セルフカラーでピンクに挑戦したのに、鏡を見て「あれ、ピンクじゃなくて赤っぽい…」と感じたことはありませんか?パッケージ通りに染めたはずなのに、思っていたより紫みやくすみが強く出てしまい、「なぜこうなったんだろう?」と検索した方も多いのではないでしょうか?実はこの現象には、髪のベースの明るさとカラー剤の色みの関係という、はっきりした理由があります。
- ピンクが赤や紫に転ぶのは、髪のベースの明るさとカラー剤の色相のズレが主な原因
- 茶髪(ブリーチなし)は紫トリートメントを50%以内、ブリーチ1回程度は10〜20%が近づけやすい目安
- 透明感のあるピンクを目指すならブリーチ複数回が近道だが、今の髪でもできる工夫がある
この記事でわかること
この記事では、セルフカラーでピンクを狙って失敗しやすいパターンから、色が転んでしまう原因を色の関係性で整理し、茶髪やブリーチ1回程度の髪でもピンクに近づけるための紫トリートメントの薄め割合まで、順を追って紹介します。感覚で染めるのではなく、ベースの明るさとカラー剤の色みの関係を知ることが、失敗を減らす一番の近道です。
セルフカラーでピンクを狙ったら赤に染まる失敗パターン
セルフカラーの失敗には、色が入らない・入りすぎるなどいくつかパターンがありますが、ピンクを狙った場合によく見られるのが「思ったよりも赤みが強く出てしまう」ケースです。特に市販のカラートリートメントは、髪の状態を選ばず同じ色素をのせる設計になっていることが多く、仕上がりが赤やオレンジ寄りになりやすいという特徴があります。
実際の失敗例
実際にピンクを狙って染めた結果、赤やオレンジに近い仕上がりになってしまった例はこちらでも紹介しています。⭕️デビルズトリック キャンディーピンク「ブリーチ1回仕上がり」
失敗から見えてくることは多く、次のセクションではこの「ズレ」がなぜ起きるのかを具体的に見ていきます。
セルフカラーでピンク希望なのに紫や赤に染まる原因
ピンクに限らず、セルフカラーで狙った色にならない原因の一つが、ベース(今の髪の明るさ)とカラー剤の色の関係性です。ここを理解しないままカラー剤を選ぶと、色番号の上では近く見えても、実際の仕上がりでは大きくズレてしまうことがあります。
色の見極め(ベースとカラー剤の色の関係性)
美容室で使われる色相の考え方では、ピンクという色はある特定の番号に位置づけられ、その番号の赤みの紫を白に近づけることで、ピンク特有のやわらかい色合いが表現されます。
そして、多くの方が実際にやってしまいがちなのが、ブラウン系のベースの上にそのままピンクの色素をのせるという方法です。ベースの明るさが足りない状態でピンクをのせると、番号の位置関係上、色が大きくズレてしまいます。
ブラウン系ベースにピンクをのせると起きること
目安として、明るさが足りないベースにセルフカラーでピンクやカラートリートメントをのせると、色番号の上ではピンクとの間にオレンジや赤が挟まる形になり、結果的にほとんどの場合で赤系のブラウンに近い仕上がりになります。「ピンクのはずが赤い」と感じる方の多くが、この関係性に当てはまります。
色がズレる理由が分かれば、対策も立てやすくなります。ここからは、理想的な仕上がりと、今の髪でも近づける方法の両方を見ていきましょう。
ブリーチ複数回で理想のピンクに仕上げる方法
もっとも色ズレの少ない、透明感のあるピンクに仕上げたい場合は、ブリーチを複数回繰り返して髪を十分に明るくしてからピンクをのせる方法がベストとされています。実際の仕上がりイメージはこちらで確認できます。
ただし、ブリーチを複数回重ねるには髪への負担も大きく、染められる方が限られてくるのも事実です。⚠️ ダメージが気になる方には、次に紹介するブリーチなし・ブリーチ1回でピンクに近づける方法も選択肢になります。
ブリーチ無し、ブリーチ1回でピンクに近づける染め方
ブリーチを繰り返すのが難しい場合でも、カラー剤の選び方と薄める割合を工夫することで、今の髪の状態からピンクに近い印象へ寄せることができます。
まずはピンクの色素をしっかりチャージしたい方には
ホーユー ソマルカ カラーチャージ ピンク カラートリートメント
サロンで染めたピンク・コーラル系の髪色を自宅でホームケアできるカラートリートメントです。まずはピンクの色素をしっかり補いたい方に使いやすい一品ですが、ベースの明るさによっては単体では赤みが強く出やすいため、この記事で紹介している色の関係性を踏まえて使うのがおすすめです。肌に合わない場合があるため、使用前のパッチテストを推奨します。
Amazonで詳細・価格を見る茶髪にピンクをのせた場合の色みシミュレーション
試しに茶髪へピンクをそのままのせると、色味としてはブラウンぎみの赤系に近い位置になり、実際のイメージはこちらで確認できます。
紫(青紫寄り)トリートメントを使う理由
茶髪からピンクを狙う場合、実はピンクをそのままのせるのは選択としてズレています。色番号の位置関係から見ると、紫(青紫寄り)系のトリートメントを使う方が理にかなっています。赤みを抑えながら、ピンクに近い印象へ寄せやすくなるためです。
赤みが気になり色みを微調整したい方には
黄みや赤みを抑えながら色をチャージできるカラートリートメントです。ピンクが赤寄りになってしまった髪に対して、記事内で紹介している薄める割合の考え方を参考にしながら取り入れることで、色みのバランスを整えやすくなります。薄める割合によって仕上がりが変わりやすいため、少量から様子を見ながら調整するのがおすすめです。肌に合わない場合があるため、使用前のパッチテストを推奨します。
ホーユー ソマルカ カラーチャージ パープル カラートリートメント
Amazonで詳細・価格を見るただし、茶髪の場合は明るさそのものが足りないため、紫トリートメントを使っても理想のピンクにぴったり一致するわけではなく、あくまで近づける仕上がりになる点は押さえておきたいポイントです。
薄める割合の目安(茶髪/ブリーチ1回)
茶髪のまま近づける場合、薄めすぎると茶髪の色が勝ってしまい色があまり出ないため、50%以内を目安に調整するとバランスを取りやすくなります。ブリーチ1回程度であれば、10〜20%程度に薄めるとピンクに近い印象になりやすい傾向があります。薄め方の考え方は、こちらの記事も参考になります。
🎯 紫トリートメントの薄め割合の目安
| 髪の状態 | 推奨する薄め割合 | 仕上がりの目安 |
|---|---|---|
| 茶髪(ブリーチなし) | 50%以内 | 赤みは残りやすいが、ピンクよりの色みに近づけやすい |
| ブリーチ1回程度 | 10〜20%程度 | 明るいピンクの印象に近づきやすい |
薄める割合の一例として、トリートメントやコンディショナー40グラムに対して紫トリートメント8グラムを混ぜると、およそ20%の濃度になります。分量をはかりながら混ぜると、毎回の仕上がりを安定させやすくなります。
薄めすぎの注意点
紫はピンクのすぐ隣に位置する色のため、薄めすぎると赤紫や紫みの赤へと転びやすくなります。最初から薄めすぎず、少量ずつ様子を見ながら調整するようにしましょう。
よくある質問
💬 よくある質問
ピンクのカラートリートメントを使ったのに赤っぽくなるのはなぜですか?
ベースの明るさとピンクの色みの関係にズレがあると、狙った発色にならず赤みが強く出やすくなります。特に暗めのベースほど赤やオレンジに寄って見える傾向があります。
茶髪(ブリーチなし)でもピンクに近づける方法はありますか?
ピンクではなく紫(青紫寄り)のトリートメントを使うと、赤みが抑えられてピンクに近い印象へ寄せやすくなります。仕上がりを完全に一致させるのは難しい点は押さえておきましょう。
紫トリートメントは何%くらいに薄めればいいですか?
茶髪であれば50%以内、ブリーチ1回程度であれば10〜20%を目安に薄めると、色みのバランスを取りやすくなります。
紫トリートメントを薄めすぎるとどうなりますか?
薄めすぎると紫が隣り合う赤紫や紫みの赤へと転びやすくなるため、少量ずつ様子を見ながら調整するのがおすすめです。
一番綺麗なピンクに仕上げるにはブリーチ何回くらい必要ですか?
透明感のあるピンクを目指すなら、ブリーチを複数回重ねて髪を十分に明るくしてからピンクをのせる方法が近道とされています。
まとめ
セルフカラーでピンクを狙ったのに赤や紫になってしまうのは、髪のベースの明るさとカラー剤の色相にズレがあるためです。今すぐブリーチを重ねるのが難しい場合でも、紫(青紫寄り)トリートメントを髪の状態に合わせて薄めることで、ピンクに近い印象へ寄せることはできます。ご自身の髪の状態と照らし合わせながら、無理のない範囲でチャレンジしてみてください!



