🎯今回の記事で解ること⇩
1️⃣フェードカットとスキンフェードの違い
2️⃣フェードカットの切り方(画像25枚で解説)
3️⃣フェードカットとスキンフェードの切り方(動画まとめ)
関連記事⇨メンズスタイル 切り方 全種類
メンズスタイル の切り方を全種類 公開してます⇩
⭕️フェードカットとスキンフェードカットの違いとは?
フェードカットとは?
刈り上げによる色の濃さにより「色彩の差」を作ったスタイルの総称で ⇩画像の様に 黒と白(青白)っぽい 差がある髪型を一般的に「フェードカット」と呼んでいます😃
スキンフェードの場合は スキンヘッドと同じく、「カミソリで0ミリに剃る」箇所を作ったり
専用のバリカンで 0.8ミリ以下に剃りあげた長さ~徐々に長さを長くして 色彩を作りあげる事を 言い「フェードカットとスキンフェードの違いは刈り上げ部分の長さ」で呼び方が変わります。
⭕️フェードカットの切り方(画像25枚で解説)
1.刈り上げる部分とトップの長さの繋ぎ部分を切る
あらかじめ指で持てる範囲(指1本分)の長さで トップと耳上の生え際を繋ぐ箇所(ハチ付近)を切ります
🎯頭は丸くなっていて ハチ付近は縦に垂直に切る事で自然に馴染ませる事が出来ます。
2.耳上~もみあげまで縦に垂直でカットします
耳上の縦の線、もみあげの縦の線とその間を垂直に切ります(頭の形に合わせて切る=セイムレイヤーと言います)
3.トップの長さをサイドより長く切る(指2本分)
サイドは指1本分でトップは指2本分で切る事で ひし形シルエットベースが作れます。
🎯スタイルにより トップ指4本分と サイド指2本分という風に ベリーショート~ショートを作る際に使えます🉐(長さの見える感覚を身に付けましょう)
今回の場合は トップは四角を残すので真横に切ってます。
4.同じくもみあげの縦の線上まで切ります
⚠️注意点として この時、もみあげよりも前は切り込まない。
そのまま前に切り進んで行くと こめかみ部分に不自然な穴が空きやすいです。
5.こめかみ部分~もみあげ上は縦で切り返します
緑色~赤の線の中は縦で頭の形と同じく放射状に切ります💡
🎯この時、前髪を短くしたい場合は 「前髪を指1本分で、四角(スクエア)にしたい時は指2本分で切ります」
6.前髪~トップを繋ぐカット
⚠️目尻と目尻を繋ぐ線の外側は穴が空きやすく失敗すると 前から見た時にダサくなりやすい😅ので注意が必要です。
(ここでは目尻の内側を切る様にしましょう)
7.四角くなり過ぎない様に角を少し切ります
サイドとトップを真っ直ぐに切ったままだと角刈りの長めみたいになってしまいます。
💡美容室では ひし形シルエットが理想なので 取りすぎない程度に 角を落とします🎵
8.同じくもみあげの縦の線上まで角を少し落とします
同様に もみあげ上の線上まで 四角の角を少し落とします。
🎯サイドは指1本、トップは指2本なので その間の角を1.5本で切る感じです。
9.後頭部の切り方も頭の形に合わせて
💡頭は丸くなってます
そこで緑色の線と同じく、後頭部はグラデーションで切ります(上が長く下が短い)
🎯基本的に後頭部はグラデーションで切る事で メリハリ(くびれ)が作れるので 殆どのヘアスタイルに用いられています。
10.オーバーセクションをミドルセクションと繋ぐ
⇧画像の緑色の線は下から
アンダーセクション、ミドルセクション、オーバーセクションと言います😎
9.でミドルセクションをグラデーションにカットしましたが、ここではミドルセクション~オーバーセクションを繋げます(トップに向けて)
11.バリカンを使ってアンダーセクションを切ります
ここまでで サイドと後頭部のミドル~オーバーセクションと 前髪とトップの繋ぎが完成してます(ベースカットのみ)
ここでは バリカンを使ってフェードカットのサイド~襟足を切っていきます。
今回のバリカンは6ミリを使用してます。
12.バリカンの基本的な使い方
🎯バリカンは基本的に緑色の線の様にミリ数を決めるアタッチメント(取り付け)の型を利用して上手く角度調整します。
真っ直ぐ切るだけでは無く、途中で長い髪の毛と繋ぐ為に「手首をひねって角度を変えます」
13.バリカンは生え際~目標の線に向かって入れます
🎯バリカンは生え際から始まり目標の線に向かって入れます。
💡基本的に短髪スタイルは後ろ下がりに線をイメージします(赤線)
💡生え際はバリカン(アタッチメント)を垂直に当てて、線の位置手前でバリカンをひねって角度を変えて長い髪の毛と繋ぎます。
14.後頭部(襟足)のバリカンの使い方
襟足も生え際~後ろ下がりの線をイメージ(指で残像を残すと作りやすい)
上に向かってバリカンを動かし、線の途中で角度をひねって繋げます🎵
🎯全てを合わせると ひし形シルエットに繋がります💯
15.ハサミで刈り上げるコツ
フェードカット(色彩の差)部分はハサミで微調整していきます。
🎯コームの歯元(緑色の線)にハサミをあてて髪の毛を切ります。
💡コームの歯先(赤色の線)は歯元よりも角度を高く(長くなるように傾ける)事で グラデーションを作り、徐々に上が長くなる事で色彩が綺麗に繋がります😃
16.角刈り部分の角も歯元を丸く使い馴染ませます
歯元にハサミを当てながら ハサミを開閉し角の部分は歯元で丸く削るイメージで繋げます。
⚠️注意点としては、削り過ぎない事。後からスキバサミを使って馴染ませる事も出来ますので ほんの少し角を削る程度でOKです。
17.フェードカットの生え際の切り方
💡画像⇧で見て欲しい部分はコームの角度(グラデーション)と 頭の形に合わせて前下がりにコームを置いてる所です。
🎯頭の形に合わせる事が 色彩を綺麗に合わせる基本となります。
18.刈り上げの色彩を綺麗に合わせるコツ
17は前下がりでしたが、耳の後ろに向かい 「コームの持ち方が後ろ下がり」になってます。
この様に頭の形に合わせて綺麗に刈り上げた時に 髪の集まりやすい部分は黒く色ムラが出てきます。
🎯そこで初めて 色の濃い部分をハサミで何度も微調整して色彩を整えます。
19.頭の丸みに合わせてコームの角度は変わる
🎯フェードカットのポイント
①緑色の線=頭の形に合わせてコームの角度を変える
②コームの歯元~歯先はグラデーション
③コームはゆっくり動かし、ハサミの開閉は早くする
ポイントを抑えて切る事で 上手く切れる様になります。
20.フェードスタイルはひし形シルエットが格好いい
💡全体的に言える事ですが、全ての動きはひし形を作る事に繋がってます。
21.反対側も同様にカットします
💡同じくコームの角度(持ち方、歯)を意識します。
ハサミは歯元に沿わせながら、スタイルを作るのはコームで決定されますので 繰り返しの練習が必要です。
22.サイドは人により頭の形が大きく違います
サイドはこめかみやもみあげが凹んでる人もいます。
後頭部よりも 難しい所ですが同じくコームの持ち方と歯の角度を意識して切る事で スムーズに繋げる事が出来ます😆
23.フェードスタイルの髪の削ぎ方は髪の先だけ
まず必要なのは頭が丸いイメージです。
🎯コームで頭の丸みに合わせて根元から髪の毛を起こして⇨「毛先だけスキバサミで削ぎます」
💡こういったバーバースタイルはあまり削ぎを入れずに ボカす程度の方が男らしさを残せます😎
24.前から見たフェードカットスタイル
🎯ポイントはこめかみ部分にしっかりと長さが残ってる所で、それにより「ソフトモヒカンと角刈り(スポーツカット)の中間」に仕上がってます。
ソフトモヒカンよりも 角を残すスタイルの方が 男性らしく 理容室でも定番の髪型です。
25.フェードカットの仕上がりイメージ
生え際~上に向かって徐々に色が濃くなり(フェードされてます)
🎯フェードも頭の形に合わせて サイドは前下がり、後頭部にかけて後ろ下がりになってるのが解るかと思います。
切り方は様々ですが、今回は基本的なフェードカットの切り方を紹介してみました。
是非 動画も合わせてご覧下さい⇩
⭕️フェードカット(スキンフェード)の切り方(動画まとめ)
今回の記事は僕の動画のポイントをまとめて解説しています
(合わせてご覧下さい)フェードカットとスキンフェードの切り方(動画ベスト5)
フェードカット(スキンフェード)でYouTubeベスト5の動画です。
美容室、理容室、切る人によりやり方は様々です。
お時間ある時に 違うパターンも勉強になるかと思います💯
ベスト1
ベスト2
ベスト3
ベスト4
ベスト5
あとがき
以上で フェードカットオンライン講習会を終えますが、また様々なヘアスタイルの切り方をこのブログでは紹介してます。
是非 また見に来て下さいね🔥