メンズヘアオイルの使い方|セットとヘアケアを両立する究極のツヤ髪レシピ |

読了時間:約10分 | 難易度:★★☆(初心者〜中級者向け)
メンズヘアオイルの使い方|セットとヘアケアを両立する究極のツヤ髪レシピ |

はじめに:なぜ今、デキる男は「ヘアオイル」を使うのか?

💡 2025年のメンズヘアは「ツヤ感」が命。ヘアオイルはその鍵を握る必須アイテムです。

こんにちは、美容師歴20年以上の「髪技屋さん」です。サロンワークでお客様の髪を見ていると、ある共通点に気づきます。それは、「清潔感があり、オシャレに見える人ほど、髪に自然なツヤがある」ということです。

「朝のセットがうまくキマらない」「髪がパサついて疲れて見える」「トレンドのスタイルにしたいけど、何から始めればいいか分からない」——こうした悩みはありませんか?

私のサロンでも、20代から40代の男性から「ヘアオイルの使い方が分からない」「ベタつきそうで怖い」という相談を非常によく受けます。特に2025年のメンズヘアトレンドであるマッシュセンターパートは、パサついた髪では魅力が半減してしまいます。逆に言えば、ヘアオイルで適度なツヤとまとまりを加えるだけで、一気にトレンド感と清潔感が手に入ります。

この記事では、私の20年以上の経験に基づき、メンズヘアセットにおけるヘアオイルの「ヘアケア」と「スタイリング」両方の使い方を徹底解説します。ベタつかない方法から、ワックスとの併用術まで、あなたのメンズヘアセットを格上げする「究極のツヤ髪レシピ」を紹介します。

この記事の結論: ヘアオイルは「ケア」と「セット」で使い分けが重要!1〜2滴を毛先につけるだけで、ベタつかずに理想のツヤ髪が手に入ります。

ヘアオイルの「2つの顔」を知る|ヘアケアとスタイリングの違い

💡 オイルは「濡れた髪へのケア」と「乾いた髪へのセット」で使い分けるのが鍵。

メンズヘアオイルの使い方で最も重要なのは、「いつ使うか」です。ヘアオイルには大きく分けて2つの役割があり、タイミングによって効果が全く異なります。

1. ヘアケア(アウトバストリートメント)としての使い方

まず基本となるのが、夜のヘアケアとしての使い方です。これは「アウトバストリートメント」とも呼ばれます。

  • タイミング: お風呂上がり、タオルでしっかり水分を拭き取った後。髪が濡れている状態で使います。
  • 目的: 髪の保湿、そしてドライヤーの熱からの保護です。
  • メカニズム: 濡れた髪はキューティクルが開いているため、オイルの保湿成分が内部に浸透しやすい状態です。このタイミングでオイルを塗布することで、髪内部の水分を閉じ込め、ドライヤーの熱ダメージを防ぎます。

私の経験上、髪のパサつきに悩む男性の多くが、この「濡れた髪へのオイル塗布」を省略しています。これを習慣にするだけで、翌朝の髪のまとまりが劇的に改善されますよ。

用語解説(アウトバストリートメント): 「お風呂の外(アウトバス)」で使う、洗い流さないトリートメントのこと。ヘアオイルやヘアミルクがこれにあたります。髪を乾かす前につけることで、日中のダメージ要因(熱、摩擦、紫外線)から髪を守るバリアの役割を果たします。

2. スタイリング(セット)としての使い方

次が、朝のスタイリング剤としての使い方です。2025年のトレンドヘアに欠かせない「ツヤ感」「束感」は、この使い方で作ります。

  • タイミング: 朝、寝癖などを直し、髪が完全に乾いた状態で使います。
  • 目的: 髪表面のコーティング、ツヤ出し、まとまり、束感の演出。
  • メカニズム: 乾いた髪に使うオイルは、髪の内部にはあまり浸透せず、表面をコーティングします。これにより、光がキレイに反射してツヤが生まれ、髪同士がまとまりやすくなります。

パーマスタイルの仕上げや、センターパートの毛流れを整えるのにも最適です。ただし、この使い方は量を間違えると「ベタつき」に直結するため、細心の注意が必要です。

自宅で実践!ヘアオイルを使った簡単5分スタイリング術

💡 朝のセットは「毛先中心」に「1〜2滴」で、ベタつかずツヤを出す。

「オイル=ベタつく」というイメージを持っている方も、この手順なら大丈夫。朝の5分でできる、ヘアオイルだけを使った基本的なスタイリング術を紹介します。ポイントは「量」と「つける場所」です。

📋 究極のツヤ髪!5分ヘアオイルセット 3ステップ

STEP1

ベース作り(寝癖直し&ドライ)

STEP2

オイル塗布(1〜2滴を毛先に)

STEP3

束感調整&シルエット仕上げ

STEP1:ベース作り(寝癖直し&ドライ)

まず、寝癖がついている場合は、髪の根元からしっかり濡らします。特に前髪やトップの生えグセは、毛先だけ濡らしても直りません。 その後、ドライヤーで髪を乾かしながら、手ぐしやブラシで大まかな毛流れ(センターパートなら分け目、マッシュなら丸み)を作っておきます。このベース作りがセットの8割を決めます。

STEP2:オイル塗布(1〜2滴を毛先に)

ここが最重要ポイントです。ヘアオイルを手のひらに出します。量は、メンズショートならまず1滴、ミディアムでも2滴で十分です。

その1滴を、両手のひらから指の間まで、透明になるまでしっかり伸ばします。この「手のひら全体に均一に伸ばす」作業を怠ると、一箇所にベッタリついて失敗します。

そして、髪の根元や頭皮を避け、「中間から毛先」を中心に、髪の内側から手ぐしを通すようにつけていきます。パサつきやすい部分からつけるのがコツです。

⚠️ 絶対に根元からつけないでください! 根元につけると髪がベタつき、ボリュームダウンしてしまいます。

STEP3:束感調整&シルエット仕上げ

毛先全体にオイルがなじんだら、最後に「手のひらに残った、ごく微量のオイル」で仕上げます。 前髪の毛先をつまんで束感を出したり、髪の表面をなでるようにしてアホ毛や浮き毛を抑えたりします。これで自然なツヤとまとまりのあるスタイルの完成です。

【応用編】ワックスやバームとの併用でセットの幅を広げる

💡 オイルとワックスの併用で「ツヤ感」と「キープ力」を両立できます。

「オイルだけだとキープ力が不安」「もっと束感を強く出したい」という方には、他のスタイリング剤との併用がおすすめです。私のサロンでも、お客様の仕上がりに合わせて多用するテクニックです。

パターン1:下地として使う(ナチュラル&キープ)

これは、パサつきを抑えつつ、ワックスの操作性を上げたい時に使います。

  1. 朝、乾いた髪にオイルを1滴だけ、毛先中心になじませます。(前述のSTEP2まで)
  2. 髪のパサつきが抑えられ、まとまりやすい下地ができます。
  3. その上から、少量のワックスやバームを使い、動きや束感を作ります。

オイルが下地になることで、ワックスの伸びが格段に良くなり、引っかからずにセットできます。乾燥毛の方や、マットワックスのパサつきが苦手な方に最適です。

パターン2:混ぜて使う(ウェット&ハード)

これは、強いツヤ(ウェット感)とキープ力を両立させたい時に使います。センターパートやパーマスタイルと相性抜群です。

  1. 手のひらに、ワックス(またはジェル、グリース)を適量とります。
  2. そこに、ヘアオイルを1滴垂らします。
  3. 手のひらで2つをしっかり混ぜ合わせ、均一にします。
  4. それを髪全体になじませてスタイリングします。

ワックスのキープ力はそのままに、オイルのツヤが加わります。特にジェルやグリースと混ぜると、カチッと固まりすぎない、色気のあるウェットスタイルが作れます。

スタイリング剤の相性:オイル + ワックス: ツヤと動きの両立。マッシュや束感スタイルに。 ・オイル + バーム: 自然なツヤとまとまり。ナチュラルなセンターパートに。 ・オイル + ジェル/グリース: 強いウェット感とキープ力。フォーマルやパーマスタイルに。

2025年トレンドヘア別!ヘアオイル活用テクニック

💡 人気スタイル(マッシュ・センターパート)の質感はオイルで作ります。

2025年も引き続き人気の「マッシュ」と「センターパート」。これらのスタイルこそ、ヘアオイルが最も活きる髪型です。私のサロンでも、これらのスタイルをオーダーされたお客様には必ずオイル仕上げをおすすめしています。

1. センターパート × オイル

センターパートの命は、「自然な毛流れ」と「やりすぎないツヤ」です。 オイルを毛先中心になじませ、分け目の根元がペタッとしないように注意します。手に残ったオイルで前髪の毛流れを整えるだけで、清潔感のある上品なスタイルが完成します。ナチュラルに仕上げたいならオイル単体かバームと併用、フォーマルに決めたいならジェルと混ぜるのがおすすめです。

2. マッシュ × オイル

重めのマッシュスタイルには、オイルで「軽やかな束感」と「ツヤ」をプラスします。 髪の内側からオイルをなじませ、最後に毛先をつまむようにして束感を作ります。ファイバーワックスとオイルを1:1で混ぜて使うと、ツヤと動きが両立したトレンド感のあるマッシュスタイルになります。

3. ツーブロック(ビジネス) × オイル

ビジネスシーンでのツーブロックは、清潔感が第一です。 トップのパサつきや、刈り上げ部分との境目の浮き毛を抑えるのにオイルが役立ちます。ごく少量(1滴未満)を手のひらに伸ばし、髪の表面をなでるようにしてタイトにまとめましょう。これだけで、デキる男のスマートな印象を与えられます。

シーン別「ツヤ髪」使いこなし術 (ビジネス・カジュアル)

💡 オイルの「量」と「併用剤」を変えるだけで、印象は自在に操れます。

ヘアオイルは、使い方次第でビジネスにもカジュアルにも対応できる万能アイテムです。TPOに合わせた使い分けをマスターしましょう。

🎯 シーン別 おすすめヘアオイル活用術

シーン 目的(印象) オイルの使い方 セット時間
ビジネス 清潔感・まとまり 単体(1滴未満)で表面を抑える 5分
カジュアル (デート) ツヤ・束感・トレンド感 単体(1〜2滴) or +ワックス 7分
フォーマル (イベント) ウェット感・キープ力 オイル + ジェル/グリース 7分
  • ビジネスシーン: 清潔感が最優先。オイルはごく少量(1滴未満)にし、パサつきやアホ毛を抑える「整髪料」として使います。ツヤを出しすぎず、あくまで「まとまり」を重視します。
  • カジュアル・デート: トレンド感を意識します。オイル単体でナチュラルなツヤと束感を出すか、ワックスと混ぜて動きのあるスタイルに。少しツヤがある方が、オシャレで清潔な印象を与えられます。
  • フォーマルシーン: 結婚式などでは、ジェルやグリースとオイルを混ぜて、カチッとしたウェットスタイルに。崩れにくさとフォーマル感を両立できます。

プロが教える!失敗しないメンズヘアオイルの選び方

💡 自分の「髪質」と「求める仕上がり」に合うテクスチャを選ぶこと。

「どのヘアオイルを買えばいいか分からない」という質問も多くいただきます。オイルは「テクスチャ(質感)」が命です。大きく分けて2種類あります。

1. 髪質で選ぶ

  • 細毛・軟毛・猫っ毛の人: 「サラサラ系(軽いテクスチャ)」を選びましょう。オイルが重いと、髪がボリュームダウンしてペタッとしてしまいます。比較的安価な鉱物油ベースや、ライトな質感の植物性オイル(例:ロレッタ ベースケアオイル)がおすすめです。
  • 剛毛・くせ毛・乾燥毛の人: 「しっとり系(重いテクスチャ)」が適しています。髪の広がりをしっかり抑え、まとまりを出してくれます。保湿力が高い植物性オイル(アルガンオイル、ホホバオイルなど)が主成分のものが良いでしょう。

2. 目的で選ぶ

  • ヘアケア(保湿)重視: 植物由来の保湿成分(ホホバ種子油、アルガンオイル、シア脂など)が豊富なオイルを選びましょう。お風呂上がりのケアに最適です。
  • スタイリング(ツヤ出し)重視: 適度な重さとツヤが出るスタイリング向きのオイルを選びます。美容室でよく使われるN.(エヌドット) ポリッシュオイルなどは、スタイリングで束感やウェット感を出すのに特化しています。
今日のセットを試してみよう! まずはあなたの髪質に合うオイルを見つけることから。気になったオイルは画面下部の「PR⭐️Amazonで探す」からチェックしてみてくださいね。

美容師が目撃!ヘアオイルのよくある失敗と回避術 (NG vs OK)

💡 失敗の原因は「量」「場所」「タイミング」の3つの間違いです。

サロンで「オイルを使ったら大失敗した」という話を聞くことがあります。その原因は、ほぼ100%「量」「場所」「タイミング」のいずれか、あるいは全てを間違えています。ここでNG例とOK例をしっかり確認しましょう。

⚖️ メンズヘアオイル NG vs OK

❌ NG例 (ベタつく原因)
  • 根元や頭皮からベッタリ塗る
  • 一度に3〜4プッシュ出す
  • 手のひらで伸ばさず、髪につける
  • ケア目的(夜)なのに乾いた髪につける
✅ OK例 (ツヤ髪レシピ)
  • 中間から毛先(痛んだ部分)に塗る
  • 1滴ずつ出して足りなければ足す
  • 指の間までしっかり伸ばしてから塗る
  • ケア(夜)は濡れた髪につける

特に「量」の間違いは致命的です。メンズショートヘアなら、米粒1滴分から試すくらいの慎重さでちょうど良いです。

⚠️ オイルのつけすぎは、時間が経つと酸化して嫌な臭いの原因になったり、ホコリを吸着して髪がゴワついたりする原因にもなります。

「ベタついた」と感じたら、それは「オイルが悪い」のではなく、「使い方が間違っている」可能性が非常に高いです。まずはOK例を徹底して守ってみてください。

よくある質問(FAQ)

💡 メンズヘアオイルに関する疑問をプロがスッキリ解決します。

私のサロンで、お客様からよく頂く質問をまとめました。

Q1: ヘアオイルをつける最適なタイミングはいつですか?
A: 目的によります。 ・ヘアケア(保湿)が目的なら: お風呂上がりのタオルドライ後、髪が濡れている時です。 ・スタイリング(ツヤ出し)が目的なら: 朝、髪が乾いている時です。 両方行うのが理想的です。
Q2: 適量が分かりません。ベタつきたくないです。
A: まず「1滴」から始めてください。メンズのショートやミディアムなら1〜2滴で十分です。手のひらでしっかり伸ばし、毛先からつけましょう。足りないと感じたら、もう1滴足す。「少量から足していく」のがベタつかない鉄則です。
Q3: ワックスとヘアオイルは混ぜてもいいですか?
A: ぜひ併用してください。2つの方法があります。 1. オイルを先に薄くつけて「下地」にし、その上からワックスをつける。 2. 手のひらでワックスとオイル(1滴)を混ぜてから髪につける。 どちらもツヤ感とキープ力を両立できるプロのテクニックです。
Q4: オイルだけでセットは可能ですか?
A: 可能です。特にセンターパートやマッシュなど、キープ力よりも「自然なツヤとまとまり」が欲しいスタイルには最適です。オイルだけで仕上げることで、作り込みすぎないナチュラルなトレンドヘアが作れます。
Q5: オイルをつけた日はシャンプーをしっかりすべきですか?
A: はい。特にスタイリングで使った日は、油分が髪や頭皮に残ると酸化や毛穴詰まりの原因になります。その日のうちにシャンプーでしっかりリセットしましょう。セット後のケアについては、こちらの「ヘアケア」の記事も参考にしてください。

まとめ:ヘアオイルを使いこなし、ケアとセットを両立しよう

💡 究極のツヤ髪は「メンズヘアオイルの使い方」をマスターすることから始まります。

今回は、「メンズヘアオイルの使い方」について、ヘアケアとスタイリングの両面から徹底解説しました。パサつきを抑え、清潔感のあるツヤ髪を作ることは、現代のメンズヘアセットにおいて非常に重要です。

ベタつくのが怖くて避けていた方も、今日紹介した「1〜2滴を毛先から」という基本を守れば、必ずうまくいきます。「ケア」と「セット」、この2つの使い方をマスターして、あなたのメンズヘアセットをアップデートしましょう。

🎯 メンズヘアオイル成功の3つのポイント

1. ケアは「濡れた髪」に: お風呂上がりに1滴。ドライヤーの熱から守る。
2. セットは「乾いた髪」に: 朝の仕上げに1滴。ツヤとまとまりを出す。
3. 共通は「1〜2滴を毛先から」: 絶対に根元につけない。少量から足す。

正しいメンズヘアオイルの使い方を身につければ、あなたの髪はもっと扱いやすく、もっとカッコよくなります。ぜひ明日からのセットに取り入れてみてください。

動画でメンズセット手順を解説(YouTubeチャンネル)

他のトレンドヘアスタイルに興味がある方は、「トレンドヘア」や「髪型」のカテゴリーもぜひご覧ください。

📚 参考文献

  • ナプラ「N. (エヌドット) 公式サイト」
  • ミルボン「公式サイト」(製品情報)
  • ホットペッパービューティー マガジン「メンズヘアオイルの使い方」
  • 各ヘアオイルメーカー公式サイト(成分・使用法)

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【髪技屋さんのプロフィール】

■ 美容師歴・実績: 20年以上のベテラン美容師。🏆 全国大会入賞、📝 美容専門誌掲載の実績を持つ。

■ 活動内容: 髪の知識・技術全般の講師としても活動。プロも支持する技術で髪の悩みを解決。

■ YouTube: 動画数 1200本以上、総再生回数 2700万回、登録者 3.8万人を達成。

■ ブログ: 記事数 800本以上。ヘアケア、カラー調合、骨格別ヘアなど、髪のあらゆる疑問を解決。