グリース | ツヤ・濡れ感を極める!メンズグリース人気おすすめ10選|カチッとキープとセクシーな質感

読了時間:約10分 | 難易度:★★★(初心者〜中級者向け)
グリース | ツヤ・濡れ感を極める!メンズグリース人気おすすめ10選|カチッとキープとセクシーな質感

はじめに:なぜ今、大人の男に「グリース」なのか?

💡 グリースは「圧倒的なツヤ」と「高いキープ力」を両立させる最強のアイテムです。
この記事の結論: グリースを使えば、5分でプロ級の「濡れツヤ感」が手に入り、一日中カチッとキープできます!

こんにちは!美容師歴20年以上の「髪技屋さん」です。サロンワークでお客様と接していると、「朝のセットに時間をかけられない」「ワックスだとツヤが出ない」「ジェルだとパリパリになりすぎる」というお悩みを本当によく聞きます。

特に20代から40代の男性にとって、ヘアスタイルは第一印象を左右する重要なポイント。清潔感のあるビジネスヘアも、色気のあるカジュアルヘアも、決め手は「質感」です。

2025年のメンズヘアトレンドは、引き続きトレンドヘアであるセンターパートや、ツーブロックを活かした七三分け、パーマスタイルなど、「ツヤ感」や「濡れ感」がキーワードになっています。

この「濡れツヤ感」と「カチッとしたキープ力」を最も簡単に出せるのが、何を隠そう**「グリース」**なんです。私のサロンでも、仕上げにグリースを希望されるお客様がこの数年で急増しています。

この記事では、なぜ今グリースが注目されているのか、ワックスやジェルと何が違うのか、そしてあなたの魅力を最大限に引き出す最強のおすすめグリース10選を、プロの目線で徹底解説していきます!


グリースとは?ワックス・ジェルとの決定的な違い

💡 グリースは「濡れツヤ感」と「再整髪のしやすさ」が最大の特徴です。

「グリースって、昔流行ったベトベトのやつでしょ?」と思っていませんか?それは大きな誤解です。今のグリースは驚くほど進化しています。

まずは、混同しがちなワックス、ジェルとの違いをハッキリさせておきましょう。

🎯 スタイリング剤 徹底比較(グリース vs ワックス vs ジェル)

特徴 グリース ワックス ジェル
ツヤ感 ◎ (濡れツヤ) △ (マット〜ツヤ) ○ (パリッとツヤ)
セット力 ○〜◎ (重めで抑える) △〜◎ (動き・束感) ◎ (ガチガチに固定)
再整髪 (手直し) ○ (可能) ◎ (可能) × (不可)
洗い落ち ◎ (水溶性が主流) △ (油分が多い) ◎ (水溶性)
得意なスタイル 七三分け、オールバック、パーマヘア、濡れ感 マッシュ、束感ショート、無造作ヘア ベリーショート、ハードな立ち上げ

ワックスが「動き」や「束感」を作るのが得意なのに対し、グリースは髪全体に「面」としてのツヤを与え、タイトに抑え込むのが得意です。ジェルは「固定力」が最強ですが、一度固まると修正がききません。

グリースは、ジェルほどパリパリにならず、ワックス以上のツヤが出る、まさに「いいとこ取り」のスタイリング剤なんです。

用語解説(水溶性グリース): 現在のメンズグリースの主流は「水溶性(ウォーターベース)」です。これは油性(オイルベース)と違い、主成分が水や水に溶けやすい成分でできているため、シャンプーで簡単に洗い流せるのが最大の特徴です。油性のようなベタつきや髪残り感がなく、毎日使いやすいのが魅力です。

シーン別グリース活用術 (ビジネス・カジュアル・フォーマル)

💡 グリースは使う量とスタイル次第で、あらゆるシーンに対応可能です。

「グリースって、キメキメのバーバースタイル専用じゃないの?」と思われがちですが、それは違います。使い方次第で、ビジネスシーンの清潔感から、デートでの色気まで演出できる万能アイテムです。

私のサロンで提案している、シーン別の使い分けをご紹介します。

🎯 シーン別おすすめグリースセット

シーン おすすめスタイル グリースの種類 ポイント
ビジネス 七三分け / ツーブロック ハードタイプ (少量) 清潔感を出すためツヤは控えめに。コームでビシッと。
カジュアル (デート) 濡れ感センターパート / パーマヘア ソフト〜ミディアム ツヤをしっかり出し、セクシーな質感を演出。
フォーマル (イベント) オールバック / スリックバック ハードタイプ (多め) 隙なくタイトに。圧倒的なツヤで華やかさを。

ビジネスシーン:清潔感命のタイトセット (5分)

ビジネスで求められるのは「清潔感」と「信頼感」。グリースは最適です。ハードタイプのグリースをパール1粒分ほど取り、ハーフドライの髪に馴染ませます。前髪を上げ、コーム(櫛)で七三に分けるか、ツーブロックのラインをくっきり出すだけで、知的な印象に仕上がります。

カジュアルシーン:色気漂う濡れ感セット (7分)

デートや休日は、少しラフでセクシーな質感をプラス。ミディアムタイプのグリースを使い、センターパートやパーマヘアに揉み込みます。ポイントは「作り込みすぎない」こと。手ぐしでラフに毛流れを作るだけで、こなれた「濡れ感」が出ます。

フォーマルシーン:隙のない完璧なツヤ感セット (7分)

結婚式やパーティーでは、普段よりもしっかりとセットします。ハードタイプのグリースをやや多めに使い、オールバックやスリックバック(ビタっと寝かせた髪型)に。コームで梳かしつけ、一切の乱れもない「面」を作ることで、タキシードにも負けない品格が出ます。


グリースの基本的な使い方 (5分で完成)

💡 「ハーフドライ」と「コーム使い」がプロの仕上がりを生む最大のコツです。

グリースセットは難しくありません。ワックスよりも簡単かもしれません。なぜなら、ドライヤーで完璧に形を作る必要がないからです。以下の3ステップで、朝5分の時短セットを実現しましょう。

📋 グリースセット簡単3ステップ

STEP1

髪を濡らし「ハーフドライ」に

STEP2

グリースを全体に馴染ませる

STEP3

コーム(櫛)で形を整える

STEP1: 髪を濡らし「ハーフドライ」に

グリースセット最大のポイントです。髪を完全に乾かしてはいけません。タオルドライ後、ドライヤーで7〜8割乾かした「湿り気」が残る状態(=ハーフドライ)がベスト。水分がグリースの伸びを助け、理想的な濡れツヤ感のベースとなります。

STEP2: グリースを全体に馴染ませる

グリースを指先第一関節分(パール1〜2粒大)ほど取ります。手のひら全体に透明になるまでしっかり伸ばし、まずは髪の根元を避けて中間〜毛先に馴染ませます。その後、手に残ったもので前髪や根元付近を整えます。

⚠️ いきなり大量につけるのはNG!根元がベタつくと「洗ってない人」に見えてしまいます。

STEP3: コーム(櫛)で形を整える

グリースセットの仕上げは「コーム」です。手ぐしでラフに仕上げるのも良いですが、七三分けやオールバックはコームで梳かすことで、毛流れが揃い、プロが仕上げたような美しいツヤの「面」が生まれます。キープしたい場合は、最後に軽くヘアスプレーを振れば完璧です。


2025年最新|髪技屋さんが選ぶ!メンズグリース人気おすすめ10選

💡 あなたの髪質と目指すスタイルに合う、最強のグリース10選を紹介します。

ここからは、私のサロンでも実際に使用し、お客様からの評価も高い「本当に使える」グリースを10個厳選しました。「セット力」「ツヤ感」「洗い落ち」の3つの観点で選び抜いています。

今日のセットを試してみよう! 気になったグリースは画面下部の「PR⭐️Amazonで探す」からチェックしてみてくださいね。

(※表は横にスクロールできます)

🎯 おすすめメンズグリース 10選 比較表

No. 商品名 セット力 ツヤ感 特徴
1 阪本高生堂 クックグリースXXX ★★★★★ ★★★★★ 最強のセット力とツヤ。剛毛も抑える定番ハードグリース。
2 アリミノ メン フリーズキープ グリース ★★★★☆ ★★★★☆ ワックスとグリースの中間。パリッとせずハードにキープ。
3 バブロ ポマード ストロングホールド ★★★★★ ★★★★☆ 日本人向け。油性並みのホールド力と簡単な洗い落ち。
4 ルーゾーポマード (ブルー) ★★★★☆ ★★★★★ バーバースタイルの世界定番。強いツヤとホールド力。
5 阪本高生堂 クールグリースG ★★★☆☆ ★★★★★ スタンダードモデル。程よいセット力と濡れ感。パーマに◎。
6 DOORS オリジナルグリース ★★★☆☆ ★★★★☆ 香りが良い。伸びと操作性が良く、ラフな濡れ感に。
7 ギャツビー メタラバー グリース フリーク ★★★☆☆ ★★★★☆ コスパ最強。ドラッグストアで買えるオイルフリー処方。
8 ロレッタ デビル ジェルワックス 7.0 ★★★★☆ ★★★☆☆ グリースとジェルの間。固まりすぎず、程よいツヤとキープ力。
9 ブラックビズ グリース・ハード ★★★★☆ ★★★★☆ ビジネスシーン向け。セット力と洗い落ちのバランスが秀逸。
10 CHET JAWS グリース モア スーパーハード ★★★★★ ★★★★☆ 湿気に強い。雨の日や汗をかく日でも崩れにくい。

【髪質・スタイル別】グリースの選び方

💡 髪質(硬毛・軟毛)とスタイル(タイト・動き)で使い分けましょう。

グリース選びで失敗しないためには、自分の髪質とやりたいスタイルに合わせることが重要です。

h3: 髪質別の選び方

  • 硬毛・剛毛・直毛の人 髪が立ちやすく、抑えるのが大変なタイプ。セット力が最強クラスのハードタイプ(クックグリースXXXバブロ ポマード)が必須です。グリースの重みとセット力で、ビシッと抑え込めます。
  • 軟毛・猫っ毛の人 ボリュームが出にくく、ペタッとしやすいタイプ。ハードタイプを根元につけると潰れてしまいます。ミディアムタイプ(DOORSなど)を少量、毛先中心につけるか、ワックスと混ぜて使うのがおすすめです。
  • くせ毛・パーマの人 パサつきやすく、広がりやすいタイプ。グリースの水分と油分が、パサつきを抑えてツヤのあるカールを再現してくれます。セット力が強すぎないスタンダードなタイプ(クールグリースGなど)が最適です。

h3: スタイル別の選び方

  • 七三分け・オールバック コームで梳かすクラシックなスタイルには、ホールド力とツヤが命。ハードタイプ(ルーゾーポマードアリミノ メン)を選びましょう。
  • 濡れ感センターパート・マッシュ 今っぽいショートカットやマッシュに濡れ感を出すなら、固まりすぎないミディアム〜ソフトタイプが使いやすいです。手ぐしでラフに仕上げられるもの(DOORSギャツビー)が良いでしょう。

プロが教えるグリースセットのコツとNG例

💡 グリースは「つけすぎ」と「乾かしすぎ」が最大の失敗原因です。

私のサロンでグリースセットを教える際、多くの方がやってしまいがちな「失敗」があります。簡単なコツさえ掴めば、仕上がりは劇的に変わりますよ。

⚖️ グリースセット NG vs OK

❌ NG例 (ギトギト・ムラになる)
  • 完全に乾いた髪につける
  • グリースを塊のまま髪につける
  • 根元(頭皮)からベッタリつける
  • 手ぐしだけで終わらせる
✅ OK例 (綺麗な濡れツヤ)
  • 7〜8割のハーフドライでつける
  • 手のひらで透明になるまで伸ばす
  • 毛先→中間の順でつけ、根元は避ける
  • コームで梳かして毛流れを整える

特に「ハーフドライ」は重要です。乾いた髪につけるとグリースが伸びず、一部だけがベタつく「ムラ」の原因になります。必ず水分が残った状態でつけ始めてください。

【失敗例と改善】 「以前、グリースでオールバックにしたお客様が、夕方には前髪が落ちてきてしまった失敗がありました。原因は、水溶性グリースの水分で髪が重くなり、根元の立ち上がりが負けてしまったこと。改善策として、①まずドライヤーでしっかり前髪を立ち上げる癖をつける ②グリースは根元を避けてつけ、最後にハードスプレーで根元を固定する、という手順に変更。これで一日中キープできるようになりました。」

もしセット後に髪がパサついてきたら、それはグリースのダメージケア効果が足りないのではなく、髪の水分が蒸発しただけです。手を少し濡らして髪を撫でるだけで、ツヤとセット力が復活します。これが水溶性グリースの便利なところです。


よくある質問 (FAQ)

💡 グリースに関するよくある疑問を、美容師がスッキリ解決します。

サロンでお客様からよく頂く、グリースに関する質問にお答えします。

Q1: グリースとポマードの違いは何ですか?
A1: ほとんど同じものと考えて大丈夫です。歴史的にはポマードは「油性」が主流でしたが、現在は洗い落ちの良い「水溶性ポマード」が主流です。この「水溶性ポマード」と「グリース」は、ほぼ同じスタイリング剤を指すことが多いです。この記事で紹介しているものも、水溶性ポマードと呼ばれる製品を含んでいます。
Q2: 軟毛(猫っ毛)だとペタッとなりませんか?
A2: なりがちです。軟毛の方は、グリースを「根元」につけるのを絶対に避けてください。つける量をパール半粒分など極少量にし、毛先だけにツヤを出すイメージで使いましょう。または、ファイバー系ワックスとグリースを1:1で混ぜて使うと、ボリューム感を殺さずにツヤを足せますよ。
Q3: グリースの簡単な落とし方を教えてください。
A3: 本記事で紹介しているような「水溶性」グリースであれば、シャワーのお湯だけで8〜9割は落ちます。その後、いつも通りシャンプーを一度すれば完全に落ちます。ワックスのように二度洗いする必要はほとんどありません。この手軽さが、毎日使うビジネスマンに支持される理由です。日々のヘアケアも楽になります。
Q4: セットして時間が経つと、白い粉が出ますか?
A4: それは「フレーキング」と呼ばれる現象で、ジェルでよく起こります。グリースはジェルほど樹脂で固めないため、フレーキングは非常に出にくいです。もし出るとすれば、グリースと他のスタイリング剤(特にジェル)を混ぜた場合や、つけすぎが原因の可能性があります。

まとめ:グリースを使いこなし、ワンランク上のメンズヘアセットを

💡 メンズグリースを使いこなし、清潔感と色気を両立させましょう。

今回は、「ツヤ・濡れ感」をテーマに、メンズグリースの選び方と使い方、そしておすすめ10選をご紹介しました。

ワックスの「束感」とも、ジェルの「パリパリ感」とも違う、グリース特有の「濡れたようなツヤ」と「カチッと抑えるキープ力」は、2025年のトレンドヘアに欠かせない質感です。

「朝の簡単セットでビシッと決めたい」ビジネスマンも、「デートでセクシーな濡れ感を演出したい」男性も、メンズグリースはあなたの強い味方になってくれます。

🎯 メンズグリース成功の3つのポイント

1. ハーフドライが命: 乾かしすぎはNG。7割ドライで濡れ感を仕込む。
2. 少量から馴染ませる: 根元は避け、毛先から。つけすぎはギトギトの原因。
3. コームで仕上げる: ツヤの「面」を作る。コーム一本でプロの仕上がりに。

この記事を参考に、あなたにピッタリのグリースを見つけて、毎日のメンズヘアセットを格上げしてみてくださいね。

🎥 動画でメンズセット手順を解説(YouTube)

📚 参考文献

  • 阪本高生堂 公式サイト(クールグリース)
  • 株式会社アリミノ 公式サイト(アリミノ メン)
  • 株式会社マンダム 公式サイト(ギャツビー)
  • REUZEL (ルーゾー) 公式サイト
  • 美容業界メディア各誌(2025年メンズトレンド情報)

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【髪技屋さんのプロフィール】

■ 美容師歴・実績: 20年以上のベテラン美容師。🏆 全国大会入賞、📝 美容専門誌掲載の実績を持つ。

■ 活動内容: 髪の知識・技術全般の講師としても活動。プロも支持する技術で髪の悩みを解決。

■ YouTube: 動画数 1200本以上、総再生回数 2700万回、登録者 3.8万人を達成。

■ ブログ: 記事数 700本以上。ヘアケア、カラー調合、骨格別ヘアなど、髪のあらゆる疑問を解決。