっつめ髪っぽさを避けられます。崩れが気になる場合は、ピンを地肌に沿わせて挿すこととスプレーを使うタイミングを見直してみてください。基本の手順さえ覚えれば、日々のスタイリングに気軽に取り入れられるアレンジです。



